The rules are very simple.
意味規則はいたって簡単だ。
- The rules are very simple.
- The rules are very simple: one question each, no exceptions.
💡 これから説明するという合図になる定型。very simple と言い切ることで聞く側の身構えを解きます。直後に箇条書きのように並べるのが型で、司会や進行役の言葉です。
Episode Summary
A guild-wide endurance race, announced with formal rules and a punishment for last place. The language is procedural and evaluative — the rules are very simple, forfeiting is not an option, all other forms are still permitted, pulling out all the stops. Useful for briefing a group and for praising effort that went past the requirement.
これは 上級レベル版。go that extra mile / Forfeiting is not an option. / pulling out all the stops / not pulling any punches のような表現に、accolades / reigning / predetermined / pristine / peppered のような語彙を合わせました。すべて第75話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第75話の規則説明・戒め・見立ての述べ方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
The rules are very simple.
意味規則はいたって簡単だ。
💡 これから説明するという合図になる定型。very simple と言い切ることで聞く側の身構えを解きます。直後に箇条書きのように並べるのが型で、司会や進行役の言葉です。
Forfeiting is not an option.
意味棄権という選択肢はない。
💡 forfeit は権利を失う・棄権する。~ is not an option はそれは選べないという強い否定で、禁止ではなく前提の除外として働きます。動名詞を主語に立てるのが硬い書き方です。
go that extra mile
意味もうひと踏ん張りする
💡 求められた以上に進むという絵。that がその最後の一マイルを指します。努力の質を褒めるのに使われ、採用や評価の文で頻出します。
After numerous complaints
意味度重なる苦情を受けて
💡 numerous は数多くのという硬い語。many より公的な文書向きです。変更の理由を一言で示す前置きになり、告知文の定型として使えます。
All other forms of magic are still permitted.
意味それ以外の魔法はこれまでどおり認める。
💡 permit の受け身は規則で許されている。allowed より硬く、掲示や規約に向きます。all other ~ が禁じたもの以外すべてと範囲を返すので、禁止の直後に置くのが型です。
not pulling any punches
意味手加減なしだ
💡 ボクシングで当たる直前に力を抜くのが pull a punch。その否定なので加減せず打ち込むになります。批評や交渉にも使われ、容赦のなさを褒めることも多い言い方です。
I can hardly contain myself!
意味楽しみで仕方がない。
💡 contain oneself は感情を抑える。hardly と組むと抑えきれないになります。喜びにも怒りにも使えますが、芝居がかった響きがあるので大げさに言いたいときに向きます。
If you must cast blame, look to the one who leads.
意味責めを負わせたいなら、先頭に立つ者を見よ。
💡 cast blame は責めを投げかける。If you must ~ はどうしてもと言うならで、気は進まないが許すという含みが入ります。格言めいた口調になる組み合わせです。
Your intuition has served you well.
意味勘がよく働いたな。
💡 serve someone well は役に立つ・功を奏する。道具や資質を主語にするのが要点で、人を褒めながら、手柄はその資質に帰す——上から目線になりにくい褒め方です。
pulling out all the stops
意味あらゆる手を尽くして
💡 stop はパイプオルガンの音栓。全部引き出すと最大音量になるところから来ています。出し惜しみをしないという意味で、催しや接客の描写によく使われます。
〈上級〉言い回しに注文をつける・読みの的中を認める・しんがりを語る——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
proven yourself a worthy member
意味一員たるに足ると示した
Your phrasing could use a little bit of work.
意味言い回しはもう少し工夫の余地がある。
booby-trap the course
意味道筋に仕掛けを施す
I don't plan to keep you trapped for good.
意味ずっと閉じ込めておくつもりはない。
you'll be set free
意味解き放たれる
got dragged into this mess
意味この騒ぎに巻き込まれた
was on the money
意味読みが的中した
bringing up the rear
意味しんがりを務める
This turned out better than I'd hoped!
意味望んだ以上の首尾だ。
Color me impressed.
意味これは感心した。
第75話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
You are to ~(〜せよ:改まった指示)You are to grab one and bring it back!
ひとつ取って、持ち帰るように。
be to 不定詞 は取り決めによる指示を表します。You must ~ が話し手の圧なのに対し、規則や上位の決定から来ていると示せるのが違いです。軍・学校・式次第で使われ、掲示文にもそのまま載ります。
他にも使える例:
Although there is a kernel of ~ in your words(言い分にも一理はあるが)Although there is a kernel of wisdom in your words, Gajeel
その言葉にも一片の道理はあるが——
a kernel of ~ は核となるひとかけら。kernel は木の実の中身で、殻を割って出てくる本体という絵です。全体は認めないが、芯の部分は認める——部分的な同意を丁寧に言える便利な形です。
他にも使える例:
No one would've predicted ~(誰も予想しなかっただろう)No one in a million years would've ever predicted such a dramatic outcome
こんな劇的な結末は、誰ひとり予想しなかっただろう。
仮定法過去完了で、起きたあとから驚きを言う型。in a million years がどれだけ時間があってもと誇張を足します。締めくくりの一文に向き、実況や記事でよく使われます。
他にも使える例:
go that extra mile
もうひと踏ん張りする
求められた分は終わっている。その先へもう一歩——努力の質を褒めるときの定番です。絵は最後の一マイル。that が付いているのが要点で、「どこかの一マイル」ではなく「あの、余分な一マイル」——聞き手も知っているはずの、あの一歩を指します。だから go an extra mile とは普通は言いません。that か the、どちらかが入ります。この表現の値打ちは量ではなく姿勢を褒めるところです。He works hard. は時間や労力の話。He goes that extra mile. は言われていないところまで気を回したという話になります。成果が数字に出ていなくても使えるのが便利で、推薦状や評価面談で重宝します。使う場面をもう少し絞ると、接客、引き継ぎ、締め切り前の点検——やらなくても責められないことをやったときです。逆に当然の職務を果たしただけのときに使うと、褒めすぎに聞こえます。形も覚えておきましょう。動詞は go、前置詞は要りません。go that extra mile for ~ とfor で相手を足すのが自然で、willingness to go that extra mile のように名詞句に埋め込むと、そのまま職務記述書に使える硬さになります。
go that extra mile
もうひと踏ん張りする——
The rules are very simple
規則はいたって簡単だ——
pulling out all the stops
あらゆる手を尽くして——
Color me impressed
これは感心した——
not pulling any punches
手加減なしだ——
第75話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第75話は、規則を告げる・戒める・見立てる回。go that extra mile / Forfeiting is not an option. / pulling out all the stops / not pulling any punches のような表現から、accolades / reigning / predetermined / pristine のような語彙まで扱いました。~ is not an option. で選択肢から外す書き方は、前提そのものを閉じたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第75話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第75話「24時間耐久ロードレース」は、ギルド総出の長距離レースを追う回。前半は開会の口上と規則の説明で、何をすれば完走なのかがはっきりします。後半は道中の駆け引きと終盤の競り合い。思いがけない人物が先頭に出ます。
この 上級版 では、go that extra mile / Forfeiting is not an option. / pulling out all the stops / not pulling any punches を中心に据えました。語彙は accolades / reigning / predetermined / pristine / peppered で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、規則を告げる英語です。「規則はいたって簡単だ」「棄権という選択肢はない」「それ以外はこれまでどおり認める」——人前で取り決めを読み上げるときの言い方が並びます。硬い文の型では You are to ~ が指示を置き、a kernel of ~ が部分的な同意を丁寧に示します。第75話は規則を告げる・戒める・見立てる回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第75話は競い合いの回。息が上がった相手に声をかける言い方と、規則を読み上げて場を仕切る言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「もうひと踏ん張りする」という go that extra mile でしたね。
go that extra mile / Forfeiting is not an option. / pulling out all the stops / not pulling any punches など、規則を告げ、戒め、見立てるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。