lurking inside ~
意味〜の内に潜んでいる
- is there's another personality lurking inside him.
- There was a second bug lurking inside the same function.
💡 lurk は見えないところに身をひそめる。悪いものにしか使いません——いつ出てくるか分からないという不穏さが芯です。人にも、欠陥にも、危険にも載り、進行形の分詞で名詞を後ろから修飾するのが型です。
Episode Summary
A duel won by naming the opponent's weaknesses one at a time, then an account of the second self hidden behind the first. The language is about what has not surfaced yet — lurking inside, an unquenchable thirst, bound by obligation. Useful for writing about a risk nobody has seen act.
これは 上級レベル版。lurking inside ~ / an unquenchable thirst for ~ / be bound by one's obligation / The stakes are far too high. のような表現に、humbly / defenseless / towering / unending / craves のような語彙を合わせました。すべて第64話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第64話の正体・務め・見きわめの述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
lurking inside ~
意味〜の内に潜んでいる
💡 lurk は見えないところに身をひそめる。悪いものにしか使いません——いつ出てくるか分からないという不穏さが芯です。人にも、欠陥にも、危険にも載り、進行形の分詞で名詞を後ろから修飾するのが型です。
an unquenchable thirst for ~
意味〜への渇きが癒えない
💡 quench は渇きを消す、-able と un- で消しようがない。thirst が比喩の渇きです。良い意味にも使えて、a thirst for knowledge なら知識欲。何に向くかで色が決まります。
be free to roam ~
意味〜を自由に歩き回れる
💡 roam はあてもなく広く動く。行き先が決まっていないのが要点で、travel とはそこが違います。解き放たれた含みがあるので、檻や制約の話と組むのが自然です。
be bound by one's obligation
意味務めに縛られている
💡 bind は縛る、bound はその過去分詞。自分の意思ではなく、立場が縛るという形です。法律文で頻出し、bound by contract / bound by law と並びます。逃げ道がないと示すのに使えます。
be blinded by one's drive to ~
意味〜したい一心で見えなくなる
💡 drive は内から押してくる衝動。blinded by ~ がそれで周りが見えなくなった。目的そのものは正しいことが多く、やり方を誤ったという反省の形になります。詫びの前置きとして非常に使いやすい。
be mindful of ~
意味〜に心を配る
💡 mindful は心に留めている。careful が失敗を避けるのに対し、こちらは相手や状況を思いやる色が濃い。頼みごとを柔らかくする働きがあり、掲示や案内文でもよく見ます。
The stakes are far too high.
意味賭かっているものが大きすぎる。
💡 stakes は賭け金(常に複数形)。失敗したときに失うものを指します。high stakes は形容詞としても使え、引き下がれない理由を一語で示せます。単数の stake(杭・出資分)とは別物です。
have a very long way to go
意味道のりはまだ遠い
💡 目標までの距離を道に見立てた形。否定していないのが要点で、まだ着いていないだけという含みです。評価を下げずに現状を言えるので、指導や講評に向きます。
an admirable job
意味見事な働き
💡 admirable は敬意をもってほめる語。good より格式があり、努力や姿勢を評価するときに向きます。皮肉として使われることもあり、ほめる対象が不本意なものだと反転します。
Things have taken quite an interesting turn.
意味話が面白い方へ転がった。
💡 take a turn は局面が向きを変える。quite がなかなかのと押し上げます。良い方にも悪い方にも使えて、a turn for the worse なら悪化。余裕のある話し手の口調です。
〈上級〉許しを乞う・誤解を解く・自問する——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
I beg you to grant me forgiveness.
意味何とぞお許しを。
You misunderstand me.
意味誤解している。
It's been far too long.
意味あまりに久しぶりだ。
I can't help but ask myself
意味自問せずにはいられない
live with an open heart
意味心を開いて生きる
turn one's own attack against ~
意味〜自身の攻撃を跳ね返す
I suppose you could consider ~
意味〜と見てもよいだろう
what's in store for ~
意味〜を待ち受けているもの
You should rest.
意味休んだほうがいい。
I have no other choice.
意味ほかに道がない。
第64話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
Although it's true (that) ~(〜なのは確かだが)Although it's true you possess the power
その力を持っているのは確かだが——
相手の言い分をいったん認めてから、覆す型。although は接続詞なので後ろに文が来ます(despite は名詞)。that は落とせます。譲歩を先に置くことで、主張が公平に聞こえるのが利点。論説文の定石です。
他にも使える例:
Someone who ~(長い関係節を主語にする)Someone who can mock the suffering of others so callously
他人の苦しみをそこまで平然とあざ笑える者は——
主語の中に関係節を丸ごと入れる形。人物像を条件として描いてから、判断を下すので、誰のことかを名指しせずに済みます。述語が遠くなるのが読みにくさの原因なので、書くときは述語を短くするのがこつ。Anyone who ~ ならより一般化します。
他にも使える例:
by far the most ~(群を抜いて最も)by far the most elastic in my collection,
手持ちの中で群を抜いてよく伸びる。
最上級をさらに押し上げる言い方。by far は差が大きく開いていることを示し、二番手との距離まで含みます。最上級の前に置くのが原則で、the by far most とは言いません。比較級にも付けられます(by far better)。
他にも使える例:
lurking inside ~
〜の内に潜んでいる
まだ出てきていないが、そこにいる——見えない危険を名指しするための言い方です。芯は lurk の意味にあります。身をひそめて、機会をうかがう。hide がただ隠れているだけなのに対し、lurk には出てくるつもりがあるという含みが入ります。だからいつ出るか分からないという不穏さが必ず付いて回ります。ここが使い分けの要点です。この語は、良いものには使いません。A gift was lurking in the drawer. とは言えません。載るのは危険・欠陥・疑い・病・人格——出てきたら困るものだけです。文の作りも覚えやすい形をしています。lurking という現在分詞が、名詞を後ろから修飾する。another personality lurking inside him で彼の内に潜むもう一つの人格。関係代名詞を使わずに一語で済むので、文が短くまとまります。仕事の文でもそのまま使えます。a risk lurking in the contract、a bug lurking in the old code——まだ表に出ていない問題を指すのに、これ以上ぴったりの語はありません。
lurking inside him
彼の内に潜んでいる——
an unquenchable thirst for destruction
癒えない渇き——
free to roam the land
自由に歩き回れる——
You misunderstand me
誤解している——
It's been far too long
あまりに久しぶりだ——
第64話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第64話は、正体を語る・務めを語る・見きわめる回。lurking inside ~ / an unquenchable thirst for ~ / be bound by one's obligation / The stakes are far too high. のような表現から、humbly / defenseless / towering / unending のような語彙まで扱いました。Although it's true ~ で譲歩を先に置く書き方は、反論を公平に聞かせたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第64話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第64話「ゼロ」は、反射する魔法との攻防で動く回。中盤はその弱点を一つずつ挙げていく分析で、からくりが明かされます。後半はもう一つの人格の正体。狙いをどこに絞るかの相談が続きます。
この 上級版 では、lurking inside ~ / an unquenchable thirst for ~ / be bound by one's obligation / The stakes are far too high. を中心に据えました。語彙は humbly / defenseless / towering / unending / craves で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、正体を語る英語です。「内に潜んでいる」「癒えない渇き」「立場に縛られている」——表に出ていないものを名指しするときの言い方が並びます。硬い文の型では Although it's true ~ が譲歩を先に置き、by far the most ~ が最上級をさらに押し上げます。第64話は正体を語る・務めを語る・見きわめる回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第64話は弱点を見抜く回。相手の穴を筋道立てて示す言い方と、狙いを一つに絞り直す言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「内に潜んでいる」という lurking inside ~ でしたね。
lurking inside ~ / an unquenchable thirst for ~ / be bound by one's obligation / The stakes are far too high. など、正体を語り、務めを語り、見きわめるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。