be impervious to ~
意味〜を受け付けない
- impervious to fire attacks
- The coating is impervious to water.
💡 impervious は通さない。物理的には水や熱を通さない、比喩では批判や忠告がまるで効かない。be impervious to criticism が定番の組み合わせで、ほめにも皮肉にもなるのが特徴です。immune to ~ が免疫がある寄りなのに対し、こちらは素材そのものが通さないという手触り。
Episode Summary
Two fire users meet and spend the fight arguing about whether either of them can hurt the other. Elsewhere the guild debates whether to let a member go, and an ornately polite opponent needles him. The language is formal on the surface and hostile underneath: it appears, are you insinuating, how dare you, rumors floating around.
これは 上級レベル版。It appears (that) ~ / Are you insinuating ~? / buy ~ time / outsmart ~ のような表現に、impervious / facade / budge / berserk / grunts のような語彙を合わせました。すべて第24話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第24話の慇懃な挑発・評判をめぐる当てこすり・時間稼ぎの相談から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be impervious to ~
意味〜を受け付けない
💡 impervious は通さない。物理的には水や熱を通さない、比喩では批判や忠告がまるで効かない。be impervious to criticism が定番の組み合わせで、ほめにも皮肉にもなるのが特徴です。immune to ~ が免疫がある寄りなのに対し、こちらは素材そのものが通さないという手触り。
Are you insinuating ~?
意味〜だとほのめかしているのか?
💡 insinuate はそれとなく匂わせる。はっきり言わずに悪いことをほのめかすという否定的な含みが最初から入っている語です。だから Are you insinuating ~? は言いたいことがあるならはっきり言えという詰問になります。imply が中立なのに対し、insinuate は常に相手を責めるほうに働きます。
How dare you ~
意味よくも〜できたものだ
💡 dare があえて〜するの意味で働く古い形。疑問文の語順なのに、問いではなく非難——だから文末はピリオドでも成立します。うしろは動詞の原形で、How dare you! と切り上げてもかまいません。芝居がかった強さがあるので、本気の抗議か、おどけのどちらかで使う表現です。
rumors floating around
意味出回っているうわさ
💡 float around はあてもなく漂っている。うわさが出所も分からないまま漂うようすをそのまま絵にした言い方です。spread が広がっていく動きを指すのに対し、こちらはすでにそこらに漂っている状態。There's a rumor going around も同じ働きの定番形です。
buy ~ time
意味〜のために時間を稼ぐ
💡 buy が代償を払って手に入れるの意味で働く型。何かを差し出して時間を得るという発想なので、根本的な解決ではないという含みが必ず残ります。buy time 単独でも使え、a stalling tactic(引き延ばし策)と並びやすい語。交渉やプロジェクトの報告で重宝します。
outsmart ~
意味〜の裏をかく
💡 out- は〜より上回るを作る接頭辞。smart と組んで知恵で勝つという一語になります。力ではなく頭でという点が要で、負けた側が使うと相手への敬意がにじみます。同じ作りの outperform、outlast、outnumber もout- = 上回るで読み解けます。
work out well for ~
意味〜にとって良い結果になる
💡 work out はthings が収まるべきところに収まる。well と for ~ を添えると誰にとって良い結果かを明示できます。否定形にすれば穏やかな警告になり、This isn't going to work out well for anyone. のように角を立てずに先を読ませる言い方に。work out は「運動する」「解く」とも別義があります。
keep one's distance
意味距離を取る
💡 近づきすぎないという構え。物理的な間合いにも、人間関係にも使えます。keep a distance ではなく所有格を挟むのが定型で、keep your distance と命令形にすれば警告に。keep ~ at arm's length(腕一本ぶん離しておく)も同じ気分を表す言い回しです。
It appears (that) ~
意味どうやら〜のようだ
💡 appear がそう見えるの意味で働く形式主語の型。It seems ~ とほぼ同じ内容ですが、appear のほうが硬く、観察に基づく響きがあります。that は省略できます。断定を避けながら事実を置くので、報告書や調査結果でよく使われ、責任の所在をぼかす働きもします。
pull together
意味力を合わせる
💡 ばらばらの力を一方向へそろえるという像。苦境のときに言うのが定番で、when times are tough と並びやすい表現です。同じ pull でも、pull yourself together は個人が立て直す、pull together は集団がまとまる——再帰代名詞の有無で意味が変わります。
〈上級〉当てこすりを返す・独り占めをとがめる・猶予を尋ねる——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
can't fool ~
意味〜はだませない
in the middle of ~
意味〜の最中に
won't budge
意味びくともしない
for no good reason
意味これといった理由もなく
You call that ~?
意味それを〜と呼ぶのか。
hog ~
意味〜を独り占めする
when times are tough
意味苦しいときには
work things out
意味話をつけて解決する
Do you think this is a game?
意味遊びだと思っているのか。
How long do you think we have?
意味猶予はどれくらいだと思う?
第24話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
A is one thing, but BFighting grunts is one thing, but this is different.
下っ端と戦うのとこれとでは話が別だ。
二つを並べて、同列に扱うなと示す型。前半で相手の論拠を一度認め、but 以下で次元が違うと切り返します。譲歩を挟むぶん頭ごなしにならないのが利点で、議論や意見書で重宝します。A is one thing; B is quite another. という整った書き言葉の形も覚えておくと便利です。
他にも使える例:
~, which means …(関係代名詞の非制限用法)Now you're swordless, which means I've got the upper hand.
剣を失った——つまりこちらが優位だ。
直前の文全体を受ける which の使い方。コンマが必須で、that に置き換えることはできません。which means ~ の形にすると事実を述べてから、その含意を足すという二段構えの一文になります。報告書で解釈を添えるのに便利な型です。
他にも使える例:
either of ~ / neither of ~This isn't going to work out well for either of us.
これはどちらにとっても良い結果にならない。
二者を受ける代名詞の使い分け。either はどちらか一方、neither はどちらも〜ない。否定文では not ~ either がneither と同じ内容になります。うしろは of + 複数名詞で、動詞は原則として単数扱い——Neither of them is coming. が規範的な形です。
他にも使える例:
buy ~ time
〜のために時間を稼ぐ
何かを差し出して、そのぶん時間を手に入れる——それが buy time の発想です。buy がここでは代償を払って得るの意味で働き、buy ~ time と二重目的語を取れます。It bought us time. のように誰のための時間かを先に置くのが自然です。この表現には必ず但し書きが付きます。稼いだ時間は解決そのものではない——だから buy time は先送りの含みと切り離せません。会議で That only buys us time. と言えば、根本の手当てが別に要るという警告になります。近い言い方に stall(引き延ばす)、play for time(時間かせぎをする)。stall は相手の進行を止めるほうに寄り、buy time は自分の側に猶予を作るほう——どちらを向いているかで使い分けます。
He outsmarted me.
裏をかかれた。
Are you insinuating
ほのめかしているのか——
How dare you insult me like that.
よくもそんな侮辱ができたものだ。
It won't even budge.
びくともしない。
Don't waste your time.
時間の無駄だ。
第24話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第24話は、含みをほのめかす・時間を稼ぐ・二者を分ける回。It appears (that) ~ / Are you insinuating ~? / buy ~ time / outsmart ~ のような表現から、impervious / facade / budge / berserk のような語彙まで扱いました。事実を述べてから含意を足す言い方は、報告に解釈を添えるときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第24話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第24話「その涙を見ない為に」は、仲間のものまねで笑い合う場面から始まる回。本編では炎を操る者どうしがぶつかり、相性の悪さが先に語られます。中盤で砲の問題に決着がつき、次の難題が持ち上がる。後半は送り出す側の迷いと、慇懃な物言いの挑発が続きます。
この 上級版 では、It appears (that) ~ / Are you insinuating ~? / buy ~ time / outsmart ~ を中心に据えました。語彙は impervious / facade / budge / berserk / grunts で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、形を整えたまま刺す英語です。「どうやらそうらしい」「ほのめかしているのか」「よくもそんなことを」——丁重さと敵意が同居する言い方が並びます。含意を足す側では ~, which means … が事実に解釈を重ね、A is one thing, but B が同列に扱うなと示すときに効きます。第24話は含みをほのめかす・時間を稼ぐ・二者を分ける回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第24話はものまねの軽口から始まる回。けんかを売る・挑発に返す・立て直す型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「時間を稼ぐ」という buy ~ time でしたね。
It appears (that) ~ / Are you insinuating ~? / buy ~ time / outsmart ~ など、含みをほのめかし、猶予を作り、二者を分けるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。