go up in smoke
意味煙のように消える
- It went up in smoke
- Years of savings went up in smoke.
💡 燃えて煙になるという絵の句。築いたものが一瞬で失われることを指します。努力・貯え・計画——形のないものにもそのまま使えます。go down the drain も同じ意味で、こちらは排水口へ流れる絵です。
Episode Summary
A fortune goes up in smoke and its owner turns up asking for a loan. The language is the language of ruin and demand — worked my tail off, bought out from under me, the least you could do. Useful for describing a reversal and for pressing a claim without shouting.
これは 上級レベル版。go up in smoke / work one's tail off / buy out ~ / The least you could do is ~ のような表現に、entrepreneurial / heartbroken / renegade / dusk / overheard のような語彙を合わせました。すべて第51話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第51話の没落・要求・見立ての述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
go up in smoke
意味煙のように消える
💡 燃えて煙になるという絵の句。築いたものが一瞬で失われることを指します。努力・貯え・計画——形のないものにもそのまま使えます。go down the drain も同じ意味で、こちらは排水口へ流れる絵です。
work one's tail off
意味身を粉にして働く
💡 尻尾がすり切れるほど働くという誇張。くだけた言い方なので、書類には向きません。work hard との違いは語り手の自負——報われなかったという不満と組むことが多い句です。one's は主語に合わせて変えます。
buy out ~
意味〜を買い取る
💡 持ち分をすべて買って手に入れるという句動詞。会社や権利が目的語になります。from under someone を足すと本人の足元からさらう——不意打ちだったという含みが出ます。名詞形 a buyout もそのまま使えます。
put up ~ as collateral
意味〜を担保に入れる
💡 collateral は担保。put up が差し出すという働きをします。返せなければ取られるという前提つきなので、覚悟の重さが伝わる言い方。put up money なら出資するで、同じ句動詞の別の顔です。
a measly ~
意味たかが〜ぽっち
💡 取るに足りないと見下す形容詞。金額や量を小さく言うのに使います。言う側の不満がにじむ語なので、中立には使えません。a mere ~ はただの〜で、感情の色が薄い——硬い文ならこちらです。
The least you could do is ~
意味せめて〜くらいはしてくれ
💡 最低限これくらいはと迫る型。is のあとは原形不定詞が普通で、to はあってもなくても構いません。かなり強い要求になるので、The least I could do と主語を自分にすればお礼への返し(これくらい当然です)に変わります。
be caught red-handed
意味現場を押さえられる
💡 手が血で赤いうちに捕まるという古い比喩。言い逃れのできない現行犯を指します。受け身で使うのが基本で、catch someone red-handed と能動にもできます。軽い悪さにも冗談として使える幅があります。
Rumor has it ~
意味噂では〜らしい
💡 噂がそれを持っているという古い言い回し。出所をぼかして話を伝えるときの定番です。that は省くのが普通で、Rumor has it that ~ も間違いではありません。Word on the street is ~ も同じ働きで、こちらはより口語的。
be up to something
意味何かたくらんでいる
💡 よからぬことを企てているという言い方。be up to ~ は後ろで意味が変わるのが厄介で、up to you はあなた次第、up to the task は力が及ぶ。something / no good が来たときだけたくらみの意味になります。
stand a chance
意味勝ち目がある
💡 見込みが立つという言い方。否定で使うのが圧倒的で、doesn't stand a chance の形でよく出ます。against ~ を足すと相手を示せます。stand a good chance of ~ing とすれば見込みが高いという肯定の使い方に。
〈上級〉脇へ追いやる・乗っ取られる・話がそれる——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
push ~ aside
意味〜を脇へ追いやる
a great deal of ~
意味多くの〜
be in one's right mind
意味正気である
take over ~
意味〜を乗っ取る
barge in
意味押し入る
get sidetracked
意味話が脇へそれる
a textbook case of ~
意味〜の典型例
vacate the area
意味その場から退去する
the final blow
意味とどめの一撃
take candy from a baby
意味赤子の手をひねる
第51話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
but=〜を除いて(前置詞の but)It can buy you everything but happiness.
幸せ以外なら、それで何でも買える。
but には〜を除いてという前置詞の用法があります。everything、nothing、all、no one など全部か無かを表す語のあとに立つのが条件。except とほぼ同じ意味ですが、but のほうが文が締まります。the last but one(最後から二番目)もこの仲間です。
他にも使える例:
so that S could ~(目的の副詞節)I only came here so that I could see you.
ここへ来たのは、ただ会うためだ。
〜できるようにという目的を表す節。中に助動詞が要るのが特徴で、can/could/would が入ります。主節が過去なら couldにそろえます。in order to ~ は主語が同じとき専用で、主語が変わるなら so that に切り替えます。
他にも使える例:
I never would have thought ~(思いもよらなかった)I never would have thought you'd be the one.
きみがそうだとは思いもよらなかった。
仮定法過去完了の形を、驚きを述べるために使った型です。never をwould の前に置くのが会話では普通で、I would never have thought も同じ。あとの節は時制の一致で would——you'd be のように縮めます。
他にも使える例:
go up in smoke
煙のように消える
積み上げたものが、燃えて煙になる——一瞬で失われたことを言い表す句です。効き目は残らなさにあります。be destroyed なら壊れた跡が残りますが、煙になれば何も残らない——回収の余地がないという含みまで運べます。目的語は形のないものでも構いません。貯え・年月・計画・縁談——築くのに時間がかかったものほどよく合います。逆にもともと軽いものに使うと大げさに響きます。近い句に go down the drain があります。こちらは排水口へ流れていく絵。無駄になったという徒労感が前に出ます。go up in smoke のほうは突然さ——どちらの絵が場面に合うかで選び分けられます。主語は失われたものを置くのが基本です。My plans went up in smoke. のように、誰のせいかを言わずに結果だけ述べられるのも、この句が使いやすい理由です。
It went up in smoke
煙のように消えた——
working my tail off
身を粉にして働いて——
caught red-handed
現場を押さえられて——
Rumor has it
噂では——
doesn't stand a chance
勝ち目がない——
第51話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第51話は、失う・迫る・見きわめる回。go up in smoke / work one's tail off / buy out ~ / The least you could do is ~ のような表現から、entrepreneurial / heartbroken / renegade / dusk のような語彙まで扱いました。so that S could ~ で目的を後ろに置く書き方は、理由をやわらかく添えたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第51話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第51話「LOVE & LUCKY」は、誰かに見られている気がするという話から始まる回。中盤はすべてを失った父親との再会で、借金の申し出をめぐるやりとりが続きます。後半は占拠された商人ギルドへ。名前の由来が明かされます。
この 上級版 では、go up in smoke / work one's tail off / buy out ~ / The least you could do is ~ を中心に据えました。語彙は entrepreneurial / heartbroken / renegade / dusk / overheard で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、失うことを語る英語です。「煙のように消えた」「身を粉にして働いた」「担保に入れていた」——築いたものが崩れるときの言い方が並びます。硬い文の型では 前置詞の but が効き、so that S could ~ がわざわざ来た理由を静かに示します。第51話は失う・迫る・見きわめる回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第51話は落ちぶれと立て直しが主題になる回。身の上を語る言い方と、人を気にかける言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「煙のように消える」という go up in smoke でしたね。
go up in smoke / work one's tail off / buy out ~ / The least you could do is ~ など、失ったものを語り、相手に迫り、見込みを見きわめるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。