knock someone down a few notches
意味鼻をへし折る
- knock you down a few notches
- That review knocked him down a few notches.
💡 notch は刻み目。目盛りを何段か下げるという絵で、思い上がりを正すことを指します。take someone down a peg も同じ発想で、こちらは帆の綱を止める木栓が語源。言う側が上から見ているので、強い言い方です。
Episode Summary
Three dragon slayers size each other up: who deserves the title, who gets knocked down a few notches, who would rebuild the whole thing from the ground up. The language is about rank and bluster — showing someone up, sparing no expense, daring to stand in the way.
これは 上級レベル版。knock someone down a few notches / show someone up / from the ground up / deserve the title of ~ のような表現に、turmoil / notches / petrified / plummet / giddy のような語彙を合わせました。すべて第47話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第47話の名乗り・格付け・作り直しの述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
knock someone down a few notches
意味鼻をへし折る
💡 notch は刻み目。目盛りを何段か下げるという絵で、思い上がりを正すことを指します。take someone down a peg も同じ発想で、こちらは帆の綱を止める木栓が語源。言う側が上から見ているので、強い言い方です。
have more ~ in one's little finger
意味小指一本のほうが〜がある
💡 小指の先だけで相手全体に勝るという誇張。比較の than 以下を省くことも多く、言い切りで効かせます。自慢にも、人をほめるのにも使え、She has more talent in her little finger. なら賞賛のほうに振れます。
show someone up
意味人に恥をかかせる
💡 相手より上だと見せつける句動詞。比べられた側が下に見えるという結果まで含みます。show off は自分を見せびらかすだけで、相手を下げる含みはありません。show up(現れる)とも別物——目的語の位置で見分けます。
outgrow ~
意味〜を卒業する
💡 育ちすぎて合わなくなるという語。服にも、癖にも、時期にも使えます。grow out of ~ は同じ意味の句動詞で、会話ではこちらが優勢。本人を責めずに変化を述べられるので、角が立ちにくい言い方です。
dare to stand in someone's way
意味あえて立ちはだかる
💡 stand in someone's way は行く手をふさぐ。dare to ~ が加わるとよくもそんな度胸がという色がつきます。dare は助動詞としても働き、How dare you! はよくもという定型。脅しの場面で出やすい組み合わせです。
from the ground up
意味一から
💡 地面から積み上げるという建築の絵。手直しではなく作り直すことを示します。from scratch もゼロからですが、あちらは料理や書き物で使うのが自然。こちらは組織や仕組み——規模の大きいものに合います。
the dawn of a new era
意味新しい時代の幕開け
💡 dawn は夜明け。時代が明けるという比喩の決まり文句です。演説や見出しに向く格調で、日常会話では大げさに響きます。dawn on ~ は〜に分かり始めるという別の使い方——It dawned on me. ではっと気づいた。
deserve the title of ~
意味〜の名に値する
💡 deserve はそれに見合う。肩書きにふさわしいかを問う言い方です。否定で使うと痛烈で、You don't deserve the title. は名乗る資格がない。earn the title なら努力で勝ち取る——deserve は資格、earn は過程です。
Just so we're clear, ~
意味念のため言っておくが、
💡 行き違いを先に潰すための前置き。so (that) we're clear という目的の so 節が縮んだ形です。これから言う条件が大事だという合図になるので、交渉や確認で重宝します。Let me be clear. はもう少し硬く、演説寄り。
sparing no expense
意味金に糸目をつけずに
💡 spare は惜しむ・出し渋る。費用を惜しまないという定型です。spare no effort なら労を惜しまないで、型ごと使い回せます。ほめるときにも、あきれるときにも使えるのが特徴——文脈が向きを決めます。
〈上級〉残量を告げる・落ちてくる・血筋を語る——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
run low on ~
意味〜が残り少なくなる
be almost out of time
意味時間がもうない
conjure ~
意味〜を呼び出す
be petrified
意味石にされている/すくみ上がる
not have a scratch on ~
意味〜にかすり傷ひとつない
plummet from the heavens
意味天から落ちてくる
tremble in someone's name
意味〜の名に震える
fight it out
意味とことんやり合う
target anyone who ~
意味〜する者をねらう
have someone's blood running through one
意味〜の血を引いている
第47話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
Neither of you ~(二者そろっての否定)Neither of you deserves the title.
君たちのどちらも、その名に値しない。
neither は二つのうちどちらも〜ない。三つ以上なら none を使います。動詞は本来は単数ですが、話し言葉では複数も普通で、作中も複数形です。Neither A nor B と並べるときは近いほうの主語に動詞を合わせるのが原則です。
他にも使える例:
目的格の関係代名詞の省略(接触節)It'll target anyone the caster sees as an enemy.
唱えた者が敵と見なした相手を、すべてねらう。
anyone のあとに whom が省かれ、名詞と文が直に接している形です。省けるのは目的格だけで、主格は省けません。見分け方は簡単で、関係詞のすぐ後ろに主語+動詞が続けば省略形。英語らしい引き締まりが出ます。
他にも使える例:
Don't tell me ~(信じたくない気持ち)Don't tell me that's the best you can do.
まさかそれで精一杯じゃないだろうな。
言うなよという命令の形ですが、本当に黙らせたいわけではありません。そうでないと言ってくれという気持ちの型です。Don't tell me you forgot. は忘れたなんて言わないでくれ——落胆とあきれが混ざります。Tell me you didn't ~ も同じ働きをします。
他にも使える例:
knock someone down a few notches
鼻をへし折る
目盛りを何段か下げてやる——思い上がった相手を現実に引き戻す、という句です。notch は柱や棒に刻んだ目盛り。順位や格が刻み目で表されていて、そこから下げる——だから本人の中の自己評価を落とす言い方になります。数は自由に動かせます。a notch ならひとつ、a few notches ならだいぶ——言い方で加減が伝わるのが便利なところ。同じ意味の take someone down a peg は、帆綱を止める木栓が語源です。knock は殴り落とす、take は静かに下ろす——乱暴さがひと目盛りぶん違います。使いどころには注意が要ります。言う側が相手を見下しているのが前提の句なので、面と向かって言えば宣戦布告。安全なのは出来事を主語にする形です。The result knocked him down a few notches. なら、誰も悪者にせずに変化だけを述べられます。
knock you down a few notches
鼻をへし折る——
from the ground up
一から——
Just so we're clear
念のため言っておくが——
running low on
残り少なくなっている——
deserve the title of
その名に値する——
第47話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第47話は、格を語る・見くびる・作り直す回。knock someone down a few notches / show someone up / from the ground up / deserve the title of ~ のような表現から、turmoil / notches / petrified / plummet のような語彙まで扱いました。目的格の関係代名詞を落とす書き方は、文を引き締めたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第47話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第47話「トリプルドラゴン」は、空の仕掛けをどう落とすかから始まる回。中盤は仲間割れをおさめて手を組む場面で、新入りの呼びかけが流れを変えます。後半は三者の名乗りと挑発。力の差をどう言い表すかが見どころです。
この 上級版 では、knock someone down a few notches / show someone up / from the ground up / deserve the title of ~ を中心に据えました。語彙は turmoil / notches / petrified / plummet / giddy で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、格を語る英語です。「鼻をへし折る」「その名に値する」「小指一本のほうが上だ」——上下を言い表す言い方が並びます。硬い文の型では 目的格の関係代名詞の省略 が効き、Don't tell me ~ がまさかそんなはずはという気持ちを運びます。第47話は格を語る・見くびる・作り直す回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第47話は呼びかけと格付けが主題になる回。人を動かす言い方と、相手を見くびる言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「鼻をへし折る」という knock someone down a few notches でしたね。
knock someone down a few notches / show someone up / from the ground up / deserve the title of ~ など、格を語り、相手を見くびり、一から作り直すときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。