fit the bill
意味条件にかなう
- You're not the only one who fits that bill
- A small venue near the station would fit the bill.
💡 張り出しの文句に合っている——興行の看板(bill)に書かれた条件を満たす、というのが語源です。be suitable より口語的で、探していた条件にぴたりと合うという含み。fit the bill、fill the bill のどちらの形も使われます。
Episode Summary
Energy builds past the point of control while the group outside argues about what to do. The language is careful and provisional: it's too soon to tell, there's no sense in worrying, at this point, a suitable replacement. Useful whenever you have to answer without enough information.
これは 上級レベル版。It's too soon to tell. / fit the bill / There's no sense in ~ing / be out of control のような表現に、resonating / medicinal / rampage / elemental / specialties のような語彙を合わせました。すべて第40話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第40話の見立て・保留・条件の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
fit the bill
意味条件にかなう
💡 張り出しの文句に合っている——興行の看板(bill)に書かれた条件を満たす、というのが語源です。be suitable より口語的で、探していた条件にぴたりと合うという含み。fit the bill、fill the bill のどちらの形も使われます。
There's no sense in ~ing.
意味〜しても始まらない。
💡 sense がここでは道理・意味。筋が通らない、益がないという判断です。There's no point in ~ing とほぼ同じですが、sense のほうが分別がないという色を帯びます。うしろは前置詞 in + 動名詞——no sense to do とはしません。
hold back
意味力を出し惜しむ
💡 引き止めて出さないという句動詞。自分について言えば手加減する・言い控える、他動詞なら情報を伏せるという意味にもなります。Don't hold back. は遠慮なく言ってという促し。hold back tears なら涙をこらえる——感情にも使えるのが便利な点です。
couldn't care less
意味まるで気にしない
💡 これ以上は気にしようがない=まったく関心がないという言い方。米口語では could care less とnot を落とす形も広まっていますが、論理的には誤りとされ、書くときは couldn't が安全です。冷たく響くので、相手を選びます。
It's too soon to tell.
意味まだ何とも言えない。
💡 tell がここでは見分ける・判断する。I can't tell.(分からない)と同じ用法です。結論を保留する定型で、楽観にも悲観にも寄らずに済むのが利点。Only time will tell. と続ければ時が経てば分かるという締めになります。
comparable in strength to ~
意味〜に匹敵する力の
💡 comparable は比べられる水準にある。in ~ to … の形でどの点で・何とを示します。similar が似ているのに対し、こちらは同等と見てよいという評価。硬い書き言葉で、仕様や実績を並べる文に向きます。
resonating from ~
意味〜から響いてくる
💡 resonate は共鳴して響く。物理の音にも使いますが、resonate with ~ となると心に響く・共感を呼ぶという比喩に変わります。The message resonated with readers. が典型。前置詞で物理と比喩が分かれる語です。
be out of control
意味手に負えなくなる
💡 制御の外へ出たという言い方。uncontrollable が性質を言うのに対し、こちらは今そうなっている状態を指します。get out of control でそうなる過程、bring ~ under control で収める。三つの形をひと組で覚えると使い回せます。
a suitable replacement
意味しかるべき代わり
💡 suitable は目的にかなった。good が質の高さを言うのに対し、こちらは条件への合致を言います。replacement は人にも物にも使え、後任・代替品のどちらも指せる便利な語。求人や調達の文面でよく並ぶ組み合わせです。
at this point
意味ここまで来た以上
💡 今の段階ではという区切りの句。now が単に今を指すのに対し、こちらはこれまでの経緯を踏まえてという含み。at this point in time は冗長な言い方の代表として嫌われるので、短いまま使うのが賢明です。
〈上級〉手を尽くす・抑え込む・元に戻す——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
an incredible amount of ~
意味とてつもない量の〜
contain the blast
意味爆発を抑え込む
with nowhere to go
意味行き場がないまま
gain power
意味勢いを増す
restore ~
意味〜を元どおりにする
a medicinal compound
意味薬の調合
go on a rampage
意味暴れ回る
caught in the explosion
意味爆発に巻き込まれて
vanish into thin air
意味跡形もなく消える
barely have the strength to ~
意味かろうじて〜できるだけの力しかない
第40話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
There's no sense in ~ingThere's no sense in redoing it now.
今さらやり直しても始まらない。
益がない・筋が通らないと判断を述べる型。in は前置詞なのでうしろは必ず動名詞です。There's no point in ~ing とほぼ同じですが、sense のほうが分別を欠くという色。It makes no sense to ~ と書き換えるとこちらは to 不定詞——形が入れ替わるので並べて覚えます。
他にも使える例:
too ~ to …(否定の含み)It's too soon to tell.
判断するには早すぎる。
〜すぎて…できないという型。not を使わずに否定を表すのが要点です。tell はここで見分けるの意味。主語を補うならtoo soon for us to tell とfor + 人を挟みます。so ~ that … に書き換えると節になり、否定語が必要になります。
他にも使える例:
数量表現 + the + 名詞The new method does it in half the time.
新しいやり方なら半分の時間で済む。
half、twice、double、three times は冠詞の前に置きます。in half the time、twice the price の語順が正しく、in the half time とすると別の意味に。比較の対象を出すときはtwice the price of the old one とof で続けます。
他にも使える例:
It's too soon to tell.
まだ何とも言えない
判断を急がない——仕事でも日常でも、これほど出番の多い保留の一言はありません。鍵は tell の意味です。ここでは話すではなく見分ける・判断する。I can't tell the difference.(違いが分からない)と同じ用法です。構文は too ~ to …。〜すぎて…できないという形で、not を使わずに否定を表します。つまりこの一文は判断するには早すぎる=まだ判断できないという二重の作りになっています。使いどころは結論を迫られたとき。I don't know. と答えると見ていないように聞こえますが、この一言なら見てはいるが、まだ材料が足りないと伝わります。続けるなら Let's check again next week. のようにいつ判断するかを添えると、先延ばしに聞こえません。相性のよい決まり文句が Only time will tell.。同じ tell を使った言い方で、時が経てば分かるという締めになります。
It's still too soon to tell
まだ何とも言えない——
There's no sense in worrying
案じても始まらない——
a suitable replacement
しかるべき代わり——
At this point
ここまで来た以上——
contain the blast
爆発を抑え込む——
第40話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第40話は、判断を保留する・条件にかなうと述べる・抑え込む回。It's too soon to tell. / fit the bill / There's no sense in ~ing / be out of control のような表現から、resonating / medicinal / rampage / elemental のような語彙まで扱いました。材料が足りないと認めたまま答える言い方は、結論を迫られたときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第40話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第40話「妖精女王、散る」は、塔のなかの攻防と、外から見守る仲間たちを行き来する回。中盤でためこまれた力が制御を失い、退避をめぐるやりとりが続きます。終盤はずっと昔の手当ての場面が差し挟まれます。
この 上級版 では、It's too soon to tell. / fit the bill / There's no sense in ~ing / be out of control を中心に据えました。語彙は resonating / medicinal / rampage / elemental / specialties で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、結論を急がない英語です。「まだ何とも言えない」「案じても始まらない」「ここまで来た以上」——材料が足りないと認めたまま話を進める言い方が並びます。否定を含む型では too ~ to … がnot を使わずに否定を表し、There's no sense in ~ing が益がないと切り捨てます。第40話は判断を保留する・条件にかなうと述べる・抑え込む回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第40話は外から見守る側の言葉が印象に残る回。様子を確かめる・励ます・見通しを保留する型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「まだ何とも言えない」という It's too soon to tell. でしたね。
It's too soon to tell. / fit the bill / There's no sense in ~ing / be out of control など、判断を保留し、条件を語り、事態を抑え込むときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。