a mean streak
意味意地の悪いところ
- You've got a real mean streak
- He has a mean streak when he's tired.
💡 streak は筋・一本の線。そこから性格の中に走っている一筋の傾向を指します。その人の全部ではないという含みが大事で、a stubborn streak、a wild streak のように形容詞を替えて応用できます。a winning streak(連勝)は別の意味なので、文脈で見分けましょう。
Episode Summary
After the war the guild is questioned by the council and starts rebuilding. One member goes back to the estate she ran from and is received with formal courtesy that turns into pressure. The language is measured and hierarchical: to some extent, from what I can gather, a lady of your status, you may return to your room.
これは 上級レベル版。to some extent / take a turn for the worse / from what I can gather / come to one's senses のような表現に、bruise / interrogations / lash / selfishly / waterworks のような語彙を合わせました。すべて第29話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第29話の人物評・情勢の報告・格式ばった受け答えから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
a mean streak
意味意地の悪いところ
💡 streak は筋・一本の線。そこから性格の中に走っている一筋の傾向を指します。その人の全部ではないという含みが大事で、a stubborn streak、a wild streak のように形容詞を替えて応用できます。a winning streak(連勝)は別の意味なので、文脈で見分けましょう。
to some extent
意味ある程度までは
💡 extent は範囲・程度。全面的ではない同意を示すための句です。to a certain extent、to a large extent と度合いを調節でき、To what extent ~? と疑問文にもなります。断定を避けつつ立場を示せるので、議論や報告で重宝する表現です。
take a turn for the worse
意味悪いほうへ転じる
💡 a turn は局面の変わり目。for the worse が悪い方向へを示します。対になる take a turn for the better もあり、対で覚えるのが効率的。病状・天候・情勢のように自分では動かせないものが主語になるのが自然で、報道でよく使われる形です。
from what I can gather
意味わたしが見聞きしたかぎりでは
💡 gather は集めるから情報を寄せ集めて察するへ。断片的な情報からの推測だと断る前置きです。from what I hear よりも自分で拾い集めたという手触りがあり、確度をぼかしつつ報告できるのが便利。議事録やメールでそのまま使えます。
can't help but ~
意味〜せずにはいられない
💡 抑えようとしても止まらない気持ちを表す型。うしろは動詞の原形です。似た形の can't help ~ing もほぼ同じ意味ですが、こちらは動名詞——I can't help wondering.。but なら原形、but なしなら -ing。この対応を押さえておけば混同しません。
come to one's senses
意味正気に返る
💡 senses は正常な判断力。迷いや興奮から我に返ることを表します。複数形で、所有格を挟むのが決まった形。言われる側からすればそれまでが狂っていたという前提になるので、上から目線に響きやすい表現です。この回でもまさにその調子で使われています。
be affiliated with ~
意味〜に属している
💡 affiliate は系列に加える。受け身で組織とつながりがあることを表します。belong to ~ より形式ばっていて、提携・加盟のような公的な関係に使われます。履歴や紹介文で頻出し、be not affiliated with ~ は無関係だと明言するための定型です。
an investment in one's future
意味将来への投資
💡 今の出費や我慢を、先の利益として言い直す言い方。investment が損ではなく仕込みだと位置づけます。教育や研修の説得でよく使われる定番ですが、相手の意思を押し切る口実にもなり、この回はまさにその使われ方。誰にとっての投資かが焦点になる表現です。
be confronted by ~
意味〜に行く手をふさがれる
💡 confront は正面から向き合う。受け身にすると避けようのない相手や事態に直面する。face より硬く、こちらに選択肢がない響きです。対象は人にも事態にも使え、be confronted with ~ と前置詞を替えると問題を突きつけられるほうに寄ります。by は相手、with は事柄と分けると自然です。
state the obvious
意味分かりきったことを言う
💡 state ははっきり述べる。誰もが知っていることをわざわざ言うことを指し、たいてい皮肉として使われます。Way to ~ と組めばよくやったことという当てこすりに。自分に使う at the risk of stating the obvious は念のため申し上げますがという丁寧な前置きになります。
〈上級〉場を締める・出席を求める・言い分を突く——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
be on someone's turf
意味人の縄張りにいる
That is all for now.
意味今日はここまでだ。
request one's presence
意味出席を求める
a lady of one's status
意味身分ある淑女
talk things out
意味話し合って解決する
It didn't have to be this way.
意味こうなる必要はなかった。
on an empty stomach
意味空腹のままで
be draining
意味消耗する
be rounded up
意味ひとところに集められる
You may return to ~.
意味〜へ戻ってよろしい。
第29話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
without even ~ingHe up and left without even saying a single word.
ひと言も残さずに、いきなり去った。
最低限のことすらしなかったと責める型。without のうしろは動名詞で、even がそこまでもという強調を足します。even を抜くとただの事実になり、入れると非難になる——一語で色が変わるのが要点です。without so much as ~ing はさらに強い形。
他にも使える例:
It's been a while since ~It's been a while since I've had to wear one.
これを着るのも久しぶりだ。
前にそうしてから時間が経ったと述べる型。主節は現在完了、since のあとは過去形か現在完了。It's been a while. だけで久しぶりですねという挨拶にもなります。It's been ages since ~ と言えばもっと大げさに。再会の場面でそのまま使える便利な形です。
他にも使える例:
may + 動詞の原形(許可を与える)You may return to your room.
部屋へ戻ってよろしい。
may の許可の用法。can と同じ内容を伝えますが、上の立場から与えるという響きが強く出ます。だから親が子に、上司が部下にという場面か、格式ばった案内に限られるのがふつう。May I ~? と疑問文にすればこちらが許可を求める丁寧な形になります。
他にも使える例:
come to one's senses
正気に返る
迷いや興奮から抜け出して、まともな判断に戻る——それを表すのがこの句です。senses は五感ではなく正常な判断力のこと。だから必ず複数形で、所有格を挟みます。come to your senses、came to his senses——come to the senses とは言いません。使ううえで気をつけたいのが含みです。「正気に返った」と言うからには、それまでは正気ではなかったという判定が前提になります。本人に面と向かって言えば、これまでの選択を全否定することになりかねません。この回でも、迎える側が満足げに口にした一言が、そのまま相手を見下す響きになっています。近い言い方に come around(考えを改める)。こちらは相手の立場に寄ってくるという意味で、否定の含みがありません。角を立てたくないときは、そちらを選ぶのが無難です。
Way to state the obvious
分かりきったことをどうも——
From what I can gather,
見聞きしたかぎりでは——
That is all for now.
今日はここまでだ。
You may return to your room.
部屋へ戻ってよろしい。
It didn't have to be this way.
こうなる必要はなかった。
第29話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第29話は、程度を限る・悪化を告げる・許可を与える回。to some extent / take a turn for the worse / from what I can gather / come to one's senses のような表現から、bruise / interrogations / lash / selfishly のような語彙まで扱いました。断定を避けて報告する言い方は、途中経過を伝えるときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第29話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第29話「あたしの決意」は、仲間うちの噂ばなしから始まる回。本編では竜を探す者どうしが互いの手がかりを探り合い、会所では建て直しのどたばたが続きます。中盤で一人が姿を消し、生家へ戻った先で使用人たちとの再会。後半は格式ばったやりとりのすえに、ひとつの決断が告げられます。
この 上級版 では、to some extent / take a turn for the worse / from what I can gather / come to one's senses を中心に据えました。語彙は bruise / interrogations / lash / selfishly / waterworks で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、ぼかしながら伝える英語です。「ある程度までは」「見聞きしたかぎりでは」「悪いほうへ転じた」——断定を避けて報告する言い方が並びます。格式ばった側では may + 動詞の原形 が上から許可を与える響きを作り、without even ~ing が非難の一語として効きます。第29話は程度を限る・悪化を告げる・許可を与える回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第29話は後片づけと決断の回。噂する・励ます・格式ばって受け答えする型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「正気に返る」という come to one's senses でしたね。
to some extent / take a turn for the worse / from what I can gather / come to one's senses など、程度を限り、悪化を告げ、許可を与えるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。