There's such a thing as ~
意味〜というものがあるだろう
- but there's such a thing as restraint
- There's such a thing as asking first.
💡 相手に欠けているものを、名指しで突きつける型。such a thing as ~ が世の中にはそういうものがあると置くので、直接の非難を避けつつ、はっきり伝わります。呆れをにじませた苦言に向きます。
Episode Summary
A case of mistaken identity, corrected in public. The language is corrective and evaluative — more precisely, they're different people entirely, it's not as crazy as it sounds, you have to hand it to him. Useful for fixing someone's assumption without contradicting them, and for conceding a point you'd rather not.
これは 上級レベル版。More precisely, ~ / They're different people entirely. / It's not as crazy as it sounds. / You have to hand it to ~ のような表現に、opposites / resilient / wasteful / teleportation / stuffy のような語彙を合わせました。すべて第79話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第79話の思い違いを正すくだり・渋々の評価・遠くからの見立てから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
There's such a thing as ~
意味〜というものがあるだろう
💡 相手に欠けているものを、名指しで突きつける型。such a thing as ~ が世の中にはそういうものがあると置くので、直接の非難を避けつつ、はっきり伝わります。呆れをにじませた苦言に向きます。
the best course of action
意味最善の手立て
💡 course of action は取るべき筋道。the best way より硬く、計画的に響きます。複数の選択肢を比べたうえで選ぶ含みがあるので、会議や報告書に収まります。
Sometimes life throws the unexpected at you.
意味思いがけないことが起きるものだ。
💡 throw A at B でBにAを投げつける。the unexpected は形容詞に the を付けて名詞にした形で、予期せぬ事柄全般を指します。人生を主語に置くと、誰のせいでもないという諦めが出ます。
They're different people entirely.
意味まったくの別人だ。
💡 entirely を後ろに置くのがこの形の要。entirely different people と前に置くより、言い切ったあとに念を押す調子になります。思い違いを正すときの言い方です。
It's not as crazy as it sounds.
意味聞こえるほど無茶な話ではない。
💡 as ~ as it sounds は聞いた印象ほど〜だ。否定にすると、先回りして弁明する形になります。相手が引くと分かっている話を切り出す前に置くと、身構えをほどけます。
More precisely, ~
意味より正確には、〜
💡 直前の言葉を、より正しい言葉に置き換える合図。In other words が言い換えなのに対し、こちらは訂正の色が入ります。相手の用語を静かに直したいときに便利です。
You have to hand it to ~
意味〜は認めざるをえない
💡 hand it to ~ で〜に一本取られたと認める。ふだんは評価していない相手を渋々ほめるときに使うので、手放しの称賛ではありません。皮肉にも転びます。
Are you that out of the loop?
意味そんなに事情を知らないのか。
💡 out of the loop は情報の輪の外にいる。in the loop が知らされている側で、対で覚えます。仕事の場で非常によく使われる言い方です。
That's quite reassuring.
意味それは心強い。
💡 reassuring は不安を打ち消してくれる。quite がかなりと強めますが、口調しだいでは皮肉にもなります。本気で言うときは、声を落ち着けて——強調しすぎると逆に響きます。
Apology accepted.
意味詫びは受け取った。
💡 詫びを受け入れたと正式に告げる二語。It's okay. が気にしていないなのに対し、こちらは非があったことを前提に、それを収める——上に立つ響きがあるので、対等な相手には少し重い言い方です。
〈上級〉たとえて示す・所在を尋ねる・場を任せる——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Think of it as sort of ~
意味いわば〜のようなものと考えてほしい
as to the whereabouts of ~
意味〜の所在について
We're sure to find them there.
意味そこで必ず見つかる
We shouldn't remain here a minute more.
意味ここに一分もとどまるべきではない
This is truly concerning.
意味これは実に憂慮すべきだ
quite a resourceful bunch
意味なかなか機転の利く連中
filled to capacity
意味満杯まで満たされて
I didn't realize you were here.
意味いらしたとは気づきませんでした
Allow me to take care of this.
意味これは私にお任せを
I shall leave it to you.
意味では任せよう
第79話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
To think they'd ~(〜するとは)To think they'd stoop to employ a spell like that.
そんな呪文に手を出すとは。
独立不定詞で驚きや呆れを表す型。主節がないまま言い切るのが特徴で、感嘆文の一種と考えると収まります。would がその人ならやりかねない・やるとは思わなかったという判断を含み、書き言葉でも芝居がかった響きになります。
他にも使える例:
It's hard to imagine what ~ would be like(〜がどんなふうか想像しにくい)It's hard to imagine what the opposite would be like.
その正反対がどんなふうかは想像しにくい。
what ~ would be like は〜がどのようなものかを尋ねる節。like を落とすと意味が変わるので、末尾の like は必ず残します。would が実際には存在しない仮の話だと示し、想像の話であることをはっきりさせます。
他にも使える例:
How could she have ~ so quickly?(どうしてそんなに早く〜できたのか)How could she have tracked us down so quickly?
どうしてあんなに早く突き止められたのか。
完了形の疑問に how could を重ねた形。答えを求めているのではなく、信じがたさを述べています。could have 過去分詞 がすでに起きたことへの驚きを担うので、非難にも感嘆にも転びます。
他にも使える例:
More precisely, ~
より正確には、〜
直前に出た言葉を、より正しい言葉に置き換えるための合図です。文頭に置いてコンマで区切るのが型で、後ろには訂正したい一文を丸ごと置きます。似た前置きとの違いを押さえておくと、選び間違えません。In other words は同じ内容を別の言葉で——正しさの度合いは変えません。That is to say は説明の補い。More precisely だけが前の言い方は足りなかったと認める働きを持ちます。だから自分の発言を直すときにも、相手の言葉をそっと直すときにも使えます。後者で使うときは角の立ちにくさが利点です。No, that's wrong. と正面から否定する代わりに、More precisely, ~ と置けば相手の言い分を土台として認めたうえで、精度だけを上げる形になります。会議での訂正に、これ以上に収まりのよい言い方はそう多くありません。書き言葉でもそのまま通ります。More precisely、Strictly speaking、To be exact の三つはほぼ同じ役割で、Strictly speaking がいちばん堅く、To be exact がいちばんくだけます——迷ったら真ん中の More precisely を選べば外しません。
Apology accepted
詫びは受け取った——
More precisely
より正確には——
That's quite reassuring
それは心強い——
Are you that out of the loop
そんなに事情を知らないのか——
This is truly concerning
実に憂慮すべきだ——
第79話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第79話は、言い直して正す・渋々認める・見立てる回。More precisely, ~ / They're different people entirely. / It's not as crazy as it sounds. / You have to hand it to ~ のような表現から、opposites / resilient / wasteful / teleportation のような語彙まで扱いました。More precisely, ~ で精度だけを上げる直し方は、相手の言い分を否定せずに訂正したいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第79話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第79話「フェアリーハンター」は、よく似た他人に囲まれて戸惑う場面から始まる回。中盤は雨の中の再会と、世界のしくみを説き直すくだりで、見込み違いがはっきりします。後半は追われての脱出と、そのあとの安否確認。追手の正体がひとつ明かされます。
この 上級版 では、More precisely, ~ / They're different people entirely. / It's not as crazy as it sounds. / You have to hand it to ~ を中心に据えました。語彙は opposites / resilient / wasteful / teleportation / stuffy で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、言い直して正す英語です。「より正確には」「まったくの別人だ」「聞こえるほど無茶な話ではない」——相手の思い違いを角を立てずに直すときの言い方が並びます。硬い文の型では To think they'd ~ が呆れを置き、It's hard to imagine what ~ would be like が想像の話だと断ります。第79話は言い直して正す・渋々認める・見立てる回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第79話は取り違えの回。無事かどうかを短く確かめる言い方と、思い違いを正して言い直す言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「より正確には」という More precisely, ~ でしたね。
More precisely, ~ / They're different people entirely. / It's not as crazy as it sounds. / You have to hand it to ~ など、言い直し、渋々認め、見立てるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。