run out of dough
意味お金が尽きる
- we're gonna run out of dough
- Another taxi and we'll run out of dough.
💡 dough はパン生地ですが、俗語でお金を指します。bread も同じく金を意味する俗語で、生活の糧=食べ物という発想は日本語の「飯の種」に近いところがあります。かなりくだけた語なので仕事では使わず、run out of money、run low on funds に言い換えます。
Episode Summary
We're going to run out of dough, head over heels, you're looking down in the dumps, don't let her steal the show. Short lines for worrying about money, describing infatuation, noticing a low mood, and joking about being upstaged.
これは 中級レベル版。run out of dough / head over heels / down in the dumps / steal the show のような表現に、announcer / lobby / sculptures / stiff / urgent のような語彙を合わせました。すべて第30話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第30話に出てくる、会話でそのまま口から出る表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
run out of dough
意味お金が尽きる
💡 dough はパン生地ですが、俗語でお金を指します。bread も同じく金を意味する俗語で、生活の糧=食べ物という発想は日本語の「飯の種」に近いところがあります。かなりくだけた語なので仕事では使わず、run out of money、run low on funds に言い換えます。
head over heels
意味首ったけで
💡 直訳すると頭がかかとを越える、つまりまっさかさま。そこから夢中になっている状態を表します。fall head over heels for ~ が定型で、恋愛が基本ですが、物や場所に対しても使えます。もとは heels over head だったものがいつのまにか逆転した面白い語誌を持つ句です。
get one's mind off ~
意味〜のことを忘れる
💡 意識をそこから引きはがすという言い方。off が離れるを担います。反対は keep one's mind on ~(集中し続ける)。気晴らしを勧めるときの定番で、take your mind off it と take でも言えます。悩んでいる相手に切り出すための、やわらかい提案の型です。
It's about time.
意味やっとだね。
💡 遅すぎたくらいだという含みを持つ一言。It's time. が中立にその時だと言うのに対し、about が入ると待たされた感じが出ます。うしろに節を続けるときは動詞が過去形になるのが要注意——It's about time they fixed it.。仮定法の名残で、内容は現在のことです。
I've got nothing to lose.
意味失うものは何もない。
💡 賭けに出ても失うものがない——だから踏み切る、という理屈を示す言い方です。have nothing to lose が基本形で、have everything to gain と対にしてnothing to lose and everything to gain と続ける形もよく使われます。自分を奮い立たせるときにも、人の背中を押すときにも使えます。
steal the show
意味主役を食う
💡 本来の主役より注目を集めてしまうこと。steal が奪うのはthe show、つまりその場の関心です。ほめ言葉として使われることが多い一方、出しゃばりという含みにもなります。似た stole the spotlight も同じ働きで、舞台の比喩がそのまま日常に伸びた例です。
stage fright
意味あがり症
💡 fright は突然の恐怖。人前に立ったときのすくみを指します。a case of stage fright と病気のように数えるのが定型で、a bad case、a mean case と程度を形容詞で示せます。nerves よりも体がこわばる感じが強い語です。
Beats me.
意味さあ、分からない。
💡 It beats me. の頭を落とした形。beat は打ち負かすで、その問題に自分が負けた——つまり考えても分からないという意味になります。I don't know. よりくだけていて、軽い。Search me. も同じ気分を表す言い方で、どちらも親しい相手向けです。
right up one's alley
意味まさに得意分野で
💡 alley は路地。いつも通っている道のように慣れていて得意だという比喩です。英国では right up one's street と言い、alley と street で地域が分かれるのが面白いところ。仕事や依頼を勧めるときの定番で、相手を立てながら持ちかけられます。
down in the dumps
意味気分が沈んで
💡 dumps はふさぎこんだ気分を指す古い語。複数形でしか使いません。depressed のような重い語ではなく、一時的な落ち込みを軽く言う表現です。だから声をかけるきっかけとして使いやすく、You look a bit down in the dumps. と切り出せば、気づかいが伝わります。
〈中級〉第30話に出てくる、手の届く範囲の語を10個。難しい言い換えではなく、場面をそのまま思い出せる語だけを選びました。
〈中級〉元気づける・礼を言う・受け流す——その場で口に出る短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Perk up.
意味元気を出して。
We owe you one.
意味借りができたね。
That's my cue.
意味出番だ。
Get to safety.
意味安全なところへ。
Don't get me started.
意味その話はやめて。
hang out
意味たまる/過ごす
You could say that.
意味まあ、そんなところ。
You'll have to excuse the mess.
意味散らかっていてすみません。
Didn't expect to see you again.
意味また会うとは思わなかった。
What's the deal with ~?
意味〜はどうなってるの?
第30話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
What do you think about ~ing?What do you think about taking a job?
仕事を受けるのはどうかな。
相手の考えを聞きながら提案する型。about は前置詞なので、うしろは動名詞です。What do you think about to take とは言えません。How about ~ing? が誘い寄りなのに対し、What do you think about ~? は意見を求める色が濃く、会議でもそのまま使えます。
他にも使える例:
keep ~ingI can't keep doing three performances a day.
一日三回公演なんて続けられない。
同じ動作を続けることを表す形。うしろは動名詞で、keep on ~ing としても意味は変わりません。注意したいのは keep ~ from ~ing——こちらはさせないでおくという正反対に近い意味になります。If this keeps up はこのままの調子だとという便利な決まり文句です。
他にも使える例:
It's about time ~It's about time they fixed that lift.
そろそろ直してくれてもいいころだ。
とっくにそうすべきだったといういらだちを含んだ型。文法上の要点は時制です。内容は現在から未来のことなのに、that 節の中は過去形にします。It's about time we left.(そろそろ出る時間だ)のように。仮定法過去の名残で、It's high time ~ も同じ作りです。
他にも使える例:
down in the dumps
気分が沈んで
なんとなく気持ちが沈んでいる状態を、軽く言うための表現です。dumps はふさぎこんだ気分を指す古い語。十六世紀にはすでに使われていた言い方で、今ではこの句の中にしか残っていません。だから形も固定されていて、つねに複数形、つねに in the dumps の形で使います。in the dump とは言いません。使いどころの勘どころは軽さです。depressed は医学的な含みを持ちうる重い語で、軽い気分の話に当てると大げさになります。down in the dumps なら一時的な落ち込みにちょうど収まるので、You look a bit down in the dumps. と声をかけるきっかけとして使えます。a bit を添えるとさらにやわらかくなり、決めつけずに気づかう言い方になります。近い言い方に feeling blue、under the weather。後者は体調のほうに寄るので、心か体かで選び分けましょう。
It's about time!
やっとだね。
Beats me.
さあ、分からない。
Perk up!
元気を出して。
That's my cue!
出番だ。
You could say that.
まあ、そんなところ。
第30話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第30話は、懐を心配する・気を紛らす・舞台に立つ回。run out of dough / head over heels / down in the dumps / steal the show のような日常の表現と、announcer / lobby / sculptures / stiff のような手の届く語彙で構成しました。上級版と同じ回を扱っていますが、こちらは会話でそのまま口から出る形で揃えています。
編集部が実際に観て厳選した、第30話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第30話「ネクストジェネレーション」は、資金繰りの軽口から始まる回。本編では評議会の裁定が言い渡され、旧友から退き際を説かれます。中盤でひとつの班が正式に結成され、後半は寂れた劇場を満員にする仕事——旗揚げ公演のどたばたが続きます。
この 中級版 では、run out of dough / head over heels / down in the dumps / steal the show を中心に据えました。語彙は announcer / lobby / sculptures / stiff / urgent で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、舞台裏の英語です。「お金が尽きる」「気分が沈んで」「主役を食われる」——送り出す側とあがる側の言葉が並びます。得意分野を言う型は、right up one's alley(まさに得意分野)。英国では street に替わるのが面白いところです。第30話は懐を心配する・気を紛らす・舞台に立つ回です。
総合難易度:★★★☆☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第30話は代替わりが話題になる回。裁定を述べる・退き際を説く・舞台に立つ型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「気分が沈んで」という down in the dumps でしたね。
run out of dough / head over heels / down in the dumps / steal the show など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。