not one to be underestimated
意味見くびってよい相手ではない
- His power is not one to be underestimated.
- The cost is not one to be underestimated.
💡 one が前に出た名詞の代わり。受け身の to 不定詞が後ろに付いて、〜されるべきものではないとなります。人にも、力にも、費用にも載せられて、警告として静かに効きます。Don't underestimate ~ より硬く、客観的です。
Episode Summary
News reaches a guild hall, and later an account of the people who first sealed the weapon away. The language is about weighing and inheriting — not one to be underestimated, in the grip of fear, taking up a task through the ages. Useful for describing a threat without overstating it.
これは 上級レベル版。not one to be underestimated / in the grip of fear / every ounce of ~ / bend to one's will のような表現に、cataclysmic / incandescent / embodiment / slumber / bested のような語彙を合わせました。すべて第63話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第63話の見きわめ・受け継ぎ・封じ込めの述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
not one to be underestimated
意味見くびってよい相手ではない
💡 one が前に出た名詞の代わり。受け身の to 不定詞が後ろに付いて、〜されるべきものではないとなります。人にも、力にも、費用にも載せられて、警告として静かに効きます。Don't underestimate ~ より硬く、客観的です。
Do not burden yourselves with worry.
意味案じて心を重くするな。
💡 burden は重荷を負わせる。心配を荷物として扱うのがこの言い方です。Do not と短縮しないのが要点で、改まった、説き聞かせる調子になります。指導者が集団に向けて使う型です。
in the grip of fear
意味恐れに掴まれて
💡 grip は握りしめること。恐れの側が主で、人は掴まれている——抗いにくさがこの形の芯です。fear のほか panic / winter とも組み、報道記事で頻出します。
catch up to someone one day
意味いつか〜に追いつく
💡 過去の行いが、後ろから追いついてくるという絵。主語が行いのほうになるのが要点です。報いが来るという意味で、良いことには使いません。catch up with ~ は追いつく一般で、to のほうが報いの色が濃いです。
be rendered dry
意味枯らされる
💡 render はある状態にする。make の硬い言い換えで、後ろに形容詞を置くのが型です。受け身で使うことが多く、rendered useless / rendered obsolete のように組み合わせごと覚えると実用になります。
cease one's destructive path
意味破壊の歩みを止める
💡 cease はstop の硬い語。続いていたものが止まることを表します。法律・報道の文に向き、cease and desist は停止命令の決まり文句。会話ではまず使いません。
every ounce of ~
意味〜のすべてを注いで
💡 ounce はごく小さな重さの単位。一オンスも残さずという誇張です。数えられない気持ちに付くのが特徴で、strength / patience / courage と相性が良い。使い切ったことを強く示せます。
fall out of reach
意味手の届かないところへ行く
💡 reach は手の届く範囲。そこから外へ落ちるという絵です。否定形で使うと励ましになり、まだ間に合うと言えます。within reach はその逆。
There's nothing keeping me from ~ing
意味〜を妨げるものは何もない
💡 keep ~ from …ing は〜が…するのを妨げる。主語を nothing にすると、障害が消えたことを示せます。脅しにも、決意表明にも使えて、中身が向きを決めます。
bend to one's will
意味〜の意のままになる
💡 意志に沿って曲がるという絵。抵抗していたものが屈する含みがあります。自動詞でも他動詞でも使え、bend someone to one's will なら屈服させる。支配を語る場面の定番です。
〈上級〉完全に倒す・代々受け継ぐ・封じ込める——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
bring ~ down for good
意味〜を完全に倒す
take up a task through the ages
意味代々その務めを受け継ぐ
still remains today
意味今も残っている
far more dangerous than ~
意味〜よりはるかに危険で
sought to ~
意味〜しようと努めた
seal ~ away
意味〜を封じ込める
swear to keep watch over ~
意味〜を見守ると誓う
It seems (that) ~
意味どうやら〜のようだ
Perhaps the time has finally come.
意味ついにその時が来たのかもしれない。
hoping to ~
意味〜を願って
第63話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
so + 形容詞(that の省略)They were so afraid of it,
あまりに恐ろしかったので——
so ~ that … の that が落ちた形。会話でも書き言葉でも落とせますが、落とすと後ろが独立した文のように見えるので、読むときに因果を補う必要があります。so afraid ... they swore ~ のように、結果が後ろに続くのが型。カンマが that の代わりと考えると読めます。
他にも使える例:
must + 動詞原形(強い義務)You must work together to bring Midnight down for good.
力を合わせて倒さねばならない。
話し手が課す強い義務。have to が外側の事情から来るのに対し、must は話し手の判断が源です。だから命令に近く響きます。過去形がないのが弱点で、過去は had to で代用します。
他にも使える例:
過去完了(大過去)But the tool they'd created was far more dangerous
彼らが作り出した道具は、はるかに危険だった。
過去の話の中で、さらに前のことを示す形。they'd created が作った、was が危険だった——作ったのが先だと一目で分かります。語りの文で時間の前後を整えるのに欠かせません。関係詞の中に置かれることが多いのも特徴です。
他にも使える例:
not one to be underestimated
見くびってよい相手ではない
甘く見るな——それを、命令ではなく評価の形で言う言い方です。作りを分けて見ます。one は前に出た名詞の身代わり。His power is not one ~ ならone = power です。そこに to be underestimated という受け身の to 不定詞が付いて、見くびられるべきものという意味のかたまりを作ります。合わせると見くびられてよい類のものではない。効きどころは主語を選ばないことです。人でも、力でも、費用でも、相手チームでも載ります。Don't underestimate him. と比べると違いがはっきりします。そちらは相手への命令——言われた側は指図されたと感じます。not one to be underestimated はものの側の性質を述べるだけ。誰も責めずに警告できます。だから報告書や議事録に向きます。risk・cost・competitor と並べるとそのまま一文が立ちます。not one to ~ の形は応用が利き、He's not one to complain. なら不平を言うような人ではない。人柄を一言で言う型としても覚えておけます。
not one to be underestimated
見くびってよい相手ではない——
Do not burden yourselves with worry
案じて心を重くするな——
in the grip of fear
恐れに掴まれて——
has not fallen out of reach
まだ手は届く——
bends to my will
意のままになる——
第63話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第63話は、見くびらない・受け継ぐ・封じる回。not one to be underestimated / in the grip of fear / every ounce of ~ / bend to one's will のような表現から、cataclysmic / incandescent / embodiment / slumber のような語彙まで扱いました。過去完了で前後関係を整える書き方は、来歴を順序立てて書きたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第63話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第63話「君の言葉こそ」は、知らせを受けた広間のざわめきから始まる回。中盤は次の手を決める相談で、狙うべき相手がはっきりします。後半は古代の民の来歴。なぜその地が狙われるのかが明かされます。
この 上級版 では、not one to be underestimated / in the grip of fear / every ounce of ~ / bend to one's will を中心に据えました。語彙は cataclysmic / incandescent / embodiment / slumber / bested で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、見くびらない英語です。「甘く見てよい相手ではない」「恐れに掴まれている」「持てるすべてを注いで」——力量をはかって言葉にするときの言い方が並びます。硬い文の型では so + 形容詞 が that を落として結果へつなぎ、過去完了 がどちらが先に起きたかを整えます。第63話は見くびらない・受け継ぐ・封じる回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第63話は知らせと段取りの回。不安な場をしずめる言い方と、相手を見くびらない言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「見くびってよい相手ではない」という not one to be underestimated でしたね。
not one to be underestimated / in the grip of fear / every ounce of ~ / bend to one's will など、見きわめ、受け継ぎ、封じるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。