seal off ~
意味〜をふさぐ
- One-by-one, I'm sealing off every direct path to the escape gate!
- Police sealed off the street for an hour.
💡 seal は「封をする」——通れないように閉じてしまうのが seal off ~ です。道・区域・出口が目的語になり、警察や消防の報道で頻出します。block(ふさぐ)より厳重で、出入りを完全に断つ響きがあります。
Episode Summary
Principal Nezu sits in a crane toppling buildings in precise chain reactions, and Kaminari and Ashido run out of time without ever seeing him. Koda finds his voice, and Present Mic discovers he is afraid of insects; Hagakure and Shoji get past Snipe. Mineta spends his match sobbing, which turns out to be bait to lure Midnight away from the gate, and finally it is the turn of Izuku and Bakugo.
これは 上級レベル版。第36話は、根津校長の連鎖崩壊、障子と葉隠の脱出劇、そしてリカバリーガールの峰田評が英語の見どころです。be two steps ahead / run down the clock / bounce back といった実際に作中で使われている表現に、eardrum / directional / fragrance / cornered / lure のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第36話の実技試験・実況の分析・リカバリーガールの講評から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
seal off ~
意味〜をふさぐ
💡 seal は「封をする」——通れないように閉じてしまうのが seal off ~ です。道・区域・出口が目的語になり、警察や消防の報道で頻出します。block(ふさぐ)より厳重で、出入りを完全に断つ響きがあります。
a chain reaction
意味連鎖反応
💡 ひとつの出来事が、次を引き起こしていくという形。もとは化学・物理の用語ですが、いまは日程の遅れや値上がりにも広く使われます。set off / trigger a chain reaction が定番の組み合わせ。
be two steps ahead
意味二手先を読んでいる
💡 一歩ではなく二歩——先を読む度合いを数で表す言い方です。be one step ahead が「一歩先んじる」、stay ahead of ~ なら「〜に先んじ続ける」。感心にも、警戒にも使えます。
drown out ~
意味〜をかき消す
💡 音を、別の音で沈めてしまうという図です。drown は「おぼれさせる」——大きい音が小さい音を飲み込むという発想。声・音・意見のどれにも使え、少数意見がかき消されるときにも使われます。
a concrete goal
意味具体的な目標
💡 concrete は「コンクリート」から「具体的な」へ。abstract(抽象的な)の対です。目標・計画・提案と組んで、「漠然としていない」ことを示せます。a concrete example(具体例)も同じ使い方。
overcome an obstacle
意味障害を乗り越える
💡 overcome は「上から来て、越える」。過去形も overcame / overcomeと形が変わるので要注意(overcomed は誤り)。困難・恐れ・偏見など、抽象的なものを目的語にできるのがこの語の強みです。
run down the clock
意味時間切れまで粘る
💡 時計を減らしていく——攻めずに、残り時間を消費するという戦法です。スポーツから来た表現ですが、交渉や議会でも同じ意味で使われます。run out the clock とも言います。
have the guts to ~
意味〜する度胸がある
💡 guts は「はらわた」——日本語の「腹が据わっている」と発想がそっくりです。くだけた語なので、ほめ言葉としては親しい間柄向き。gutsy という形容詞もあり、a gutsy decision(思いきった決断)のように使えます。
bounce back
意味立ち直る
💡 ボールが跳ね返るという図。落ち込みや不調から、元へ戻ることを表します。人にも数字にも体調にも使えて、recover より軽く、前向きな響き。bounce back from ~ と from を足せば原因が言えます。
a Herculean task
意味並大抵でない仕事
💡 ギリシャ神話の英雄ヘラクレスに由来する語。大文字で書くのが決まりです。難しいだけでなく、量も膨大——一人では抱えきれない規模の仕事を指します。
〈上級〉評する・段取りを告げる・励ます——一歩引いた場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
flawless
意味非の打ちどころがない
sophisticated calculations
意味精緻な計算
match ~ up with …
意味〜を…と組み合わせる
be responsible for ~
意味〜を引き起こしている
keep moving forward
意味前へ進み続ける
head straight for ~
意味まっすぐ〜へ向かう
avoid combat
意味交戦を避ける
It's rare we get to see ~
意味〜を見られるのは珍しい
Use your head.
意味頭を使え
They must be crushed.
意味さぞ気落ちしているだろう
第36話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
depending on ~(〜しだいで)I can cause chain reactions depending on what I destroy.
何を壊すかしだいで、連鎖反応を起こせる。
depending on は前置詞のように働くので、後ろは名詞・動名詞・疑問詞節が来ます。主語との一致は要りません——分詞構文が慣用句になったものだからです。条件をひとことで添えられるので、見積もりや説明で重宝します。
他にも使える例:
It's not hard to imagine ~(〜は想像に難くない)It's not hard to imagine someone feeling as though they have no way to win.
勝ち目がないと感じてしまうのも、想像に難くない。
二重否定でやわらげる形です。「よく分かる」と言い切るより、一歩引いた共感になります。imagine のあとは動名詞——意味上の主語は所有格か目的格で置きます(imagine someone feeling)。報告書や講評で使いやすい形です。
他にも使える例:
If your desire is just to ~, …(ただ〜したいだけなら、…)If your desire is just to be a hero for no reason, your path isn't going to be easy.
ただ理由もなくヒーローになりたいだけなら、その道は楽ではない。
just が「それだけ」と条件を限定し、後半で結果を告げる形です。相手を否定せずに、不足を指摘できるのが利点。desire の位置に goal / aim / plan を入れて応用できます。助言やカウンセリングの場面に向いた構えです。
他にも使える例:
bounce back
「立ち直る」
⭐ 試験に敗れた級友を見ながら、リカバリーガールが漏らした一言。ボールが床から跳ね返る——それがこの句の絵です。落ちた高さと同じだけ戻ってくるという含みがあるので、recover より明るく響きます。人にも、数字にも、体調にも使えて、bounce back from ~ と from を足せば原因まで言えます。励ますときは、相手ではなく時間を主語にすると押しつけになりません——It takes a while to bounce back.
One-by-one, I'm sealing off every direct path to the escape gate!
ひとつずつ、脱出門への直行路をふさいでいるのだよ。
I bet he planned his attacks through sophisticated calculations.
精緻な計算で攻撃を組み立てたに違いない。
Students need to have a concrete goal to focus on.
生徒には、見据えるべき具体的な目標が要る。
I don't know if he can bounce back from this.
ここから立ち直れるかどうか。
Still, escaping this will be a Herculean task.
それでも、ここから抜けるのは並大抵ではない。
第36話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第36話は、先を読む・退路をふさぐ・立て直す回。seal off ~ / be two steps ahead / run down the clock / bounce back のような表現から、eardrum / directional / fragrance / cornered のような硬い語彙まで扱いました。リカバリーガールの講評は、行き詰まっている相手に目標を問い直すときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第36話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第36話「むけろ一皮」は、二人一組の実技試験が次々に決着していく回。相手の姿を一度も見ないまま敗れる組があり、校長は壊す対象を選んで連鎖反応を起こし、脱出門への道を一本ずつふさいでいく。声で周囲の音をかき消す相手に当たった組は、苦手なことに正面から向き合って活路を開く。そして見守るリカバリーガールは、次々に課題を用意する学校で前へ進み続けるには、見据えるべき具体的な目標が要ると語ります。
この 上級版 では、seal off ~ / be two steps ahead / run down the clock / bounce back を中心に据えました。語彙は eardrum / directional / fragrance / cornered / lure で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、戦わずに勝つ側の英語です。校長は壊す対象を選んで連鎖反応を起こし、脱出門への道を一本ずつふさいでいく——実況は「二手先を読んでいる」と評します。一方リカバリーガールは、勝ち目がないと感じるのも無理はないと受けとめたうえで、具体的な目標があるかどうかを問う。第36話は読む・ふさぐ・立て直す言い方が並ぶ回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第36話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、「具体的な目標があるか」というリカバリーガールの問いでしたね。
seal off ~ / be two steps ahead / run down the clock / bounce back など、先を読み、手を打ち、立て直すときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。