give someone a piece of one's mind
意味〜に言いたいことを言ってやる
- a piece of my mind
- I gave the landlord a piece of my mind.
💡 胸の内をひとかけら分けてやるという絵の句。怒りをぶつけて文句を言うことを指します。speak one's mind は率直に述べるだけで、怒りは含みません——a piece of が入るかどうかで温度が変わります。
Episode Summary
A magazine comes to the guild, and the talk turns to how people get written up: made out to be the bad guy, told like it is, given a piece of someone's mind. Useful for arguing a case, talking someone out of a decision, and backing down without losing face.
これは 上級レベル版。give someone a piece of one's mind / talk someone out of ~ / swallow one's pride / when all is said and done のような表現に、repentance / atone / somber / foreshadowing / newsstands のような語彙を合わせました。すべて第49話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第49話の抗議・説得・引き際の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
give someone a piece of one's mind
意味〜に言いたいことを言ってやる
💡 胸の内をひとかけら分けてやるという絵の句。怒りをぶつけて文句を言うことを指します。speak one's mind は率直に述べるだけで、怒りは含みません——a piece of が入るかどうかで温度が変わります。
tell it like it is
意味ありのままを言う
💡 飾らずに事実を言うという言い方。ほめ言葉として使われることが多く、歯に衣着せない人物評になります。like がここでは接続詞として働き、文法的には as が正しいとされますが、定型としてこの形で固まっています。
make someone out to be ~
意味〜を〜のように言いなす
💡 実際とは違う姿に描くという句。不当な描かれ方への抗議でよく使われます。make out 単体は見分ける・理解するで、I couldn't make out the sign. のように。to be が続くかどうかで意味が分かれます。
talk someone out of ~
意味説得して〜をやめさせる
💡 言葉で外へ連れ出すという組み立て。思いとどまらせることを指します。of のあとは名詞か動名詞で、talk him out of to go とはしません。対になる talk someone into ~ とセットで覚えるのが早道です。
talk someone into ~
意味説得して〜させる
💡 言葉で中へ引き入れる形。気乗りしなかった相手を動かしたという含みがあり、手柄にも、押しつけにも響きます。persuade と内容は同じですが、こちらは過程の粘り強さが見えるのが違い。into のあとは動名詞です。
swallow one's pride
意味プライドを飲み込む
💡 誇りを飲み下すという体の比喩。格好をつけずに頭を下げることを指します。行動の前置きとして使うのが型で、swallow one's pride and ~ と続けます。hurt one's pride(誇りを傷つける)と同じ名詞で対になります。
send someone over the edge
意味〜の堪忍袋の緒を切らせる
💡 縁から押し出すという絵。積もっていたものが、それで限界を超えたことを表します。最後の一押しを主語に立てるのが型で、That sent me over the edge. の形が定番。the last straw(それが決定打)と同じ場面で使えます。
when all is said and done
意味結局のところ
💡 言うべきことを言い、やるべきことをやった末に——最終的な結論を導く前置きです。in the end より重みがあり、締めくくりの一文に向きます。受け身が二つ並ぶ形ですが、定型なので崩しません。
put pen to paper
意味筆を執る
💡 ペンを紙に当てる——実際に書き始めることを指す言い方です。冠詞がつかないのが特徴で、put a pen to the paper とはしません。構想と着手を分けて語るときに便利で、文章仕事の話で出番があります。
open up to ~
意味〜に心を開く
💡 閉じていたものを開けるという比喩。胸の内を話すようになることを指します。open up だけでも打ち明けるの意味になり、to ~ は相手を示します。open up a shop のような開業の用法もあるので、後ろが人かどうかで読み分けます。
〈上級〉噂が広まる・実物を見る・好機をつかむ——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
a temper tantrum
意味かんしゃく
word gets out
意味話が広まる
in the flesh
意味実物で
might as well be invisible
意味いないも同然だ
one's big break
意味またとない好機
gather material
意味取材する
a wannabe
意味〜気取り
make rent
意味家賃をまかなう
be set for ~
意味〜のぶんは足りている
get noticed
意味目に留まる
第49話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
if S were to ~(実現度の低い仮定)It would break his heart if you were to resign.
もしあなたが退くようなことになれば、彼はひどく傷つくだろう。
were to は仮に〜するとしたら。起きる見込みが薄い、あるいは望ましくないことを持ち出すときの構えです。主節は would で受けます。If you resigned でも通じますが、were to のほうが仮定の度合いが強く、相手を追い込まずに話を進められます。
他にも使える例:
There goes ~(倒置の口語)There goes my rent money.
ああ、家賃が飛んだ。
There を先頭に置いて主語と動詞をひっくり返す形。目の前で何かが去っていくのを実況する言い方です。失われたものを惜しむときによく使われ、There goes my weekend. のように。主語が代名詞のときは倒置しません——There he goes. となります。
他にも使える例:
so much + 比較級(差を強調する)It would have been so much easier.
そのほうが、ずっと楽だったのに。
much は比較級を強める副詞で、so が重なるとずっと・はるかにになります。very easier とは言えず、比較級を強めるのは much / far / a lot。would have been と組むとそうしなかったことへの悔いがにじみます。
他にも使える例:
give someone a piece of one's mind
言いたいことを言ってやる
胸の内をひとかけら、相手に分けてやる——怒りをぶつけて文句を言うことを、こう言い表します。面白いのは a piece of です。全部ではなく一部——つまり言いたいことはもっとあるが、そのうちの一つをくれてやる。上から見下ろす構えが、この一語に入っています。似た形の speak one's mind とは温度が違います。あちらは率直に意見を述べるだけで、会議でも中立に使えます。a piece of が入ったとたん、苦情・抗議の側に振れる——同じ mind でも行き先が変わります。使うときは予告として言うのが自然です。I'm going to give them a piece of my mind. とこれからやる宣言にするか、I gave him a piece of my mind. と済んだ話として語るか。本人の目の前では使わない——第三者に向けて語る句だと覚えておくと外しません。
a piece of my mind
言いたいことを言ってやる——
tell it like it is
ありのままを言う——
talk him out of it
説得してやめさせる——
swallow my pride
プライドを飲み込む——
when all is said and done
結局のところ——
第49話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第49話は、説き伏せる・折れる・けりをつける回。give someone a piece of one's mind / talk someone out of ~ / swallow one's pride / when all is said and done のような表現から、repentance / atone / somber / foreshadowing のような語彙まで扱いました。were to で仮定を持ち出す書き方は、相手を追い込まずに条件を出すときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第49話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第49話「運命の出会いの日」は、雑誌の取材が来るという知らせから始まる回。中盤は本屋での出会いと、町を案内してほしいという頼み。断り方が見どころです。後半は取材の当日と、仕事の段取りをめぐる相談へと続きます。
この 上級版 では、give someone a piece of one's mind / talk someone out of ~ / swallow one's pride / when all is said and done を中心に据えました。語彙は repentance / atone / somber / foreshadowing / newsstands で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、説得と抗議の英語です。「言いたいことを言ってやる」「説得してやめさせる」「プライドを飲み込む」——人を動かすときと、自分が折れるときの言い方が並びます。硬い文の型では if S were to ~ が働き、There goes ~ が目の前で失われるものを実況します。第49話は説き伏せる・折れる・けりをつける回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第49話は誘いと断りが主題になる回。声をかける言い方と、角を立てずに切り上げる言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「言いたいことを言ってやる」という give someone a piece of one's mind でしたね。
give someone a piece of one's mind / talk someone out of ~ / swallow one's pride / when all is said and done など、人を説き伏せ、ときに折れ、話にけりをつけるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。