Quite an odd feeling indeed.
意味まったく奇妙な感じですね。
- Quite an odd feeling indeed
- Quite an odd result indeed.
💡 quite a ~ はなかなかの〜。語順に注意が要ります——quite an odd feeling が正しく、an quite odd feeling とはなりません。indeed を文末に足すと古風で、改まった響きになります。
Episode Summary
Two of the same person size each other up. The language is measured and evaluative — quite an odd feeling indeed, it may appear that way to you, I'd expect no less from you, they have the right to know. Useful for correcting an impression without denying it, and for praising someone by not being surprised.
これは 上級レベル版。I'd expect no less from ~ / It may appear that way to you, but ~ / Although we look alike, ~ / They have the right to know. のような表現に、concentric / afloat / jagged / oblivious / rampaging のような語彙を合わせました。すべて第86話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第86話の名乗り合いの口上・見立ての述べ方・原則の持ち出し方から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
Quite an odd feeling indeed.
意味まったく奇妙な感じですね。
💡 quite a ~ はなかなかの〜。語順に注意が要ります——quite an odd feeling が正しく、an quite odd feeling とはなりません。indeed を文末に足すと古風で、改まった響きになります。
Now let's see what you're made of.
意味では、その力を見せてもらおう。
💡 what one is made of はその人の真の力量。素材でできているという比喩から来た言い方で、試す側が使うのが定型です。挑戦の口上として決まっていますが、日常では大げさに響きます。
It seems unfair, doesn't it?
意味不公平に思えますよね。
💡 付加疑問で相手を巻き込む形。It seems ~(そう見える)のあとにdoesn't it? を足すので、同意を求めながら自分の判断は保留できます。相手の不満を先に言葉にしてみせる——余裕を示す言い方です。
It may appear that way to you, but ~
意味あなたにはそう見えるかもしれませんが、〜
💡 appear はそう見える——実際とは違うという含みを持ちます。to you が見えているのは相手の側だけと限定し、相手の認識を否定せずに訂正へ進めます。反論の前置きとして非常に使いやすい形です。
Although we look alike, we're quite different.
意味見た目は似ていても、中身はまるで違います。
💡 Although は文頭で譲歩を置く接続詞。Though が同じ意味でくだけた形で、書き言葉では Although を選びます。But を後ろに重ねないのが決まり——Although と but の併用は誤りです。
I'd expect no less from ~
意味〜ならそれくらいはやるでしょう
💡 no less はそれを下回らない。相手の力量を前提として褒める言い方で、驚いていないと示すことが称賛になる——日本語の「さすが」に近い働きです。皮肉にも転じます。
I knew you were the right man for the job.
意味この仕事はあなたが適任だと思っていました。
💡 the right person for the job が適任者。今は person を使うのがふつうで、man は古い言い方として残っています。I knew が最初から見込んでいたと示すので、結果が出たあとのねぎらいになります。
I apologize for making you wait.
意味お待たせして申し訳ありません。
💡 make + 人 + 原形 で人に〜させる。自分の側の落ち度として言う形なので、Sorry to keep you waiting. より責任を認める度合いが強い——改まった場にふさわしい言い方です。
This has nothing to do with ~
意味これは〜とは関わりのないことです
💡 have nothing to do with ~ は〜とは無関係だという決まった形。論点のすり替えを退けるときに効き、相手が持ち出した基準を切り離せます。I have nothing to do with it. とすると自分は関与していないという弁明になります。
They have the right to know.
意味彼らには知る権利があります。
💡 the right to ~ は〜する権利——後ろは to 不定詞と決まっています。the right of knowing とはなりません。情報を伏せる相手に対して使うと、こちらの主張を原則の話に引き上げられます。
〈上級〉力の出どころを説く・見せてやると構える・切り抜けさせる——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
my battle strength is boosted by ~
意味〜によって力が引き上げられる
Let me give you a taste of ~
意味〜を少しお見せしましょう
I'm happy to hear that.
意味それは何よりです
as fellow living beings
意味同じ生き物として
That's foolish.
意味それは愚かです
fend for herself
意味ひとりで切り抜ける
Valiant effort, but ~
意味見事な働きだが、〜
My current operation is dependent on ~
意味今の任務は〜にかかっている
It's bigger than I imagined.
意味思っていたより大きい
Afraid so.
意味残念ながら、そうです
第86話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
I wouldn't be surprised if ~(〜でも驚かない)I wouldn't be surprised if they were hiding something in here.
ここに何か隠していても驚かないね。
仮定法を使って、あり得ると示す型。if 節の中は過去形にするのが本来の形ですが、会話では現在形もよく使われます。wouldn't be surprised が二重の否定になるため、結果として肯定の推測を穏やかに述べられます。
他にも使える例:
as though it had been ~(〜されたかのように)It had a jagged surface as though it had been cut off.
切り取られたかのような、ぎざぎざの面になっていた。
as though の後ろに過去完了を置くと、見た時点より前に起きたことのように見えると表せます。時制を一段ずらすのがこの形の要で、as though it was cut では前後関係がぼやけます。観察を描く文章に向く形です。
他にも使える例:
Seeing as ~, …(〜なのだから、…)Seeing as he's the king, he's probably somewhere grand.
王なのだから、どこか立派な場所にいるだろう。
Seeing as は〜であることを踏まえると——くだけた理由の接続です。Since や Given that と同じ働きで、こちらはいちばん口語的。Seeing as how ~ という形も使われますが、書くときは Since に替えるのが安全です。
他にも使える例:
I'd expect no less from ~
〜ならそれくらいはやるでしょう
驚いていないと示すことで、かえって相手を高く評価する言い方です。仕組みは no less の二語にあります。less はそれより少ない、no less でそれを下回ることはない。つまりあなたならこの水準は当然だという前提を置いており、その前提自体が褒めになっています。日本語の「さすが」にいちばん近い働きです。使う位置が決まっています。相手が何かを成し遂げた直後に置くのが型で、前に言うと重圧になります。I expect no less. と現在形で言えばこれから先もその水準を求めるという意味に変わり、上司の物言いになります——would を入れるかどうかで、ねぎらいと要求が分かれます。皮肉にも転びます。相手がまた同じ失敗をしたときにI'd expect no less from him. と言えばどうせそんなものだという当てこすりになる——声の調子が意味を決めるので、笑顔とセットで使うのが安全です。素直に褒めたいだけならThat's impressive. や Well done. のほうが取り違えられません。
Quite an odd feeling indeed
まったく奇妙な——
I'd expect no less from
それくらいはやるでしょう——
It may appear that way to you
そう見えるかもしれませんが——
They have the right to know
知る権利がある——
Afraid so
残念ながら、そう——
第86話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第86話は、名乗る・見立てる・原則を持ち出す回。I'd expect no less from ~ / It may appear that way to you, but ~ / Although we look alike, ~ / They have the right to know. のような表現から、concentric / afloat / jagged / oblivious のような語彙まで扱いました。no less で「それを下回らない」と置く褒め方は、成し遂げた相手をねぎらいたいときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第86話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第86話「エルザ vs. エルザ」は、同じ顔の二人が名乗り合う場面から始まる回。中盤は水晶から戻された経緯の説明と、丸薬をめぐるやりとりで、この世界で力が使える理由が分かります。後半は浮島のしくみの説明と、知らせに行くと決めるくだり。城の造りに手こずります。
この 上級版 では、I'd expect no less from ~ / It may appear that way to you, but ~ / Although we look alike, ~ / They have the right to know. を中心に据えました。語彙は concentric / afloat / jagged / oblivious / rampaging で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、名乗って相手を見立てる英語です。「まったく奇妙な感じですね」「あなたにはそう見えるかもしれませんが」「あなたならそれくらいはやるでしょう」——相対した相手を測りながら言葉を交わすときの言い方が並びます。硬い文の型では as though it had been ~ が時制を一段ずらし、I wouldn't be surprised if ~ が推測を穏やかに述べます。第86話は名乗る・見立てる・原則を持ち出す回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第86話は合流の回。話を後回しにする言い方と、名乗って相手を見立てる言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「それくらいはやるでしょう」という I'd expect no less from ~ でしたね。
I'd expect no less from ~ / It may appear that way to you, but ~ / Although we look alike, ~ / They have the right to know. など、名乗り、見立て、原則を持ち出すときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。