It's an attempt that's easily thwarted.
意味その手は簡単に潰される。
- It's an attempt that's easily thwarted
- The plan was easily thwarted.
💡 thwart は企てを阻んで無駄に終わらせる。stop が単に止めるのに対し、thwart には「狙いを外させる」という含みがあります。報道や物語で、計画・陰謀と結びついて出る語です。
Episode Summary
It's an attempt that's easily thwarted; I think his courage is commendable; possessing powerful magic isn't the be-all end-all. Lines from the critique and the long piece of advice that closes it.
これは 上級レベル版。It's an attempt that's easily thwarted. / I think his courage is commendable. / It didn't faze him at all. / Possessing powerful magic isn't the be-all end-all. のような表現に、commendable / examiner / applaud / unleashed / gentler のような語彙を合わせました。すべて第99話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第99話の講評・見立て・諭しから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
It's an attempt that's easily thwarted.
意味その手は簡単に潰される。
💡 thwart は企てを阻んで無駄に終わらせる。stop が単に止めるのに対し、thwart には「狙いを外させる」という含みがあります。報道や物語で、計画・陰謀と結びついて出る語です。
I think his courage is commendable.
意味その勇気は賞賛に値すると思う。
💡 commendable はほめるに値する。great が素晴らしいという感想なのに対し、こちらは評価としての承認で、推薦状や講評の定番の語です。ややよそ行きの響きがあります。
It didn't faze him at all.
意味まるで動じなかった。
💡 faze は気持ちを乱す・ひるませる。ほとんど否定文で使うのが特徴で、It fazed him. とはあまり言いません。同音の phase(段階)とは別語——綴りに注意してください。
As your examiner, I think you deserve to move on.
意味試験官として、次へ進むに値すると判断する。
💡 As + 肩書き はその立場から言えば。私見ではなく役目としての判断だと示す枠で、重みが一段増します。deserve to ~ は〜するに値するです。
There is one thing you still lack.
意味まだ足りないものが一つある。
💡 lack は他動詞なので前置詞が要りません。lack of ~ は名詞の形なので、動詞で使うときに of を入れないこと。欠けているものを静かに指摘する言い方です。
I applaud anyone who has the courage to stand up.
意味立ち向かう勇気のある者には拍手を送る。
💡 applaud は手を叩くから公に称えるへ広がった語。praise がほめるなのに対し、applaud は「皆の前で認める」という含みで、式辞や論説でよく使われます。
Possessing powerful magic isn't the be-all end-all.
意味力があればそれでいい、というものではない。
💡 the be-all and end-all はそれがすべてであり最終目的でもあるもの。ほぼ否定文で使い、「それがすべてではない」と言います。動名詞を主語に立てる形もこの一文でまとめて押さえられます。
Your burning desire for victory.
意味勝ちたいという燃えるような思い。
💡 burning は燃えるようなという強めの形容。strong desire よりずっと熱を帯びます。後ろはdesire for + 名詞 かdesire to + 動詞——前置詞の使い分けに注意です。
This was nothing compared to what lies ahead.
意味この先に待つものに比べれば、これは何でもない。
💡 nothing compared to ~ は〜に比べれば取るに足りない。in store for ~ は〜を待ち受けているで、良いことにも悪いことにも使えます。二つ合わせて、先を予告する一文になります。
This gave me a good feel for your skill level.
意味おかげで力量がよく分かった。
💡 a feel for ~ は〜の感触・勘どころ。understanding が理屈での理解なのに対し、feel は体で分かった感じを指します。get a feel for ~ の形もあわせて覚えられます。
〈上級〉欠点を指摘する・見込みを述べる・打ち明ける——硬い場面でも通る言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
You'll never become one at this rate.
意味この調子では一生無理だ
She deflected my attack like it was nothing.
意味こちらの手を難なくそらした
You can still use some work on your timing.
意味間の取り方はまだ手直しが要る
It's the most obvious strategy you could have chosen.
意味いちばん読まれやすい手だ
Great minds think alike.
意味考えることは同じだね
Don't you think I deserve some time to relax?
意味少しは休ませてくれてもいいだろう
There's some kind of pressure building up in here.
意味何か圧が高まっている
Let me tell you something as a friend.
意味友人として言わせてもらう
Like you, I don't want to lose.
意味私も君と同じで、負けたくない
Now that we've finished up your test...
意味試験が終わったところで
第99話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
at this rate(この調子では)You'll never become an S-Class wizard at this rate.
この調子では一生無理だ。
rate は進み具合・ペース。今の勢いのまま行けばこうなるという見通しを一語で言える形です。置き場所は文頭でも文末でもよく、At this rate, we'll never finish. のようにコンマで切って前に出すと強調になります。悪い見通しに使うのがふつうで、叱咤にも、愚痴にもなります。
他にも使える例:
nothing compared to ~(〜に比べれば何でもない)I'm sure this was nothing compared to what he's got in store for you.
この先に待つものに比べれば、これは何でもない。
compared to ~ が比較の土台を示し、nothing が取るに足りないと切り捨てます。謙遜にも、脅しにも使えるのがこの形の幅です。compared to と compared with はほぼ同義ですが、会話では to のほうが圧倒的に多い。自分の苦労を小さく見せたいときにも効きます。
他にも使える例:
deserve to ~(〜するに値する)As your examiner, I think you deserve to move on.
試験官として、次へ進むに値すると判断する。
deserve はそれに見合うだけのものがある。後ろの形が三通りあるのが要点です。deserve to + 動詞の原形(〜するに値する)、deserve + 名詞(〜を受けるに値する)、deserve + ~ing(〜されるに値する)。良いことにも悪いことにも使えます——He deserves a rest. もHe deserves the blame. も自然です。
他にも使える例:
Great minds think alike.
考えることは同じだね。
同じ案が重なったときに、互いを立てて笑う決まり文句です。直訳は優れた頭脳は同じように考える——つまり自分も相手もほめていることになります。自慢めいて聞こえないのは、冗談だと分かっているからで、初対面でも安全に使えます。形はそのまま丸ごと覚えてください。minds は複数形、alike は副詞で、A great mind thinks alike. とは言いません。短く Great minds. とだけ言うこともあります。続きのある言い回しだという点も知っておくと面白いところです。Great minds think alike, and fools seldom differ.——愚か者もまた似たことを考えると続き、後半を足すと自虐の笑いになります。場面に合う仲間も押さえておくと便利です。You read my mind. はまさにそれを考えていた、Jinx! は同時に同じことを言ったとき——三つとも、重なりを楽しむための言葉です。
LOOKS LIKE IT DIDN'T FAZE HIM AT ALL
まるで動じなかった——
THERE IS ONE THING YOU STILL LACK
まだ足りないものが一つある——
GREAT MINDS THINK ALIKE
考えることは同じだね——
LIKE YOU, I DON'T WANT TO LOSE
私も負けたくない——
YOUR BURNING DESIRE FOR VICTORY
燃えるような思い——
第99話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第99話は、講評する・見立てる・諭す回。It's an attempt that's easily thwarted. / I think his courage is commendable. / It didn't faze him at all. / Possessing powerful magic isn't the be-all end-all. のような表現から、commendable / examiner / applaud / unleashed のような語彙まで扱いました。nothing compared to ~ で先の重さを示す言い方は、講評や引き継ぎの場のひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第99話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第99話「ナツ vs. ギルダーツ」は、力の差を知る回。前半は稽古をつける側の講評で、どこが足りないかを言葉にする言い方が並びます。中盤は昔のやりとりの回想。後半は試験官からの長い諭しで、引くことの意味を説く表現が続けて出てきます。
この 上級版 では、It's an attempt that's easily thwarted. / I think his courage is commendable. / It didn't faze him at all. / Possessing powerful magic isn't the be-all end-all. を中心に据えました。語彙は commendable / examiner / applaud / unleashed / gentler で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、講評する英語です。「その勇気は賞賛に値する」「まだ足りないものが一つある」「間の取り方はまだ手直しが要る」——相手の出来を言葉にして返したいときの言い方が並びます。硬い文の型では at this rate が今のままの行く末を示し、deserve to ~ が値するかどうかを判じます。第99話は講評する・見立てる・諭す回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第99話は講評の回。足りないところを指摘する言い方と、引き際を説く言い方が手に入ります。
いちばん効いたのは、「考えることは同じだね」という Great minds think alike. でしたね。
It's an attempt that's easily thwarted. / I think his courage is commendable. / It didn't faze him at all. / Possessing powerful magic isn't the be-all end-all. など、講評し、見立て、諭すときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。