pull punches
意味手加減する
- They probably won't pull any punches when it comes to testing us.
- The review didn't pull any punches.
💡 ボクシングで、当たる直前に力を抜くのが pull a punch。否定で使うのがほとんどで、not pull any punches=容赦しないという形で覚えるのが早いです。批評・報告・指導など、言葉の厳しさにも使えます。
Episode Summary
With finals a week away, Kaminari and Ashido admit they have taken almost no notes, and Yaoyorozu, delighted to be asked, turns her family mansion into a study hall stocked with Harrods tea. Kendo leaks that the practical will be robots again, which turns out to be wrong: the teachers walk in and announce that students will fight them in pairs, with Izuku and Bakugo against All Might. Kirishima and Sato go first and are promptly walled in by Cementoss.
これは 上級レベル版。第34話は、期末前の教室の騒ぎ、B組・物間の嫌味な挑発、そして拳藤がもらす試験情報が英語の見どころです。pull punches / food for thought / humble brag といった実際に作中で使われている表現に、overkill / impatience / precaution / preoccupied / cinch のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第34話の試験前のやりとり・他クラスの当てこすり・実技試験の発表から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
pull punches
意味手加減する
💡 ボクシングで、当たる直前に力を抜くのが pull a punch。否定で使うのがほとんどで、not pull any punches=容赦しないという形で覚えるのが早いです。批評・報告・指導など、言葉の厳しさにも使えます。
cram
意味詰め込みで勉強する
💡 cram は「ぎゅうぎゅうに詰める」。短期間で頭に詰め込むのが勉強の cram です。cram school は日本の塾を指す語として英語でも使われます。study と違い、長期の積み上げは含みません。
humble brag
意味謙遜を装った自慢
💡 humble(謙虚)と brag(自慢)を貼り合わせた新しい語です。「たいしたことないんですけど」と前置きしてから自慢する——その形式そのものを名指しする言葉。動詞でも名詞でも使えます。
food for thought
意味考えさせられる材料
💡 頭に入れて噛みしめるものという比喩。結論ではなく、考える種を置いていくときに使います。数えない名詞なので a food for thought とは言いません。議論の締めくくりにちょうどよい一言です。
get caught up in ~
意味〜に巻き込まれる
💡 流れに巻き取られるという図です。望まないものに使えば「巻き込まれる」、楽しいものに使えば「夢中になる」——get caught up in a book なら没頭したということ。
give away ~
意味〜を漏らす/明かしてしまう
💡 away が「手放して外へ」。秘密・優位・答えを、うっかり相手に渡してしまうことです。「ただであげる」という意味もあり(give away free samples)、文脈で分かれます。
fill ~ in
意味〜に事情を伝える
💡 空白を埋める——知らない人の頭の中を埋めてやるという形です。fill ~ in on … と on を足せば、伝える中身を言えます。fill in for ~ になると「〜の代わりを務める」と、まったく別の意味。
make everything count
意味一つひとつを無駄にしない
💡 count は「数に入る・意味を持つ」。やることすべてに意味を持たせるという宣言です。Make it count. と短く言えば「ここぞという一回にしろ」。時間や機会が限られているときに効く言い方です。
be ranked in the top ten
意味上位十番以内にいる
💡 rank は「順位をつける」——受け身で「〜位に位置している」となります。in the top ten / among the top ten はどちらも使えます。rank high / rank low と副詞を添える言い方も便利です。
an unwitting victim
意味知らぬ間の巻き添え
💡 wit は「知恵・自覚」——un- が付いて「それと知らずに」という意味になります。unwitting accomplice(知らずに加担した人)も同じ形。本人に落ち度がないことを示せるのが、この語の役目です。
〈上級〉見通しを述べる・条件を示す・期待をかける——改まった場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
gather information ahead of time
意味事前に情報を集める
be the center of attention
意味注目の的になる
esteemed
意味尊敬を集める
interpersonal relationships
意味人間関係
a comprehensive test of ~
意味〜を網羅的に見る試験
for various reasons
意味いろいろな事情があって
cut ~ down
意味〜をこき下ろす
have high hopes
意味大いに期待している
be paired with ~
意味〜と組まされる
I'm afraid I won't be any help.
意味力になれそうにない
第34話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
It won't do ~ any good to …(…しても〜のためにならない)It won't do them any good to cram this late in the game.
この期に及んで詰め込んでも、あの連中のためにはならない。
do ~ good は「〜のためになる」という古い形の言い回し。否定文にして any を添えるのが定番です。It does me good to walk.(歩くと調子がいい)が肯定の形。this late in the game は「この期に及んで」——試合の終盤に例えた慣用句で、あわせて覚えると便利です。
他にも使える例:
As someone ~ed …, …(〜という立場の者として)As someone ranked in the top ten, I'm not that concerned.
上位十番に入っている者としては、それほど心配していない。
As someone + 過去分詞/関係節で、「どういう立場から言っているのか」を先に示す形です。As a ~ より一段丁寧で、条件を細かく言えるのが利点。As someone who's been through it, …(経験した者として)は助言を切り出すときの定番になります。
他にも使える例:
including ~(〜を含めて)Based on various factors, including fighting style, grades, and interpersonal relationships.
組み合わせは、人間関係を含むさまざまな要素をもとに決めてある。
including は前置詞なので、後ろは名詞か動名詞です。例をいくつか挙げて、それが全部ではないと示すのが役目——網羅していないことを含みで伝えられます。not including ~(〜を除く)と対にすると、条件の書き方が安定します。
他にも使える例:
make it count
「この一回を無駄にしない」
⭐ 期末試験を前に、緑谷が自分に言い聞かせた一言。count は「数に入る」——数えるに値するものにしろ、というのが元の意味です。回数が限られているときにだけ効く言い方で、何度でもやり直せる場面では使いません。Make it count. は送り出しの言葉としても、自分への号令としても使えます。make every day count のように、目的語を広げることもできます。
They probably won't pull any punches when it comes to testing us.
試験でこちらに手加減することは、まずないだろう。
It won't do them any good to cram this late in the game.
この期に及んで詰め込んでも、ためにはならない。
I have to make everything count from now on.
これからは、一つひとつを無駄にできない。
I'm sure gathering information ahead of time is also part of the test.
事前に情報を集めることも、試験のうちだと思う。
As class rep, I have high hopes that we'll make U.A. proud.
委員長として、雄英の名に恥じない結果を期待している。
第34話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第34話は、備える・見通しを語る・巻き込まれる回。pull punches / food for thought / get caught up in ~ / make everything count のような表現から、overkill / impatience / precaution / preoccupied のような硬い語彙まで扱いました。緑谷の「一つひとつを無駄にしない」は、残り時間が限られていると伝えるときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第34話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第34話「備えろ期末テスト」は、期末試験の一週間前から当日までを描く回。ノートをほとんど取っていなかった面々が青くなり、成績上位の級友が勉強会を買って出ます。他クラスからは「君たちのせいで巻き添えを食うかもしれない」と当てこすりが飛び、実技試験の中身をめぐる事前情報も出回りますが——筆記を終えて臨んだ実技で告げられたのは、二人一組で、教師と戦うという予想外の形式でした。
この 上級版 では、pull punches / food for thought / get caught up in ~ / make everything count を中心に据えました。語彙は overkill / impatience / precaution / preoccupied / cinch で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、試験や締め切りの前に交わす英語です。「手加減はしてこないだろう」「この期に及んで詰め込んでも意味がない」「事前に情報を集めるのも試験のうちだ」——第34話は見通しを述べる・準備を語る・釘を刺す言い方が並びます。仕事の山場を前にした会話で、そのまま出てくる形ばかりです。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第34話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、残り時間を前にした「一つひとつを無駄にしない」でしたね。
pull punches / food for thought / get caught up in ~ / make everything count など、備えて、見通しを語るときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。