throw in the towel
意味負けを認めて退く
- throw in the towel
- After three rejections they threw in the towel.
💡 ボクシングで陣営がタオルを投げ入れる——試合をそこで止める合図が語源です。give up より公に負けを認める色が濃く、続ける力はあるが、もう終わりにするという含み。英国では throw in the sponge とも言い、古い形として残っています。
Episode Summary
A contest drags on and the argument turns to when to quit. The language is about stepping back and sizing people up: throw in the towel, at the drop of a hat, losing your edge, too soft for your own good. Useful for talking about endings without sounding defeated.
これは 上級レベル版。throw in the towel / at the drop of a hat / by all means / lose one's edge のような表現に、relinquishing / trustworthy / resourceful / irksome / pawns のような語彙を合わせました。すべて第43話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第43話の引き際・人物評・快諾の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
throw in the towel
意味負けを認めて退く
💡 ボクシングで陣営がタオルを投げ入れる——試合をそこで止める合図が語源です。give up より公に負けを認める色が濃く、続ける力はあるが、もう終わりにするという含み。英国では throw in the sponge とも言い、古い形として残っています。
at the drop of a hat
意味ためらいもなく
💡 帽子が落ちるのを合図に——その場で駆け出す、という古い競技の絵から来ています。即座に・何のきっかけでもという意味で、軽々しさをにじませることもあります。immediately が中立なのに対し、こちらは人柄の評として使われるのが特徴です。
by all means
意味どうぞご遠慮なく
💡 快諾を表す改まった返事。直訳はあらゆる手段でですが、実際はもちろんどうぞという定型です。by no means は決して〜ないで、正反対。by any means necessary とも混同しやすいので、三つを並べて整理しておきます。
lose one's edge
意味切れ味が鈍る
💡 edge は刃の切れ味、転じて他より優れた点。lose one's edge で腕が落ちる・勘が鈍るとなります。have an edge over ~ なら〜に一日の長がある。on edge だけはいらだってという別の意味です。
too soft for one's own good
意味人が好すぎて身を損なう
💡 for one's own good は本人のためを思えば。too ~ for one's own good の形で度が過ぎて本人の損になると述べます。too clever for his own good(利口すぎて損をする)も定番。ほめ言葉を使って欠点を言う——婉曲な人物評の型です。
the end of the line
意味行き止まり
💡 線路の終点が語源。もう先がないという比喩になりました。the end of the road もほぼ同じ意味です。関係・計画・製品など続いてきたものに使うのが自然で、単なる終了ではなく打ち切りの含みが出ます。
make a grand entrance
意味華々しく登場する
💡 人目を引く現れ方を指す言い方。grand が大げさで堂々としたを添えます。ほめにも皮肉にもなるのが特徴で、遅れて来た人への当てこすりにも使われます。make an exit なら退場する——入りと出で対になります。
relinquish ~
意味〜を手放す
💡 権利や地位を正式に譲り渡すという硬い語。give up があきらめるを含むのに対し、こちらは手続きとして渡す色が強い。relinquish control、relinquish a claim が典型の組み合わせで、法律や報道の文でよく見かけます。
take an early retirement
意味早期に身を引く
💡 retirement は現役を退くこと。early をつけると定年前に退くという意味になります。皮肉として使えばそろそろ引っ込めという当てこすりに。動詞にするなら retire early で、こちらのほうが日常的です。
go about it the wrong way
意味やり方を間違えている
💡 目的ではなく手順が違うと指摘する言い方。go about ~ が取りかかるで、the wrong way がやり方の誤りを添えます。相手の意図は認めたまま方法だけ正せるので、角が立ちにくいのが利点。the right way と裏返しても使えます。
〈上級〉はったりを見抜く・やり方を正す・信を量る——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
It's obviously a bluff.
意味どう見てもはったりだ。
cheer for the wrong side
意味応援する相手を間違える
wipe itself out
意味自滅する
while blindfolded
意味目隠しのままで
How resourceful.
意味よく機転が利くものだ。
torment ~
意味〜をなぶる
apply only to ~
意味〜にのみ当てはまる
be trustworthy
意味信の置ける
There's nobody left who ~.
意味〜できる者がもう残っていない。
value ~
意味〜を重んじる
第43話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
neither ~ nor …He has neither the conviction nor the heart.
彼には信念も度量もない。
二つとも否定する型。not ~ or … より硬く、締まった言い方です。動詞の数は近いほうの主語に合わせるのが原則で、Neither he nor they are coming. のようになります。either ~ or …(どちらか)と対になり、否定版が neither と覚えると混同しません。
他にも使える例:
If I were you, I'd ~(助言の仮定法)If I were you, I wouldn't underestimate him.
私なら、彼を甘く見たりはしない。
相手の立場に自分を置いて助言する型。were は仮定法過去で、主語が I でも was にしないのが本来の形です。帰結節はwould——will にすると仮定が壊れます。命令形より押しつけが弱いので、目上にも使える助言になります。
他にも使える例:
There's nobody left who ~(関係詞で限定)There's nobody left who could take him down.
彼を倒せる者は、もう残っていない。
残っている人を関係詞で絞る型。nobody は単数扱いなので、関係詞のあとの動詞も単数。left は後ろから nobody を修飾する過去分詞で、語順が日本語と逆になります。There's no one who ~ も同じ働きです。
他にも使える例:
throw in the towel
負けを認めて退く
もう続けないと公に示す——その引き際を、絵で語れるのがこの句です。出どころはボクシング。選手ではなく陣営の側がタオルをリングに投げ入れることで、試合を止めてくれと伝えます。だからこの句にはまだ戦えるが、ここで終わりにするという含みが残ります。give up との違いはそこです。あちらはあきらめるという気持ちの話。こちらは降参を表明するという行為の話で、周りに見える形で退くことを指します。使いどころは長く粘ったあと。始めてすぐの撤退に使うと大げさに響きます。否定で使うと、ぐっと前向きな一文になります。I'm not throwing in the towel yet.——まだ終わらせないという宣言です。英国では throw in the sponge という古い形も残っていて、同じ光景から生まれた言い方として知られています。
throw in the towel
負けを認めて退く——
at the drop of a hat
ためらいもなく——
by all means
どうぞご遠慮なく——
You're losing your edge
切れ味が鈍ってきたね——
How resourceful
よく機転が利くものだ——
第43話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第43話は、引き際を語る・人柄を評する・快諾する回。throw in the towel / at the drop of a hat / by all means / lose one's edge のような表現から、relinquishing / trustworthy / resourceful / irksome のような語彙まで扱いました。仮定法で助言をくるむ言い方は、目上に意見するときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第43話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第43話「友の為に友を討て」は、町ぜんたいが盤になった催しが続く回。仲間同士がぶつかるなか、中盤で降参をめぐる押し問答が起こります。後半は石になっていた一人が戻り、遠方にいた顔ぶれも姿を見せます。
この 上級版 では、throw in the towel / at the drop of a hat / by all means / lose one's edge を中心に据えました。語彙は relinquishing / trustworthy / resourceful / irksome / pawns で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、引き際を語る英語です。「負けを認めて退く」「切れ味が鈍ってきた」「人が好すぎる」——やめ時と人柄を評する言い方が並びます。否定をまとめる型では neither ~ nor … が働き、If I were you, I'd ~ が押しつけない助言を作ります。第43話は引き際を語る・人柄を評する・快諾する回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第43話は引き際と降参が争点になる回。諦めさせる・食い下がる・退位を迫る型が手に入ります。
いちばん効いたのは、「負けを認めて退く」という throw in the towel でしたね。
throw in the towel / at the drop of a hat / by all means / lose one's edge など、引き際を語り、人柄を評し、気持ちよく応じるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。