Do not try my patience.
意味私の忍耐を試すな。
- Do not try my patience
- Do not try my patience — I asked for that file yesterday.
💡 try は試す・耐えられるか探る。Don't と縮めずに Do not と置くことで格式と冷たさが出ます。怒鳴らずに圧をかける言い方なので、立場が上の人物の台詞に多く出ます。
Episode Summary
A rumour worth checking, a new member worth advising, and a lead that turns out to be nothing. The language is for weighing what you have been told — according to her, there's more to the story, a wild goose chase, sooner rather than later. Useful for reporting that you looked into something and found little.
これは 上級レベル版。a wild goose chase / Sooner rather than later. / Proceed as if nothing has happened. / The experience is well worth it. のような表現に、wastelands / sighting / masterfully / unreachable / ripple のような語彙を合わせました。すべて第69話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第69話の助言・値踏み・指示の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
Do not try my patience.
意味私の忍耐を試すな。
💡 try は試す・耐えられるか探る。Don't と縮めずに Do not と置くことで格式と冷たさが出ます。怒鳴らずに圧をかける言い方なので、立場が上の人物の台詞に多く出ます。
stay away from ~ for now
意味当面は〜を避けておく
💡 for now が今のところはと期限を切ります。永久に駄目だとは言っていないのが要点で、助言を角の立たない形にできます。I'd ~ を頭に置くと自分ならそうするという柔らかい勧め方になります。
Since you're just starting out
意味始めたばかりなのだから
💡 start out はその道に入りたてである。Since ~ がすでに共有された理由を示すので、Because ~ より押しつけが弱くなります。相手を見下さずに経験の浅さに触れられるのが利点です。
The experience is well worth it.
意味経験としては十分に値打ちがある。
💡 well worth it はそれだけの価値が十分にある。well が worth を大きく押し上げます。先に難点を認めてから but でつなぐのが型で、割に合うと説く場面に向きます。
a wild goose chase
意味当てのない追いかけ
💡 野生の雁を追いかけても捕まらないところから。徒労に終わる追跡を指します。send someone on a wild goose chase とするとわざと無駄足を踏ませる意味になり、責める色が出ます。
We'll be cautious, but not overly so.
意味慎重にはするが、過度にはしない。
💡 not overly so の so が前に出た形容詞を受け直します。同じ語を繰り返さずに程度だけ否定できる、硬い文で重宝する形です。さじ加減を言い渡すときに効きます。
Proceed as if nothing has happened.
意味何事もなかったように進めよ。
💡 as if ~ が実際とは違う見え方を指示します。現在完了を使うので、起きたことが今も効いている含みが残り、隠しておけという色が強まります。
Sooner rather than later.
意味遅かれ早かれではなく、早めに。
💡 二つの比較級を並べて、前のほうを選ぶ形。soon と言うより急ぎだと角を立てずに伝えられます。期限を切らずに催促できるので、社外へのメールでもよく使われます。
Look no further.
意味もう探さなくていい。
💡 no further はこれ以上先へは。探し物はここで終わりだと宣言する形で、広告や売り込みの決まり文句でもあります。芝居がかった響きがあるので、軽口としても使えます。
Those are impossible to obtain.
意味そんなものは手に入らない。
💡 obtain はget の硬い語で、手続きを経て手に入れる含みがあります。impossible to ~ は不定詞に受け身の意味が入る形で、impossible to be obtained とは言いません。
〈上級〉伝言を頼む・様子を尋ねる・出どころを断る——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Give my warmest regards to ~
意味〜によろしくお伝えください
You seem rather troubled.
意味ずいぶん困っているようだ。
And that would be?
意味というのは。
There's more to the story.
意味話には続きがある。
You're a master of your craft.
意味その道の達人ですね。
It's worth checking out.
意味確かめてみる値打ちはある。
Be my guest.
意味どうぞご自由に。
Don't get your hopes too high.
意味あまり期待しすぎないように。
If you don't mind me saying so
意味差し出がましいようですが
Strange that he would ~
意味〜するとは妙だ
第69話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
as ~ as I'd anticipated(予想していたとおり〜だ)The coalition was as capable as I'd anticipated.
連合軍は予想どおりの力量だった。
同等比較の後ろに過去完了を置く形。I'd anticipated がその時点より前に立てた見込みを指すので、予想と結果の時間差がはっきりします。as expected より硬く、分析的に響き、報告書に向きます。
他にも使える例:
You'd think there'd be ~(〜がいてもよさそうなものだが)You'd think there'd at least be someone around to maintain the place
手入れをする人くらいいてもよさそうなものだが。
当然あるはずのものが無いという違和感を述べる型。You'd think ~ は普通ならそう考えるで、実際は違うと続くのが決まりです。there'd be と仮定法にすることで、期待が裏切られたことが形の上ではっきりします。後ろに but を足さなくても不満が伝わります。
他にも使える例:
So ~, in fact, that …(それほど〜で、実際…)So great, in fact, that it will render our goals unreachable
あまりに大きく、我々の目的を手の届かぬものにするほどに。
so ~ that … の間に in fact を挟んで程度を一段押し上げる形です。前の文の形容詞を受け直して独立させるので、畳みかける書き方ができます。render はある状態にしてしまうという硬い動詞です。
他にも使える例:
a wild goose chase
当てのない追いかけ
追いかけても捕まらないものを、延々と追う——その徒労を一語で言い表す形です。絵は字のとおり、野生の雁を追いかける。家禽の鵞鳥と違って野生の雁は飛んで逃げますから、初めから捕まえようがない。ここが芯で、努力が足りないのではなく、追う対象のほうに問題があると言っているのがこの表現の値打ちです。だから相手を責めずに徒労だったと言える——報告の場で使いやすいのはそのためです。形は二通りあります。go on a wild goose chase は自分が追わされる側。send someone on a wild goose chase は追わせる側で、わざと無駄足を踏ませたという非難の色が入ります。後者はかなり強いので、相手に向けて使うときは注意します。使いどころは裏の取れない情報を追ったあと、連絡先をたらい回しにされたあと、探していたものが初めから存在しなかったと分かったとき。似た言い方との差も見ておきましょう。a dead end は途中で行き止まりになった。a waste of time はただ時間を損した。a wild goose chase は動き回った末に何も無かった——労力の大きさが含まれるのが違いです。骨を折ったことまで伝えたいときに、この表現を選びます。
a wild goose chase
当てのない追いかけ——
Do not try my patience
忍耐を試すな——
Sooner rather than later
遅かれ早かれではなく早めに——
Be my guest
どうぞご自由に——
Look no further
もう探さなくていい——
第69話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第69話は、助言する・値踏みする・指示する回。a wild goose chase / Sooner rather than later. / Proceed as if nothing has happened. / The experience is well worth it. のような表現から、wastelands / sighting / masterfully / unreachable のような語彙まで扱いました。Sooner rather than later. で期限を切らずに急ぎを伝える書き方は、催促したいが角を立てたくないときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第69話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第69話「竜の誘い」は、長い遠征から帰ってきた場面で始まる回。中盤は仕事板の前での助言で、新入りに何を勧めるかが語られます。後半は竜を見たという噂を追う道中。訪ねた先で思わぬ種明かしが待っています。
この 上級版 では、a wild goose chase / Sooner rather than later. / Proceed as if nothing has happened. / The experience is well worth it. を中心に据えました。語彙は wastelands / sighting / masterfully / unreachable / ripple で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、噂を扱う英語です。「当てのない追いかけだ」「その道の達人ですね」「確かめてみる値打ちはある」——確かでない話を、捨てずに測るときの言い方が並びます。硬い文の型では You'd think there'd be ~ が違和感を置き、as ~ as I'd anticipated が予想と結果を突き合わせます。第69話は助言する・値踏みする・指示する回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第69話は出迎えの回。新しく入った人を迎える言い方と、噂の確からしさを測る言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「当てのない追いかけ」という a wild goose chase でしたね。
a wild goose chase / Sooner rather than later. / Proceed as if nothing has happened. / The experience is well worth it. など、助言し、値踏みし、指示するときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。