steel one's nerves
意味覚悟を決める
- Steel your nerves and show me your resolve.
- She steeled her nerves and walked in.
💡 steel は名詞なら「鋼」——動詞にすると「鋼のように固くする」という意味になります。怖さを消すのではなく、震えたまま固める——そこがこの言い方の効きどころです。steel oneself for ~ なら「〜に備えて身構える」。
Episode Summary
Tsuyu swallows the handcuffs so that Dark Shadow can deliver them to Ectoplasm, and Iida launches Ojiro through the gate before Power Loader can bury them both. Yaoyorozu, quietly deferring to Todoroki since the sports festival, freezes until he admits he voted for her as class rep; her plan of mannequins, a catapult and a shape-memory alloy then wraps up Aizawa, who may well have let it. Uraraka, meanwhile, is caught in Thirteen's black hole.
これは 上級レベル版。第35話は、リカバリーガールの解説、飯田が選んだ撤退作戦、そして相澤先生の見立てが英語の見どころです。steel one's nerves / pull ~ off / talk ~ over with … といった実際に作中で使われている表現に、adversary / evasion / considerate / behemoth / catapult のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第35話の試験の講評・相澤の分析・作戦を立て直す場面から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
steel one's nerves
意味覚悟を決める
💡 steel は名詞なら「鋼」——動詞にすると「鋼のように固くする」という意味になります。怖さを消すのではなく、震えたまま固める——そこがこの言い方の効きどころです。steel oneself for ~ なら「〜に備えて身構える」。
pull ~ off
意味〜をやってのける
💡 難しいことを、うまく成し遂げるという形。「やれるとは思えなかったこと」が目的語になるので、驚きや称賛がにじみます。pull off ~ と語順を入れ替えても同じですが、代名詞なら必ず間に挟みます(pull it off)。
provide emotional support
意味気持ちの面で支える
💡 手を動かす支援ではなく、心を支える側を指します。医療・介護・職場のどの文脈でも使われる、きちんとした言い方です。moral support もほぼ同じ意味で、こちらはもう少し軽い場面にも使えます。
be better suited to ~
意味〜に向いている
💡 suit は「合う」——be suited to ~ で「その仕事に向いている」という形です。to のあとは名詞でも動詞の原形でもかまいません。be suited for ~ も使われますが、to のほうがやや優勢です。
do away with ~
意味〜を片づける/廃止する
💡 away with ~ が「向こうへやってしまう」。制度や習慣をなくすのにも、目の前の障害を片づけるのにも使えます。get rid of ~ より硬い言い方で、会議や報告書に向きます。
commend ~
意味〜をほめたたえる
💡 praise より公式な「表彰する・称賛する」。上位の立場から、功績を認めて言うのがふつうです。be commended for ~ と受け身にすれば「〜で表彰される」。recommend(勧める)とは別の語ですが、同じ語根から来ています。
prioritize ~
意味〜を優先する
💡 priority(優先順位)の動詞形。何かを先に置くということは、ほかを後に回す——その割り切りまで含むのがこの語です。prioritize A over B と over を足せば、何を後回しにするかまではっきり言えます。
talk ~ over with …
意味〜を…と話し合う
💡 over が「ひととおり、端から端まで」。結論を急がず、関係者と一巡するという含みです。discuss ~ より親しい間柄向きで、talk it over と代名詞を挟む形が会話では主流。
trust in one's instincts
意味自分の勘を信じる
💡 trust ~ と trust in ~のちがいが要点です。trust ~ は「その人・物を信用する」、trust in ~ は「〜に信を置く」——in が入ると、より深く寄りかかる感じになります。
exploit ~
意味〜につけ込む/活かす
💡 弱点や条件を、最大限に利用するという動詞。人に使えば「搾取する」と強い非難になりますが、状況や技術に使えば中立——目的語しだいで色が変わる語です。
〈上級〉助言する・引き受ける・促す——改まった場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
be very different from when ~
意味〜のときとはまるで違う
the topography
意味地形
I'm truly humbled.
意味恐れ入ります
regain one's confidence
意味自信を取り戻す
It's all a matter of timing.
意味すべては間合いしだいだ
Spit it out.
意味早く言え
I'd expect nothing less from ~
意味さすが〜だ
get out of ~'s field of vision
意味〜の視界から外れる
draw ~ to oneself
意味〜を自分に引きつける
come up with a plan
意味策を立てる
第35話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
I would suggest that you ~(〜されてはいかがか)I would suggest that you prioritize evasion.
回避を優先することをお勧めする。
命令を助言の形に変える言い方です。that 節のなかは動詞の原形——suggest の後ろは仮定法現在なので、you prioritize(三人称でも s を付けない)となります。I would を付けるとさらに一段控えめに響きます。
他にも使える例:
as ~ as he may be(どれほど〜であっても)She can provide support to her ally, as powerful as he may be.
相手がどれほど強くとも、彼女は味方を支えられる。
譲歩を表す倒置の形で、as ~ as + 主語 + may be という組み立て。however powerful he may be と言い換えられます。硬い書き言葉で使われる形なので、会話では even if he's powerful のほうが自然です。
他にも使える例:
Your plan places the burden on ~(その計画は〜に負担を寄せている)Your plan places most of the burden on yourself.
君の策は、負担の大半を自分に寄せている。
place + 名詞 + on ~で「〜に…を置く」という形。put より硬く、報告書や講評に向きます。place emphasis on ~(〜を重視する)、place a limit on ~(〜に制限を設ける)など、抽象的な名詞と広く組めます。
他にも使える例:
pull ~ off
「やってのける」
⭐ 二人がかりの脱出を見て、実況が上げた声から。難しいと分かっていたことを、やり切った——その驚きまで含んでいるのがこの句の持ち味です。succeed が結果の報告なら、pull ~ off には「よくやった」という評価が入ります。代名詞は必ず間に挟む(pull it off)のが決まりで、pull off it とは言いません。
Steel your nerves and show me your resolve.
覚悟を決めて、その決意を見せてみろ。
Maybe you should have actually talked this over with her.
本当は、彼女と話し合っておくべきだったな。
I would suggest that you prioritize evasion.
回避を優先することをお勧めする。
I'd like to help her regain her confidence.
あの子の自信を取り戻してやりたい。
The topography gives our opponent the advantage.
地形はこちらに不利だ。
第35話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第35話は、覚悟を決める・優先を決める・相談する回。steel one's nerves / pull ~ off / talk ~ over with … / prioritize ~ のような表現から、adversary / evasion / considerate / behemoth のような硬い語彙まで扱いました。相澤の講評は、抱え込んでいる相手にそれを伝えるときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第35話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第35話「八百万:ライジング」は、二人一組の実技試験が進む回。事前に決めておいた合図で切り抜ける組があれば、地形が不利と見て、戦わずに門を目指す組もある。見守るリカバリーガールは、落ち着きと、気持ちの面で支える力も実力のうちだと評します。そして相澤は、負担の大半を一人に寄せた策を正面から指摘する——指示を待つばかりだった相方が、自分の案を口に出すまでの回でした。
この 上級版 では、steel one's nerves / pull ~ off / talk ~ over with … / prioritize ~ を中心に据えました。語彙は adversary / evasion / considerate / behemoth / catapult で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、役割と負担をめぐる英語です。相澤は「君の策は負担の大半を自分に寄せている」と指摘し、「本当は相手と話し合っておくべきだった」と続ける——そしてリカバリーガールは、気持ちの面で支えることも力のうちだと評します。第35話は助言する・優先を決める・相談する言い方が並ぶ回です。チームで働く場面でそのまま使えます。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第35話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、「負担を自分に寄せすぎだ」という相澤先生の指摘でしたね。
steel one's nerves / pull ~ off / talk ~ over with … / prioritize ~ など、役割を決めて、分かち合うときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。