stand idly by
意味手をこまねいて見ている
- will not stand idly by
- We can't stand idly by while it happens.
💡 idly は何もせずに。目の前の事態に手を出さないことを責める句です。否定で使うのが定型で、will not stand idly by は黙って見過ごさないという宣言。声明文や演説で繰り返し使われてきた言い回しです。
Episode Summary
Four guilds meet to take on a threat that can no longer be ignored. The language is institutional — word has come down, it must be dealt with, we will not stand idly by. Useful for briefing a group, weighing a risk, and saying who does the hard part.
これは 上級レベル版。stand idly by / incur the wrath of ~ / do the heavy lifting / Word has come down. のような表現に、underworld / intrigue / ominous / aforementioned / misguided のような語彙を合わせました。すべて第52話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第52話の警戒・決定・役割分担の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
stand idly by
意味手をこまねいて見ている
💡 idly は何もせずに。目の前の事態に手を出さないことを責める句です。否定で使うのが定型で、will not stand idly by は黙って見過ごさないという宣言。声明文や演説で繰り返し使われてきた言い回しです。
incur the wrath of ~
意味〜の怒りを買う
💡 incur は自分の行いで招く。wrath は激しい怒りで、どちらも硬い語です。make someone angry と内容は同じでも、こちらは報いとしての怒りという重みが出ます。incur costs、incur a penalty も同じ型。
carry out the dirty work
意味汚れ仕事を引き受ける
💡 carry out は実行する。dirty work は人が嫌がる仕事です。命じた側と実行する側が別という構図を含むので、手を汚す役という含みが濃い。do someone's dirty work とすれば誰の代わりかまで示せます。
in one's own right
意味それ自体で
💡 他に頼らず、そのもの自体の力でという句。誰かの付属ではないと示すのに使います。She's a chef in her own right. なら誰かの妻や弟子としてではなくという含み。人にも物にも使え、評価を独立させる働きをします。
be dealt with
意味処理される
💡 deal with ~ の受け身。句動詞をそのまま受け身にするので、前置詞の with が最後に残るのが要点です。be dealt で止めてしまうと意味が通りません。誰が処理するかを言わずに済むので、通知文でよく使われます。
do the heavy lifting
意味骨の折れる部分を引き受ける
💡 重い物を持ち上げるという絵の比喩。いちばん手間のかかる部分を指します。不満まじりで使われることが多く、We do all the heavy lifting. は割に合わないという訴え。ほめる側に回しても使えます。
Word has come down.
意味上からお達しがあった。
💡 word が知らせ、come down が上から下りてくる。組織の上層からの決定が伝わったことを示します。出所を明かさずに伝えられるのが利点で、from above を足せば上層部からと明示できます。
right under one's nose
意味すぐ目の前に
💡 鼻のすぐ下——それほど近いのに気づかなかったという言い方です。探し物にも、見落とした事実にも使えます。right がまさにを強め、省くと語気が弱まります。複数の人が主語なら noses と複数形にします。
close at hand
意味すぐ近くに
💡 手の届くところにあるという句。場所にも時間にも使え、Winter is close at hand. なら冬が間近。at hand だけでも同じ意味で、close は念押し。書き言葉寄りの格調を持ちます。
test someone's patience
意味〜の堪忍袋を試す
💡 どこまで耐えるか試すという言い方。意図せず試してしまう場合にも使えます。try someone's patience も同じ意味で、try のほうが古風。lose patience with ~ はしびれを切らす——試された側の側から言う形です。
〈上級〉混乱に陥れる・反対する・打ち解ける——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
throw ~ into disarray
意味〜を混乱に陥れる
I'm not usually one for ~
意味普段は〜をする質ではないが
in opposition to ~
意味〜に反対して
take a lax attitude toward ~
意味〜に甘い態度を取る
ensue from ~
意味〜から生じる
as of late
意味このところ
top-notch
意味一流の
build a rapport
意味打ち解けた関係を築く
utmost respect
意味最大限の敬意
take one's leave
意味いとまを告げる
第52話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
if S should ~(万一〜ならば)If fortune should smile on us, we'll take the chance.
万が一こちらに運が向けば、その機をつかむ。
should を入れると起きる見込みが低いと示せます。仮定法ではなく直説法なので、主節は will でも命令形でも構いません。Should fortune smile on us, ~ とif を落として倒置もでき、こちらは書き言葉の格調になります。
他にも使える例:
助動詞 + be + 過去分詞(受動態)They must be dealt with immediately.
ただちに対処されねばならない。
助動詞のあとは必ず原形なので、be + 過去分詞の形になります。must is dealt とはできません。行為者を言わずに済むので、方針や通知に向きます。can no longer be ignored、may be eliminated も同じ組み立てです。
他にも使える例:
There is + 名詞 + who ~(存在文+関係代名詞)There is one on this chart who remains independent.
この図の中に、どこにも属さない者がひとりいる。
存在を告げてから、関係代名詞で絞り込む型。主語が長くなるのを避けられるのが利点です。One on this chart remains independent. でも通じますが、There is ~ から始めると、聞き手が身構えられます。人なら who、物なら that / which を使い分けます。
他にも使える例:
stand idly by
手をこまねいて見ている
何もせずに、そばに立っている——目の前で起きていることに手を出さない姿を責める句です。鍵は idly です。ただ立っているのではなく、できたはずなのにしなかった——怠慢の非難がこの一語に入っています。だから否定で使うのが定型になりました。will not stand idly by は黙って見過ごしはしないという宣言。声明文や演説で繰り返し使われてきた形で、これから動くという合図として機能します。語順にも決まりがあります。stand by idly とも言えますが、慣用としては idly を挟むほうが圧倒的。stand by 単独だと待機する・味方でいるという別の意味になるので、idly の有無で読み違えないこと。日常で使うなら組織や制度を主語にするのが安全です。個人に向けて言うと、かなり強い非難になります。
will not stand idly by
黙って見過ごしはしない——
incur the wrath
怒りを買う——
in their own right
それ自体で——
right under our noses
すぐ目の前に——
close at hand
すぐ近くに——
第52話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第52話は、危うさを述べる・決定を伝える・役を引き受ける回。stand idly by / incur the wrath of ~ / do the heavy lifting / Word has come down. のような表現から、underworld / intrigue / ominous / aforementioned のような語彙まで扱いました。助動詞と受動態を重ねる書き方は、通知文で行為者をぼかすときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第52話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第52話「連合軍、集結!」は、飲食店での住み込みの仕事から始まる回。中盤は闇ギルドの相関図をめぐる説明で、相手の危うさが語られます。後半は四つのギルドの顔合わせ。最後にひとり、遅れて到着します。
この 上級版 では、stand idly by / incur the wrath of ~ / do the heavy lifting / Word has come down. を中心に据えました。語彙は underworld / intrigue / ominous / aforementioned / misguided で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、危うさを語る英語です。「黙って見過ごしはしない」「怒りを買う」「上からお達しがあった」——組織として動くときの言い方が並びます。硬い文の型では 助動詞 + be + 過去分詞 が働き、if S should ~ が万に一つの場合を持ち出します。第52話は危うさを述べる・決定を伝える・役を引き受ける回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第52話は連合と脅威が主題になる回。危うさを述べる言い方と、初対面の場をつくる言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「手をこまねいて見ている」という stand idly by でしたね。
stand idly by / incur the wrath of ~ / do the heavy lifting / Word has come down. など、危うさを述べ、決定を伝え、役を引き受けるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。