in the nick of time
意味間一髪で
- Just in the nick of time
- The taxi came in the nick of time.
💡 nick は刻み目——古い時計の目盛りを指したとされます。あと一刻遅ければ間に合わなかったという言い方。just in time よりきわどさが強く出ます。結果が間に合ったとき専用で、間に合わなかった話には使えません。
Episode Summary
Just in the nick of time, let's think this through, I'll do my best, figures. Short lines for a near miss, for slowing a hasty decision, and for thanking someone who went out of their way.
これは 中級レベル版。in the nick of time / think this through / do one's best to ~ / be kind enough to ~ のような表現に、venom / agony / maiden / traveler / shady のような語彙を合わせました。すべて第54話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第54話に出てくる、会話でそのまま口から出る表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
in the nick of time
意味間一髪で
💡 nick は刻み目——古い時計の目盛りを指したとされます。あと一刻遅ければ間に合わなかったという言い方。just in time よりきわどさが強く出ます。結果が間に合ったとき専用で、間に合わなかった話には使えません。
think this through
意味よく考え抜く
💡 through が最後まで通すを表します。思いつきで動かず、筋道を追うという促し。think about it が考えてみる程度なのに対し、こちらは結論まで詰める。a well-thought-out plan と形容詞にもできます。
be a goner
意味もうだめだ
💡 goner はもう行ってしまった者。助かる見込みがないという口語です。結果的に助かった話でalmost a goner と使うのが安全。深刻な場面には向かない軽口なので、冗談として使うのが普通です。
be just being modest
意味謙遜しているだけだ
💡 be being + 形容詞 は今そうふるまっている。You're modest. が性格なのに対し、You're being modest. はこの場の態度です。謙遜を打ち消してほめ返す働きがあり、日本語の「またまたご謙遜を」に近い一言。
with one's bare hands
意味素手で
💡 bare は何もまとっていない。道具を使わずにという意味です。手柄話でよく使われる誇張表現で、本当に素手かどうかは問いません。bare minimum(最低限)、bare feet(裸足)と同じ語が広く使われます。
fading away
意味薄れて消えていく
💡 だんだん薄くなって消えるという句動詞。色・音・痛み・記憶に使えます。disappear が消える瞬間を指すのに対し、こちらは過程の長さが出ます。fade out は音や映像を絞るという技術用語。
do one's best to ~
意味〜しようと全力を尽くす
💡 できる限りのことをするという定番。結果を約束しないのが要点で、引き受けつつ逃げ道を残せます。try my best もほぼ同じ。do one's utmost は硬い書き言葉で、会話には重すぎます。
be kind enough to ~
意味親切にも〜してくれる
💡 形容詞 + enough + to 不定詞の型。順番が日本語と逆で、enough kind とはしません。本心からの感謝にも、皮肉にも使えるのが面白いところ——語調が向きを決めます。
have someone surrounded
意味〜を取り囲んでいる
💡 have + 目的語 + 過去分詞 の型。相手がその状態に置かれていることを表します。They surrounded us. が囲んだという動作、They have us surrounded. は今そうなっている状態——時間の幅が違います。
Figures.
意味やっぱりね。
💡 That figures. の主語を落とした形。予想どおりだとあきれ半分に返す一言です。figure が計算が合うという意味で働いていて、筋が通る——つまり納得だ。短いほど皮肉が効きます。
〈中級〉第54話に出てくる、手の届く範囲の語を10個。難しい言い換えではなく、場面をそのまま思い出せる語だけを選びました。
〈中級〉偶然見つける・はぐれる・関わりを尋ねる——その場で口に出る短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
be on one's feet
意味立ち上がる・回復する
stumble upon ~
意味〜を偶然見つける
relieve pain
意味痛みを和らげる
No matter.
意味かまわない。
There's no doubt.
意味間違いない。
get separated from ~
意味〜とはぐれる
applied for ~
意味〜に応募した
have something to do with ~
意味〜と関係がある
doubt oneself
意味自信をなくす
know who one is dealing with
意味相手が誰か分かっている
第54話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
What kind of ~ would I be if …?(反語の疑問)What kind of man would I be if I left you alone?
きみを置いていったら、それこそ男がすたる。
そんなことをしたら何者になってしまうのか——できるはずがないと示す反語です。would が仮定の気配を作り、if 節がその条件を置きます。断らない理由を格好よく述べる型で、What kind of friend would I be if I didn't help? のように使えます。
他にも使える例:
Why don't we ~?(提案)Why don't we try a different approach?
別のやり方を試してみない?
形は否定疑問ですが、中身は提案です。Why don't you ~? は相手への助言、Why don't we ~? は一緒にやろう——主語で役割が変わります。Let's ~ より押しが弱く、相手に断る余地を残せます。
他にも使える例:
形容詞 + enough to ~(〜するほど〜だ)They were kind enough to come to us.
わざわざこちらまで来てくれた。
enough は形容詞の後ろに置きます。enough kind とはできません。名詞を修飾するときだけ前に出て、enough time のようになります。この語順の違いがつまずきどころ。too ~ to …(〜すぎて…できない)と対にして覚えると定着します。
他にも使える例:
in the nick of time
間一髪で
あと一刻遅ければ間に合わなかった——きわどく間に合ったことを言い表す句です。nick は刻み目。昔の時計や棒に刻んだ目盛りを指したとされ、その一刻みぶんの余裕しかなかったという絵になります。細さが意味の芯です。just in time との違いはそこにあります。あちらは間に合ったという事実だけ。in the nick of time は危なかったという安堵まで込みで運べます。語り口としての面白さが加わるわけです。使いどきは結果が出たあとだけです。間に合わなかった話には使えませんし、これから間に合わせるという意味にもなりません。We made it in the nick of time. のように、過去形で振り返るのが自然な形。ひやりとした出来事を軽く語るときに、そのまま使える一句です。
Just in the nick of time
間一髪で——
think this through
よく考え抜こう——
You're just being modest
謙遜しているだけでしょう——
They've got us surrounded
取り囲まれている——
Figures
やっぱりね。
第54話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第54話は、間に合う・考え抜く・気づかう回。in the nick of time / think this through / do one's best to ~ / be kind enough to ~ のような日常の表現と、venom / agony / maiden / traveler のような手の届く語彙で構成しました。上級版と同じ回を扱っていますが、こちらは会話でそのまま口から出る形で揃えています。
編集部が実際に観て厳選した、第54話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第54話「天空の巫女」は、間一髪の救援から始まる回。中盤は連れ去られた二人をどう取り戻すかの相談で、手当てのできる者の力が鍵になります。後半は森の各所での足止め。洞窟の奥で正体が明かされます。
この 中級版 では、in the nick of time / think this through / do one's best to ~ / be kind enough to ~ を中心に据えました。語彙は venom / agony / maiden / traveler / shady で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、急場の英語です。「間一髪だった」「よく考え抜こう」「全力を尽くす」——とっさの場をしのぐときの言い方が並びます。受け流しの型は、Figures.(やっぱりね)。一語であきれを返せます。第54話は間に合う・考え抜く・気づかう回です。
総合難易度:★★★☆☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第54話は急場と慎重さが主題になる回。間に合わせる言い方と、方針を慎重に定める言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「間一髪で」という in the nick of time でしたね。
in the nick of time / think this through / do one's best to ~ / be kind enough to ~ など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。