be not fit to ~
意味〜する資格がない/向いていない
- He's not fit to mentor.
- The building isn't fit to live in.
💡 fit は「ふさわしい・適している」。be fit to + 動詞で「〜するのに適している」、be fit for + 名詞なら「〜に向いている」。否定で使うことが多く、力量や状態が足りていないという判断になります。fit for duty(勤務に耐えうる)は職場でよく見かける形です。
Episode Summary
Gran Torino greets Izuku face down in ketchup, forgets his name repeatedly, then floors him in seconds and diagnoses a boy too stiff and too awed by All Might. Elsewhere Stain rejects the League's recruitment pitch rather pointedly, Best Jeanist sets about reforming Bakugo's manners, and the others learn what internships involve. After a night of failed rooftop jumps, a half-frozen pastry from the microwave shows Izuku that he should leave his power switched on all the time.
これは 上級レベル版。第27話は、グラントリノの手厳しい指導、ベストジーニストの爆豪評、そしてステインを追う飯田の決意が英語の見どころです。be cut from the same cloth / be a shackle on ~ / a novice when it comes to ~ といった実際に作中で使われている表現に、deplorable / ferocious / adept / objectively / hectic のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第27話のグラントリノの指摘・ベストジーニストの講釈・ヒーローの仕事の説明から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be not fit to ~
意味〜する資格がない/向いていない
💡 fit は「ふさわしい・適している」。be fit to + 動詞で「〜するのに適している」、be fit for + 名詞なら「〜に向いている」。否定で使うことが多く、力量や状態が足りていないという判断になります。fit for duty(勤務に耐えうる)は職場でよく見かける形です。
a novice when it comes to ~
意味〜にかけては素人だ
💡 when it comes to ~ は「〜の話になると」と話題を絞る決まり文句。後ろは名詞か動名詞です(when it comes to teach は誤り)。「他はともかく、この分野では」という限定が付くので、ほめるときにも、けなすときにも使えます。
can't stand to ~
意味〜するのが耐えられない
💡 stand は「我慢する」。can't stand ~ing と can't stand to ~ はほぼ同じですが、to 不定詞のほうが「この一回」に寄る傾向があります。肯定文ではまず使わない——can't とセットで覚えてください。
be a shackle on ~
意味〜の足かせになっている
💡 shackle は手かせ足かせ。悪いものではなく、大切に思っているものが足かせになる——この台詞が刺さるのはそこです。be shackled to ~ と動詞にすれば「〜に縛られている」。burden(重荷)が「重い」なら、shackle は「動けない」。
wrap one's mind around ~
意味〜を理解する/飲み込む
💡 頭で包み込む——つまり全体をつかんで納得するという比喩です。難しくて理解が追いつかないときに使うので、can't と組むのがふつう。wrap one's head around ~ も同じ意味でよく使われます。
be entrusted to ~
意味〜に託される
💡 trust(信じる)に en- が付いて「預ける」。entrust A to B(AをBに託す)とentrust B with A(BにAを託す)の二つの形があります。受け身にすると、託された側の責任が前に出るのがこの語の効きどころ。
a good handle on ~
意味〜をよく御している
💡 handle は取っ手。持ち手をしっかりつかんでいる——つまり扱いこなせているということ。get a handle on ~ なら「つかみ始める」と、途中経過を表せます。understand より「動かせる」ところまで含むのが持ち味です。
be cut from the same cloth
意味同じ布から裁たれている/根は同じだ
💡 一枚の生地から裁った服は、柄も質もそろう——そこから来た言い方。似ている、ではなく「出どころが同じ」という含みです。ほめ言葉にも、皮肉にもなります。cut from a different cloth と言えば「まるで別種だ」。
without regard for ~
意味〜をかえりみずに
💡 regard は「気にかけること」。without regard for ~ は「〜を勘定に入れずに」という、批判の色がつきやすい言い方です。regardless of ~(〜に関係なく)とは近いが別——regardless は中立、without regard for は非難寄り。
track ~ down
意味〜を突き止める/追い詰める
💡 track は足跡をたどること、down が「仕留めるところまで」。探すだけでなく、見つけ出すところまでを含みます。人にも物にも情報にも使えて、track down a phone number のような日常的な場面でも自然です。
〈上級〉評する・書き添える・言い渡す——改まった場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
in regards to ~
意味〜に関して
a decent grasp of ~
意味〜のそれなりの理解
Time waits for no man.
意味時は人を待たない
There's discord in ~
意味〜に食い違いがある
best ~
意味〜を打ち負かす
stitch ~ into the fabric of …
意味〜を…に織り込む
suppress crime
意味犯罪を抑え込む
file a report
意味報告書を出す
be in charge of ~
意味〜を任される
It took you long enough.
意味ずいぶん待たせたね
第27話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
It's no use ~ing(〜しても無駄だ)It's no use trying to figure out how his Quirk works.
あの個性の仕組みを読もうとしても無駄だ。
use は「役に立つこと」という名詞。no use のあとは必ず動名詞で、to 不定詞は取りません。There's no use ~ing / It's no use ~ing のどちらでも言えます。あきらめを表す形なので、相手に言うときは突き放した響きになる点に注意してください。
他にも使える例:
No wonder ~(どうりで〜なわけだ)No wonder All Might was so scared of this guy.
どうりでオールマイトがこの人を怖がっていたわけだ。
It's no wonder that ~ の省略形で、会話ではほぼ No wonder ~ だけで使われます。直前に知った事実が、前から抱いていた疑問を解いた——その瞬間に出る言い方です。単独で No wonder. とだけ言うこともできます。
他にも使える例:
It's true that ~, but …(確かに〜だが、…)It's true that you need to get stronger, and quickly.
確かに君は強くならねばならない。それも急いで。
相手の言い分をいったん認めてから、本題に入る形。頭ごなしに否定しないので、議論の場で角が立ちません。It's true that ~ / Granted, ~ / Admittedly, ~ はどれも同じ働きをします。but のあとが言いたいこと——ここが本題です。
他にも使える例:
be cut from the same cloth
「同じ布から裁たれている」
⭐ ベストジーニストが、ヒーローと敵を並べて言った一言。一枚の生地から裁った服は、柄も質もそろう——「似ている」ではなく「出どころが同じ」という含みが核心です。だからこそ、ほめ言葉にも警告にもなる——この台詞では後者で、紙一重だと釘を刺しているわけです。cut from a different cloth と言い換えれば「まるで別種だ」。人物評として、そのまま会話に持ち込めます。
Heroes and villains are cut from the same cloth.
ヒーローと敵は、同じ布から裁たれている。
Your admiration for All Might is a shackle on you.
オールマイトへの憧れが、君の足かせになっている。
It's true that you need to get stronger, and quickly.
確かに君は強くならねばならない。それも急いで。
You have a good handle on your powerful Quirk.
君はあの強力な個性を、よく御している。
He was entrusted to me by a sworn friend.
あいつは、固く誓い合った友から私に託された。
第27話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第27話は、人を評する・足かせを言い当てる・仕事を説明する回。be a shackle on ~ / be cut from the same cloth / a good handle on ~ / wrap one's mind around ~ のような比喩を含む表現から、deplorable / ferocious / adept / objectively のような硬い語彙まで扱いました。グラントリノの指摘は、長所がそのまま短所になっていると伝えるときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第27話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第27話「不敵! グラントリノ参上」は、インターン初日の回。緑谷を指名したのは、オールマイトの恩師だという老ヒーロー。頼りなく見えたその人は、一瞬で緑谷を転がしてみせます。続く講評は容赦がなく——動きが硬い、心に食い違いがある、そして憧れが足かせになっている。爆豪はベストジーニストに、麗日と蛙吹はフォースカインドに、それぞれプロの仕事そのものを教わります。夜どおし考えた緑谷は、力はそのつど点けるものではなく、点けたままにしておくものだと気づきました。
この 上級版 では、be a shackle on ~ / be cut from the same cloth / a good handle on ~ / wrap one's mind around ~ を中心に据えました。語彙は deplorable / ferocious / adept / objectively / hectic で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、人を評する英語です。グラントリノは「憧れが足かせになっている」と言い当て、ベストジーニストは長所を認めたうえで直すべき点を並べ、フォースカインドは仕事の中身を順序立てて説明する——第27話はいったん認めてから指摘する言い方が並びます。面談でも推薦状でもそのまま使える形ばかりです。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第27話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、憧れを「足かせ」と言い切った指摘でしたね。
be a shackle on ~ / be cut from the same cloth / a good handle on ~ / wrap one's mind around ~ など、人を評して、筋道立てて伝えるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。