in dire need of ~
意味〜を切実に必要としている
- This poor person is in dire need of a wizard
- The building is in dire need of repair.
💡 dire は切迫した・ただならぬ。badly や urgently より硬く、重い語で、放っておけない状態を示します。in dire straits(苦境にある)も同じ語です。
Episode Summary
A newcomer takes a job everyone advises against, and the guild sends a very formal escort with instructions not to help too much. The language is careful and hierarchical — if I may speak candidly, I absolutely forbid it, keep your involvement to a minimum, my primary duty is to support you. Useful for drawing a line without giving offence.
これは 上級レベル版。if I may speak candidly / I absolutely forbid it. / I swear on my honor. / keep one's involvement to a minimum のような表現に、cognizant / candidly / aloof / perplexing / procure のような語彙を合わせました。すべて第74話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第74話の禁止・誓い・役割の述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
in dire need of ~
意味〜を切実に必要としている
💡 dire は切迫した・ただならぬ。badly や urgently より硬く、重い語で、放っておけない状態を示します。in dire straits(苦境にある)も同じ語です。
if I may speak candidly
意味率直に申し上げると
💡 candidly は包み隠さず。if I may ~ が許しを乞う形なので、これから言う内容が耳に痛いと予告できます。会議で反対意見を出す前置きとして定番です。
I absolutely forbid it.
意味断じて許さない。
💡 forbid は権限をもって禁じる。absolutely が例外なしと閉じます。立場のある者だけが使える強い語なので、対等な相手には向きません。
If that is your wish, I shall.
意味ご意向であれば、そう致します。
💡 shall の一人称は改まった承諾。I will. より儀礼的で、仕える立場の響きが出ます。動詞を省いて I shall で切るのが古風な型で、芝居がかった丁重さになります。
I swear on my honor.
意味名誉にかけて誓う。
💡 swear on ~ は〜にかけて誓う。かけるものが誓いの重みを決めるので、on my honor は最も格式の高い形のひとつです。果たせなければ面目を失うという含みが入ります。
keep one's involvement to a minimum
意味関与は最小限にとどめる
💡 keep ~ to a minimum は最小限に抑える。禁じるのではなく、程度を切る言い方なので、裁量を残したまま線を引けます。業務の取り決めでよく使われる形です。
My primary duty is to support you.
意味私の第一の務めはあなたを支えることだ。
💡 primary はいちばん先に来る。ほかにも務めはあるが順位が上という含みで、only duty とは違います。役割を自分から明示するので、越権を避ける宣言にもなります。
I am fully cognizant of ~
意味〜は十分に承知している
💡 cognizant は認識しているという法律寄りの硬語。aware とほぼ同義ですが、格式が数段上で、日常会話ではまず出ません。あえて使うと、堅苦しさが際立ちます。
You needn't concern yourself with it.
意味お気になさらず。
💡 needn't はその必要はないという英式の形。don't need to より硬く、突き放した響きがあります。concern oneself with ~ はわざわざ関わるで、立ち入るなという含みがにじみます。
Allow me to assist him.
意味私が手を貸しましょう。
💡 Allow me to ~ は私に〜させてください。許しを乞う形で申し出るので、Let me ~ よりずっと丁重になります。目上や客に向けて使える数少ない申し出の形です。
〈上級〉段取りを問う・悔いのなさを語る・欠点の所在を示す——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Our first challenge appears.
意味最初の難関が現れた。
How shall we proceed?
意味いかが進めましょうか。
The matter is settled, then.
意味では、話は決まりだ。
I must always be precise in my words.
意味言葉は常に正確でなければならない。
a choice I've never once regretted
意味一度も悔いたことのない選択
never fails to lift my spirits
意味必ず気持ちを引き上げてくれる
up to the task at hand
意味目前の務めに足る
I've taken steps to procure it.
意味手に入れる手は打ってある。
The flaw lies not with ~, but …
意味欠点は〜ではなく…にある
I'm not one to boast.
意味自慢する性質ではないが。
第74話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
Should I ~, or …?(〜すべきか、それとも…か)Should I take action, or leave her be?
手を出すべきか、それとも放っておくべきか。
自問を声に出す型。Should I ~? は助言を求める形ですが、or で二択を並べると独白になります。leave someone be はそのままにしておくで、leave someone alone より穏やかです。迷いをそのまま書き残せるので、報告書の回想にも合います。
他にも使える例:
It seems ~ proved to be the correct choice.(〜が正解だったようだ)It seems inaction proved to be the correct choice.
何もしないことが正解だったようだ。
prove to be ~ は結果として〜だと分かる。やってみて初めて判明したという含みが要点で、was correct より検証を経た響きになります。It seems を前に置くと断定を一段外せるので、振り返りの文に向きます。
他にも使える例:
It's not unlike ~(〜に似ていなくもない)It's not unlike a giant mass of rock or iron.
巨大な岩か鉄の塊に似ていなくもない。
二重否定でぼかす言い方。It's like ~ と断定せず、似ているが同じではないと幅を持たせます。正確さを重んじる書き方なので、学術や技術の文章でよく見ます。話し言葉ではやや気取って聞こえます。
他にも使える例:
if I may speak candidly
率直に申し上げると
これから耳に痛いことを言うと先に知らせる、改まった前置きです。仕組みは二段になっています。if I may ~ が許しを乞う形、candidly が包み隠さず。許しを求めてから率直になる——この順番が効きます。聞く側は身構える時間をもらえるので、内容が強くても受け取りやすくなります。似た前置きとの差も押さえておきましょう。To be honest, は日常的で軽い。With respect, は反論の合図として使い古されており、英国では皮肉に聞こえることもあります。if I may speak candidly はその中間より上——敬意を保ったまま、遠慮を外す位置に立ちます。使うときの注意が二つあります。まず本当に率直なことを言うこと。前置きだけ重くして中身が当たりさわりないと、かえって落胆させます。次に一つの会議で一度だけ。繰り返すと毎回もったいぶる人に見えてしまいます。なお may を can に替えると格が落ちます。改まった場では may のまま——ここは崩さないのが無難です。
if I may speak candidly
率直に申し上げると——
I swear on my honor
名誉にかけて誓う——
I absolutely forbid it
断じて許さない——
My primary duty is to support you
第一の務めはあなたを支えることだ——
Allow me to assist him
私が手を貸しましょう——
第74話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第74話は、禁じる・誓う・役割を定める回。if I may speak candidly / I absolutely forbid it. / I swear on my honor. / keep one's involvement to a minimum のような表現から、cognizant / candidly / aloof / perplexing のような語彙まで扱いました。keep one's involvement to a minimum で程度だけ切る書き方は、禁じずに線を引きたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第74話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第74話「ウェンディ、初めての大仕事!?」は、仕事板の前での助言から始まる回。中盤は同行をめぐる押し問答で、誰がどこまで手を出すかが争点になります。後半は徒歩の長い道中。着いた先で待っていたのは拍子抜けの結末でした。
この 上級版 では、if I may speak candidly / I absolutely forbid it. / I swear on my honor. / keep one's involvement to a minimum を中心に据えました。語彙は cognizant / candidly / aloof / perplexing / procure で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、折り目正しい英語です。「率直に申し上げると」「関与は最小限にとどめる」「私の第一の務めは」——敬意を保ったまま、線をはっきり引くときの言い方が並びます。硬い文の型では Should I ~, or …? が迷いを写し、It's not unlike ~ が断定を避けて似ていると言います。第74話は禁じる・誓う・役割を定める回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第74話は初仕事の回。新しく入った人の背中を押す言い方と、折り目正しく線を引く言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「率直に申し上げると」という if I may speak candidly でしたね。
if I may speak candidly / I absolutely forbid it. / I swear on my honor. / keep one's involvement to a minimum など、禁じ、誓い、役割を定めるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。