take the liberty of ~ing
意味勝手ながら〜しておく
- the liberty of straightening the temple
- I took the liberty of booking a table.
💡 liberty は自由から転じて差し出がましい振る舞い。断りなくやったことを、丁寧に告げる型です。ビジネスメールの定番ですが、丁寧な形で押しつける言い方でもあるので、相手が嫌がりそうなことには向きません。
Episode Summary
Two fighters argue about who gets to take the opponent, a tilted building is quietly put back upright, and the ceremony resumes. The language swings between schoolyard taunts and elaborate courtesy: I took the liberty of, pray tell, say what you will, alas.
これは 上級レベル版。take the liberty of ~ing / when push comes to shove / on second thought / Say what you will. のような表現に、boisterous / fangs / falter / reek / creations のような語彙を合わせました。すべて第16話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第16話の慇懃な口上・勝負の最中の応酬・言い分の切り返しから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
take the liberty of ~ing
意味勝手ながら〜しておく
💡 liberty は自由から転じて差し出がましい振る舞い。断りなくやったことを、丁寧に告げる型です。ビジネスメールの定番ですが、丁寧な形で押しつける言い方でもあるので、相手が嫌がりそうなことには向きません。
when push comes to shove
意味いざとなったら
💡 push(押す)が shove(突き飛ばす)にエスカレートしたとき——つまり事態が切迫したとき。in an emergency より口語的で、本性が出る場面を語るのに向きます。文頭に置いてコンマで区切るのが基本形です。
on second thought
意味やっぱり/考え直してみると
💡 いったん言ったことを引っ込める前置き。second は「二度目の考え」で、イギリス英語では on second thoughts と複数形になります。have second thoughts なら迷いが出るという別の慣用です。
let ~ down
意味〜を失望させる/期待を裏切る
💡 let down は当てにしていたのに応えられない。disappoint と近いのですが、頼られていた関係が前提にあります。名詞の a letdown は期待はずれのもので、一語につづります。
I'd rather not ~.
意味できれば〜したくない。
💡 would rather はどちらかといえば〜したい。否定は not をrather の直後に置きます。I wouldn't rather とは言いません。理由を言わずに断れるので、角を立てずに辞退するときの定番です。
at long last
意味ようやく/待ちに待った
💡 at last に long を挟んだ強調形で、待った時間の長さが前面に出ます。finally が中立なのに対し、こちらは感慨を含むのが特徴。喜びにも、この回のように執念にも使われます。
pray tell
意味いったい(皮肉を込めて)
💡 pray はどうかという古い言い方で、pray tell で「どうかお聞かせ願いたい」。現代ではほぼ皮肉専用です。文中に挟んでコンマで区切るのが型。慇懃無礼を演出したいときに効きます。
Say what you will.
意味何とでも言うがいい。
💡 what you will はあなたが言いたいことという古風な言い回し。will がここでは意志の本動詞です。批判は受け止めるが、意見は変えないという構え。あとに自分の主張を続けるのが定番の流れです。
step up one's game
意味本気を出す/水準を上げる
💡 スポーツ由来の言い方で、今のままでは足りないという前提があります。try harder より前向きに響くため、チームへの発破としてよく使われます。up your game と短くしても通じます。
miss the point
意味要点を取り違える
💡 肝心なところを外しているという指摘。be wrong と違って事実ではなく着眼のずれを言います。somewhere along the way(どこかの時点で)と組むと、途中までは合っていたという含みになり、指摘がやわらぎます。
〈上級〉切り出す・受け流す・言い添える——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
commence ~
意味〜を開始する(硬い語)
at your service
意味何なりとお申しつけを
make quick work of ~
意味〜を手早く片づける
won't stand for it
意味黙って見過ごさない
have a score to settle with ~
意味〜には借りがある
Alas,
意味残念ながら(文語)
as we speak
意味今まさに
That's hardly a concern.
意味それは問題にならない。
Fooled you, didn't I?
意味引っかかったな。
In other words,
意味言いかえれば、
第16話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
take the liberty of + 動名詞I took the liberty of straightening the temple.
勝手ながら、建物をまっすぐにしておきました。
断りなくやったことを丁寧に告げる型。of のうしろは必ず動名詞です。take the liberty to do という形も見かけますが、of ~ing のほうが標準。メールでは I took the liberty of ~ing. I hope that's all right. と一言添えるのが定石です。
他にも使える例:
would rather (not) + 動詞の原形I'd rather not waste my magic energy on you.
君に魔力を使うのは避けたい。
好みを述べる助動詞的な言い回し。うしろは原形で、to はつきません。否定は would rather not とrather の直後に not。比較の相手を出すときは than を使い、そこも原形のままです。
他にも使える例:
動名詞を主語にした対比Knowing is one thing, believing is another.
知っているのと信じているのは別のことだ。
A is one thing, B is another. で二つは別ものだと切り分ける型。動名詞をそのまま主語に立てると、行為そのものを比べる形になります。議論で混同を正すときに効き、書き言葉でもそのまま使えます。
他にも使える例:
take the liberty of ~ing
勝手ながら〜しておく
断りなくやったことを、丁寧に申し出る言い方です。liberty は「自由」ですが、ここでは差し出がましい振る舞いを指します。つまり「出過ぎたまねをしましたが」と先に頭を下げてから報告する形。うしろは必ず動名詞です。気をつけたいのは、丁寧な形で押しつける言い方でもあること。相手が嫌がりそうなことに使うと、丁寧さがかえって嫌みに響きます。この回で慇懃な人物が使っているのも、まさにその効果をねらった場面です。喜ばれる範囲の先回りにとどめておくのが安全です。
Pardon the interruption.
お話し中に失礼します。
On second thought, that's not a good idea.
やはり、それはよくない。
I'd rather not waste my magic energy on you.
君に魔力を使うのは避けたい。
And why is that, pray tell?
それはまた、どういう理由で?
Knowing is one thing, believing is another.
知るのと信じるのは別のことだ。
第16話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第16話は、先回りする・言い直す・切り分ける回。take the liberty of ~ing / when push comes to shove / on second thought / Say what you will. のような表現から、boisterous / fangs / falter / reek のような語彙まで扱いました。断りなくやったことを丁寧に告げる言い方は、先回りした仕事を報告するときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第16話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第16話「ガルナ島 最終決戦」は、誰が相手をするかの押し問答から始まる回。傾けたはずの建物が元に戻され、儀式が仕切り直される展開になります。中盤は魔法を使わない取っ組み合いと、慇懃な物言いの相手とのやりとり。後半はそれぞれの決着がつき、封印の氷が溶けはじめるところで幕を閉じます。
この 上級版 では、take the liberty of ~ing / when push comes to shove / on second thought / Say what you will. を中心に据えました。語彙は boisterous / fangs / falter / reek / creations で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、丁寧に構える英語です。「勝手ながらやっておきました」「いざとなれば」「やはり考え直すと」——慇懃な言い回しがそろって出てきます。切り返す側では Say what you will. が批判は受けるが譲らない構えを作り、miss the point が着眼のずれを指摘するときに効きます。第16話は先回りする・言い直す・切り分ける回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第16話は言い合いながら決着へ向かう回。からかう・見くびる・丁重に構えるときの型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「勝手ながら〜しておきました」という take the liberty of でしたね。
take the liberty of ~ing / when push comes to shove / on second thought / Say what you will. など、先回りし、言い直し、切り分けるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。