have a score to settle
意味決着をつけるべき因縁がある
- she's got a score to settle
- He has a score to settle with the old supplier.
💡 score は勘定の付け。酒場の帳面に刻んだ借りを清算する——そこから積年の貸し借りにけりをつけるとなりました。settle a score の語順でも同じ。仕返しの色が濃い句なので、穏当に言うなら unfinished business が無難です。
Episode Summary
Old acquaintances meet again while a council works through its procedure. The language is about standing and history: she's got a score to settle, stronger than you give her credit for, whether we like it or not, you should have said that to begin with. Useful for summing up a tangled situation in one line.
これは 上級レベル版。have a score to settle / give someone credit / whether we like it or not / out of the picture のような表現に、jeopardy / legality / solemn / cunning / wholeheartedly のような語彙を合わせました。すべて第38話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第38話の因縁・評価・譲歩の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
have a score to settle
意味決着をつけるべき因縁がある
💡 score は勘定の付け。酒場の帳面に刻んだ借りを清算する——そこから積年の貸し借りにけりをつけるとなりました。settle a score の語順でも同じ。仕返しの色が濃い句なので、穏当に言うなら unfinished business が無難です。
whether we like it or not
意味好むと好まざるとにかかわらず
💡 意向にかかわらず決まっていると示す挿入句。whether ~ or not はどちらであってもという譲歩の型。if では置き換えられないのが要点で、or not と組むときは whether だけです。文頭でも文中でも置けて、現実を突きつける前置きになります。
out of the picture
意味蚊帳の外で・退場して
💡 写真の枠から外れているという絵。もう関わっていない・数に入らないという意味です。be gone よりやわらかく、退場の理由を言わずに済むのが便利なところ。反対は in the picture——関与している、または事情を知らされているという意味になります。
hold ~ over someone's head
意味〜を持ち出して引け目を突く
💡 頭の上にぶら下げて見せつけるという絵。弱みや恩を材料に相手を縛ることを指します。blackmail が脅迫という犯罪なのに対し、こちらは日常の人間関係で使える表現。される側の不満として語られることが多く、Don't hold it over me. と言い返せます。
give someone credit
意味〜を正当に評価する
💡 credit は功績を認めること。give ~ credit for … で…の点で〜を買うとなります。more ~ than you give someone credit for はあなたが思っている以上に〜だという定型。take credit for ~ なら手柄にする——give と take で立場が逆になります。
not in the least
意味少しも〜ない
💡 否定を強める硬い言い方。not at all と意味は同じですが、こちらのほうが改まって聞こえます。Are you afraid? に Not in the least. と返せばまったくという短い否定に。least は little の最上級で、ごく小さな程度すらないという発想です。
Let's test that theory.
意味その説を試してみよう。
💡 相手の主張を検証にかけるという一言。theory はここでは学説ではなく見立て・思い込みを指します。挑発にも、建設的な提案にもなり、口調しだいで色が変わる表現。会議で使えば議論を実証に移す合図になります。
You made a valiant effort.
意味よく健闘した。
💡 valiant は勇敢な。a valiant effort で結果は及ばなかったが立派な奮闘を指します。負けた側をねぎらう定型なので、勝った場面では使いません。a valiant attempt も同じ働き。古風で格調のあるほめ方です。
to begin with
意味そもそも
💡 最初の時点でという意味の挿入句。first of all が列挙の一番目なのに対し、こちらはそもそもの初めからを指すことが多く、後悔や非難と結びつきます。should have + 過去分詞 と組むのが典型。文末に置くのがいちばん自然な位置です。
quite a history
意味浅からぬ因縁
💡 quite a ~ はなかなかの〜。history と組むと込み入った過去のいきさつを指します。詳細をぼかしたまま重みだけ伝えるので、込み入った事情を要約するのに便利。have history with ~ と動詞で言えばあの人とは色々あってという含みになります。
〈上級〉務めを述べる・危険を指摘する・線を引く——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
I'm relieved to hear it.
意味それを聞いて安心した。
our solemn duty
意味我々の厳粛な務め
do whatever it takes
意味何としてもやり遂げる
put ~ at risk
意味〜を危険にさらす
violating protocol
意味手続きに違反する
~ is not my concern
意味〜は私の関知するところではない
a single-minded focus
意味一点に絞った執心
You don't seem too concerned.
意味さほど気にしていないようだね。
Defeat is quite bitter indeed.
意味敗北とは苦いものだ。
We only have ten minutes.
意味あと十分しかない。
第38話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
The reason ~ is because ~The reason they're here is because the others built them.
それがここにあるのは、ほかの者たちが造ったからだ。
理由を主語に立てて説明する型。本来は is that ~ が正式で、is because ~ は口語でよく使われる形です。硬い文章では that を選ぶと安全。The reason why ~ の why は省くのがふつうで、重複を嫌うのが今の書き方です。
他にも使える例:
How is it (that) ~?(詰問の強調)How is it you manage to find fault in everything I say?
どうして私の言うことにいちいち難をつけられるんだ。
単なる why より強い問いを作る型。How is it that ~? はどういうわけで〜なのかという言い方で、驚きや非難がにじみます。that は省略できます。続く節は平叙文の語順——How is it do you manage とはしません。
他にも使える例:
despite + 名詞(譲歩)Despite everything that's happened, she still wants to help him.
あれだけのことがあってなお、彼女は助けたいと思っている。
前置詞なので、うしろは名詞。despite that it happened のように節を続けることはできません。節を置くなら even though ~。in spite of ~ と意味は同じで、despite のほうが一語ぶん短く、文章向きです。despite of は誤り——ここが頻出の落とし穴。
他にも使える例:
give someone credit
〜を正当に評価する
相手の力量をきちんと認める——人を評するときに、英語でもっとも使い勝手のよい句のひとつです。credit はもともと信用。金融の credit と同じ語で、この人はこれだけの値打ちがあると帳面につける——そんな発想です。使い方は三通りあります。give ~ credit for … で…の点を買う。Give her credit. と短く言えばそこは認めてやれという促し。そしてmore ~ than you give someone credit for はあなたが思っているより〜だという定型で、見くびっている相手をたしなめる言い方になります。対になるのが take credit for ~(手柄にする)。give は認める側、take は自分に寄せる側——同じ名詞で立場が正反対になるので、セットで覚えると混同しません。実務でも効きます。反対意見を述べる前にI'll give them credit for ~ と一度認めておくと、批判が公平に聞こえるのです。
whether we like it or not
好むと好まざるとにかかわらず——
You don't seem too concerned
さほど気にしていないようだね——
Let's test that theory
その説を試してみよう——
I'm relieved to hear it.
それを聞いて安心した。
You should have said that to begin with
そもそも最初にそう言ってくれれば——
第38話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第38話は、因縁を語る・正当に評価する・譲歩する回。have a score to settle / give someone credit / whether we like it or not / out of the picture のような表現から、jeopardy / legality / solemn / cunning のような語彙まで扱いました。反対意見の前にまず認めておく言い方は、批判を公平に聞かせたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第38話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第38話「運命」は、再戦を言い張る軽口から始まる回。中盤は塔のなかの果たし合いと、評議会の手続きが交互に進みます。後半は船上での言い合い。引き返すか離れるかで意見が割れ、仲裁の言葉が飛び交います。
この 上級版 では、have a score to settle / give someone credit / whether we like it or not / out of the picture を中心に据えました。語彙は jeopardy / legality / solemn / cunning / wholeheartedly で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、人と事情を語る英語です。「あの二人には浅からぬ因縁がある」「君が思っているより強い」「好むと好まざるとにかかわらず」——込み入った事情を短くまとめる言い方が並びます。理由を立てる型では The reason ~ is because ~、譲歩では despite + 名詞 が働きます。第38話は因縁を語る・正当に評価する・譲歩する回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第38話は仲間が割れて言い合う回。仲裁する・言い分を正す・因縁を語る型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「正当に評価する」という give someone credit でしたね。
have a score to settle / give someone credit / whether we like it or not / out of the picture など、因縁を語り、人を正しく評価し、譲歩しながら押すときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。