a finite resource
意味限りある資源
- magic is a finite resource
- Time is a finite resource, after all.
💡 finite は限りのある。limited が制限されているのに対し、こちらは総量そのものが決まっているという含みで、使えばその分だけ減ることを示します。資源・時間・予算と結びつく硬い語です。
Episode Summary
A briefing, then a crossing. The language is expository and cautious — a finite resource, rapidly diminishing, the experiment did not go as planned, I can't guarantee that. Useful for laying out how something came about, for setting terms before you agree, and for lowering expectations without refusing.
これは 上級レベル版。a finite resource / rapidly diminishing / To be perfectly honest, ~ / I can't guarantee that ~ のような表現に、diminishing / preventive / suspicions / entrusted / vortices のような語彙を合わせました。すべて第78話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第78話の枯渇を説く講義・同行の条件・請け合いの外し方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
a finite resource
意味限りある資源
💡 finite は限りのある。limited が制限されているのに対し、こちらは総量そのものが決まっているという含みで、使えばその分だけ減ることを示します。資源・時間・予算と結びつく硬い語です。
rapidly diminishing
意味急速に減りつつある
💡 diminish はだんだん減る。decrease が数値として下がるのに対し、こちらは勢いや量が細っていく絵です。名詞の前に置いて使うのが定位置で、報告書でよく見かけます。
In an attempt to ~
意味〜しようとして
💡 目的を先に置いてから、本文を続ける硬い型。attempt が試みたが成否は別と含むので、うまくいかなかった話の前置きによく合います。In order to ~ より結果に含みが残ります。
The experiment did not go as ~ planned.
意味実験は〜の思惑どおりには運ばなかった。
💡 go as planned は予定どおりに運ぶ。否定にすると、失敗を静かに述べる形になります。failed と言い切らないぶん角が立たず、報告の書き出しとして使いやすい言い方です。
My suspicions were raised when ~
意味〜のときに不審を覚えた
💡 受け身にすることで、疑いが勝手に立ち上がったように描きます。I suspected ~ が自分の判断なのに対し、こちらは事実のほうに理由があるという体裁。人を疑う話を、感情抜きで語れます。
To be perfectly honest, ~
意味正直に申しますと、〜
💡 perfectly が包み隠さずと強めます。これから言うことが、前の発言と食い違うときの前置きとして働くので、聞き手は身構えます。言いにくい本音の直前に置くのが型です。
lay down a few firm ground rules
意味いくつか厳しい取り決めを置く
💡 lay down は定めて示す。ground rules は大もとの取り決めで、始める前に決めておくものを指します。会議・共同作業・同居——複数人で動き出す場面の定型です。
I would assume so.
意味そうだろうと思います。
💡 would が断定を一段やわらげます。I assume so. より控えめで、責任を負いすぎない——確かめていないことに答えるときに向きます。仕事のやりとりで重宝する言い方です。
I can't guarantee that ~
意味〜は請け合えません
💡 できないとは言わず、約束だけを外す型。guarantee が請け合うという強い語なので、それを否定しても、可能性は残ります。期待を下げておきたいときの常套句です。
Would you care to join us?
意味ご一緒にいかがですか。
💡 care to ~ は〜する気がおありかという古風で丁寧な誘い方。Do you want to ~? の格式ばった言い換えで、断りやすさを残すのが利点です。改まった席や接客で今も使われます。
〈上級〉筋道を立てる・断りを残す・用心をうながす——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
The story makes more sense if ~
意味〜と考えたほうが筋が通る
I'm not entirely sure we can ~
意味〜できるとは言い切れない
I'm not completely against ~
意味〜に反対というわけではない
You are absolutely not to ~
意味断じて〜してはならない
Indirectly, yes.
意味間接的には、そうです
head over heels in love with ~
意味〜にすっかり入れ込んで
minding their own business
意味自分のことをしているだけの
There's no telling what ~
意味〜は見当もつかない
have our work cut out for us
意味容易ではない仕事を抱える
well beyond the point of ~
意味とうに〜の段階を過ぎて
第78話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
Unlike ~, …(〜とは違い、…)Unlike here, in Edolas, magic is a finite resource.
ここと違って、エドラスでは魔力は限りある資源だ。
先に比べる相手を置き、あとで本題を述べる型。Unlike の後ろは名詞か代名詞で、節は取りません——Unlike he does とは言えず、Unlike him とします。対比を一語で始められるので、説明文の書き出しに向きます。
他にも使える例:
It seems someone had ~(誰かが〜していたようだ)It seems someone had made it their goal to close them, one by one.
誰かが一つずつ閉じることを目的にしていたようだ。
It seems ~ が断定を避けた推量を作り、過去完了が気づいた時点より前に起きていたことを示します。make it one's goal to ~ は〜を自らの目標に据えるという硬い言い方。後から事情を読み解く語りに向く形です。
他にも使える例:
Although I believe ~(〜とは思うが)Although I believe we're well beyond the point of that.
とうにその段階は過ぎているとは思うが。
Although は文頭で譲歩を置く接続詞。I believe を挟むことで自分の見立てだと断りながら、なお進める形になり、独断に聞こえません。Though は同じ意味でくだけた形——書き言葉では Although を選びます。
他にも使える例:
To be perfectly honest, ~
正直に申しますと、〜
言いにくい本音を切り出すための前置きです。骨格は to 不定詞 を文頭に置いた独立不定詞で、To tell the truth To put it simply と同じ仲間。文全体にかかる副詞のように働きます。perfectly の役目は強めです。To be honest だけでも成立しますが、perfectly が入ると包み隠さず全部を、という念押しになります。frank に置き換えた To be perfectly frank はさらに踏み込んだ、やや強い響きです。使ううえで気をつけたい点が一つあります。この前置きは、直前の発言をひっくり返す合図だということ。聞き手はここで身構えます。だから連発すると、ふだんは正直でないのかと取られます。一度の会話で一回まで——それが目安です。やわらげたいときは I have to say やIf I'm being honest が使えます。逆に仕事の場で角を立てずに本音を置きたいなら、To be perfectly honest, I'd rather not. のように前置き+ごく短い結論で切るのがいちばん収まります——長く言い訳を続けないほうが、かえって誠実に響きます。
I would assume so
そうだろうと思う——
Indirectly, yes
間接的には、そう——
a finite resource
限りある資源——
To be perfectly honest
正直に申しますと——
There's no telling what they'll do
何をするか見当もつかない——
第78話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第78話は、筋道を説く・条件を付ける・用心する回。a finite resource / rapidly diminishing / To be perfectly honest, ~ / I can't guarantee that ~ のような表現から、diminishing / preventive / suspicions / entrusted のような語彙まで扱いました。I can't guarantee that ~ で約束だけを外す言い方は、期待を先に下げておきたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第78話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第78話「エドラス」は、力が尽きかけた世界のしくみを説く講義から始まる回。中盤は同行の条件を並べるくだりで、どこまで踏み込むかが取り決められます。後半は着いた先の景色と、変装をめぐる軽口。人違いが一つ起きます。
この 上級版 では、a finite resource / rapidly diminishing / To be perfectly honest, ~ / I can't guarantee that ~ を中心に据えました。語彙は diminishing / preventive / suspicions / entrusted / vortices で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、筋道を説く英語です。「魔力は限りある資源だ」「実験は思惑どおりには運ばなかった」「〜と考えたほうが筋が通る」——事の起こりを順に並べて説明するときの言い方が並びます。硬い文の型では Unlike ~, … が対比を置き、It seems someone had ~ が後から事情を読み解きます。第78話は筋道を説く・条件を付ける・用心する回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第78話は道行きの回。同行の条件を並べて言い渡す言い方と、先の見えない道中で気楽に構える言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「正直に申しますと」という To be perfectly honest, ~ でしたね。
a finite resource / rapidly diminishing / To be perfectly honest, ~ / I can't guarantee that ~ など、筋道を説き、条件を付け、用心をうながすときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。