be a thorn in ~'s side
意味〜にとって目の上のたんこぶだ
- although they're usually just a thorn in our sides
- The delay has been a thorn in our side all month.
💡 thorn はとげ。わき腹に刺さったとげのように、命にかかわらないが、ずっと痛む存在を指します。強い敵ではなく厄介者という評価で、組織の報告書でも見かける硬さの表現です。
Episode Summary
The guild gathers to watch a rematch and starts betting on it, but a messenger from the Magic Council interrupts and arrests Erza for property damage. The language is institutional and wry: a thorn in our sides, positions given up to save face, a slap on the wrist, and the accusation that she is their scapegoat.
これは 上級レベル版。be a thorn in ~'s side / save face / a slap on the wrist / let ~ off the hook のような表現に、farce / formality / perpetrator / scapegoat / staunch のような語彙を合わせました。すべて第10話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第10話の評議会・法廷・ギルドでの品定めから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be a thorn in ~'s side
意味〜にとって目の上のたんこぶだ
💡 thorn はとげ。わき腹に刺さったとげのように、命にかかわらないが、ずっと痛む存在を指します。強い敵ではなく厄介者という評価で、組織の報告書でも見かける硬さの表現です。
save face
意味面目を保つ
💡 face は面子(メンツ)。save face は「体面を守る」、反対の lose face が「顔をつぶす」です。実利ではなく評判のために動くときに使われ、批判的な色を帯びることが多い表現です。
let ~ go to one's head
意味〜で舞い上がる
💡 成功や称賛が頭に上ってしまうという言い方。it の中身はほめ言葉・勝利・肩書きなどです。自分について否定形で使うと浮かれていないという謙遜になり、受賞の挨拶などで重宝します。
make one's heart skip a beat
意味どきっとさせる
💡 skip a beat は鼓動が一拍飛ぶ。恋の場面で使われることが多いですが、驚き・緊張にも同じように使えます。この回では思い返して胸がざわつく意味で出てきます。
put one's money on ~
意味〜に賭ける/〜だと見る
💡 賭け事の言い方ですが、実際には予想を述べるときによく使われます。I'd と仮定法にするのが型で、断定を避けつつ自分の見立てを出せるのが利点。会議で意見を求められたときにも使えます。
mop the floor with ~
意味〜を完膚なきまでに打ち負かす
💡 相手を雑巾にして床を拭くという、かなり誇張のきいた表現です。スポーツや討論の一方的な勝ちを指し、勝った側が自分について言うと自慢になるので、第三者の実況として使うのが自然です。
on behalf of ~
意味〜を代表して/〜に代わって
💡 代理・代表を示す定型句で、in behalf of(〜のために)とは別物です。式辞・通知・法廷など改まった場の言い回しで、この回では使者が身分を名乗る場面に出てきます。文頭にも文末にも置けます。
a slap on the wrist
意味軽いおとがめ
💡 手首を軽くたたくだけの罰、つまり罪に見合わない軽い処分。報道でよく使われ、処分が甘すぎるという批判の含みを持ちます。get off with ~ と組むのが定番の形です。
let ~ off the hook
意味〜を見逃す/解放してやる
💡 hook は釣り針。かかった魚を外してやるイメージから、責任や約束から解放する意味になりました。off the hook だけで「もう責められない状態」を指し、You're off the hook. と言えば「もう大丈夫」。
pull ~ off
意味〜をやってのける
💡 難しいことを成功させる句動詞です。succeed と違い、できそうになかったのにという含みが必ず入ります。目的語が代名詞のときは pull it off とあいだに挟むのが決まりです。
〈上級〉言い切る・見立てを述べる・たしなめる——改まった場でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
End of story.
意味その話はそれで終わり。
It's a tough call.
意味判断が難しいところだ。
kick it up a notch
意味一段階ギアを上げる
You're their scapegoat.
意味君は彼らの身代わりだ。
Let's be civil.
意味穏便にいきましょう。
Do not stand in my way.
意味私の邪魔をするな。
~ was just a formality
意味〜は形だけのものだった
pick up where we left off
意味中断したところから再開する
at an alarming rate
意味驚くような速さで
That is quite a feat.
意味それは大したものだ。
第10話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
make + 目的語 + look like ~make the ones listed down here look like child's play in comparison
下の掲示の依頼が児戯に見えるほどだ。
比較して見劣りさせる型。make A look like B で「A を B のように見せる」。in comparison を添えると両者を並べた上での評価だと明示できます。child's play はたやすいことの決まり文句です。
他にも使える例:
There's no + 名詞 + that ~there's no amount of money that's worth risking your life over
命を懸けるに値する金額など存在しない。
そんなものは存在しないと言い切る型。There is no ~ that … の形で、関係詞節が条件を絞り込みます。no amount of ~(どれだけの〜でも)はこの型と相性がよく、価値判断を述べるときの定番です。
他にも使える例:
would have + 過去分詞They probably would have found me guilty
おそらく有罪にされていただろう。
実際には起きなかった過去を語る形。would have + 過去分詞で「あのままなら〜していただろう」。probably を挟むと断定がゆるみ、推測だと明示できます。話し言葉では would've と縮まります。
他にも使える例:
let ~ off the hook
〜を見逃してやる
釣り針から魚を外してやる——そこから責任や約束から解放する意味になった句動詞です。let ~ off だけでも「見逃す」になりますが、off the hook をつけると追及されていた状態から外すという含みが強まります。自分について I'm off the hook. と言えばもう責めを負わなくてよくなった。交渉や謝罪の場面で、許すかどうかを一語で示せる便利な形です。
They're usually just a thorn in our sides.
いつもは厄介者でしかない。
That is quite a feat.
それは大したものだ。
I have come here on behalf of the Magic Council.
評議会を代表して参りました。
That trial was just a formality.
あの裁判は形だけのものだった。
I'm not letting you off the hook that easy!
そう簡単には見逃さないぞ。
第10話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第10話は、責任を語る・見立てを述べる・追及をゆるめる回。be a thorn in ~'s side / save face / a slap on the wrist / let ~ off the hook のような表現から、farce / formality / perpetrator / scapegoat のような語彙まで扱いました。誰が責めを負うのかを淡々と述べる言い方は、社内の報告で感情的にならないためのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第10話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第10話「ナツ vs. エルザ」は、約束した再戦から始まる回。ギルド中が見物に集まり、どちらが勝つかで賭けが始まるほどの騒ぎになります。勝負がつく前に評議会の使いが現れ、エルザが連行されるという展開に。後半は法廷の場面と、ギルド最強は誰かという話で幕を閉じます。
この 上級版 では、be a thorn in ~'s side / save face / a slap on the wrist / let ~ off the hook を中心に据えました。語彙は farce / formality / perpetrator / scapegoat / staunch で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、責任のありかを語る英語です。「面目を保つために」「軽いおとがめで済ませる」「身代わりにされている」——誰が引き受けるのかをめぐる言い方が並びます。見立てを述べる側では I'd put my money on ~ が断定せずに意見を出す型として効き、It's a tough call. が判断を保留するときに使えます。第10話は責任を語る・見立てを述べる・追及をゆるめる回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第10話は決闘と裁判の回。頼む・受け流す・責任をなすりつける——やりとりの型がまとめて手に入ります。
いちばん効いたのは、「そう簡単には見逃さない」という追及の言い方でしたね。
be a thorn in ~'s side / save face / a slap on the wrist / let ~ off the hook など、責任を語り、見立てを述べ、追及をゆるめるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。