be out of the question
意味論外だ/ありえない
- Combat is out of the question.
- Cancelling now is out of the question.
💡 question は「検討の対象」——その外にある=検討にすら値しない、という形です。impossible より強く、話を打ち切る響きがあります。主語は、その「ありえない案」そのもの(A refund is out of the question.)。
Episode Summary
Izuku wants to run, Bakugo refuses to be told anything, and All Might, handicap weights and all, turns genuinely frightening and takes them apart one at a time. Only when Izuku refuses to let Bakugo settle for losing do they cobble together a plan; in the end Izuku punches All Might off his rival rather than escape alone, and carries him through the gate unconscious. Elsewhere, Toga and Dabi apply to join the League of Villains.
これは 上級レベル版。第37話は、爆豪が出した共闘案、オールマイトの心の声、そして保健室でのオールマイトの講評が英語の見どころです。be out of the question / at point-blank range / room to grow といった実際に作中で使われている表現に、impromptu / prerequisite / reluctantly / novice / getaway のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第37話の作戦会議・オールマイトの講評・リカバリーガールの見立てから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be out of the question
意味論外だ/ありえない
💡 question は「検討の対象」——その外にある=検討にすら値しない、という形です。impossible より強く、話を打ち切る響きがあります。主語は、その「ありえない案」そのもの(A refund is out of the question.)。
an impromptu strategy
意味その場しのぎの作戦
💡 impromptu は「準備なしで、その場で」。スピーチ・演奏・会議と組んでよく使われます。けなす語ではなく、「即席にしては上出来だ」という含みで使えるのが便利なところ。
a prerequisite for ~
意味〜に欠かせない前提
💡 pre(前)+requisite(必要なもの)——それがないと先へ進めない条件です。大学の履修条件としてもよく見る語。a condition が「ひとつの条件」なのに対し、prerequisite は「土台」という重さがあります。
make a break for ~
意味〜めがけて走り出す
💡 この break は「抜け出すこと」。隙をついて、一気にそこへ向かうという形です。make a break for it なら「脱出をはかる」。くだけた口語で、緊迫した場面によく出ます。
at point-blank range
意味至近距離で
💡 もとは射撃の用語で、狙いをつける必要もないほど近い距離のこと。比喩では「面と向かって」——refuse at point-blank range のように、直截さを表すのにも使われます。
inflict damage
意味損害を与える
💡 inflict は「望まれないものを与える」。damage / pain / harm / a defeat と組みます。inflict ~ on … の形で相手を示すのが定型。give では出ない硬さがあり、報道でよく使われます。
put some distance between ~
意味〜との間合いを取る
💡 物理的な距離にも、心の距離にも使えます。some が「いくらか」とぼかすので、断絶ではなく、一歩引くだけという含みに。between A and B の形で両端を示します。
all things considered
意味いろいろ考え合わせると
💡 独立分詞構文が慣用句になった形。文頭にも文末にも置けます。手放しの称賛ではなく、条件つきの評価——「この状況を思えば悪くない」というときにぴたりと来ます。
in the face of defeat
意味敗北を前にして
💡 in the face of ~ は「〜を目の前にして」。defeat / danger / criticism / adversity と組みます。それでも引かなかったという含みが自然に出るので、人をたたえる文脈で好まれる形です。
room to grow
意味伸びしろ
💡 この room は「余地」——数えられない名詞です(a room とすると「部屋」になってしまいます)。room for improvement(改善の余地)も同じ用法。足りないと責めずに、可能性を示せるのが持ち味です。
〈上級〉方針を示す・評する・伸びしろを語る——一歩引いた場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Communication is the key here.
意味ここは意思疎通がすべてだ
a solid plan
意味しっかりした案
We should take another route.
意味別の道を行くべきだ
be resolved in ~
意味〜で片がつく
This is just the first step.
意味これは第一歩にすぎない
The same goes for ~
意味〜についても同じことが言える
can't hope to match
意味とても及ばない
move past ~
意味〜を乗り越える
hardly recognize ~
意味〜が別人のようだ
Just remember that's what you said.
意味それは自分の言葉だぞ
第37話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
Just because ~ doesn't mean …(〜だからといって…ではない)Just because you think you're getting stronger doesn't mean you get to tell me what to do.
強くなってきたつもりだからといって、指図していいことにはならない。
前半の理由を認めたうえで、結論だけを否定する形です。主語は Just because ~ の節そのものなので、doesn't mean と三人称単数で受けます。相手の前提は崩さずに反論できるため、議論でも角が立ちにくい言い方です。
他にも使える例:
however + 形容詞・副詞(どれほど〜であろうと)You cooperated, however reluctantly, and faced me together.
しぶしぶであろうと、君たちは協力して私に向かってきた。
挿入して使う譲歩で、直後に形容詞か副詞だけを置くのが要点です。however reluctantly / however briefly / however small のように、短く差しはさむと引き締まります。no matter how ~ と同じ意味ですが、こちらは書き言葉向き。
他にも使える例:
There isn't ~ 形容詞 enough to …(…できるほどの〜はない)There isn't an obstacle hard enough to stop you.
君を止められるほど高い壁は、どこにもない。
形容詞 + enough to do が名詞を後ろから修飾する形です。否定と組むと「そんなものは存在しない」という強い断定になります。enough は形容詞のうしろ(hard enough、enough hard は誤り)。たたえるときにも、突き放すときにも使えます。
他にも使える例:
room to grow
「伸びしろ」
⭐ 勝ちを焦る爆豪に、オールマイトが投げかけた言葉。この room は「部屋」ではなく「余地」——数えられない名詞なので a はつきません。room for improvement(改善の余地)、room for doubt(疑う余地)も同じ形です。「まだ足りない」と言わずに、可能性のほうを指せるので、評価や面談の場で角が立ちません——You've got room to grow.
Communication is the key here.
ここは意思疎通がすべてだ。
It was a prerequisite for this exam.
協力は選択肢ではなく、この試験の前提だった。
It wasn't a terrible strategy, all things considered.
いろいろ考え合わせれば、悪くない策だった。
You still have so much room to grow stronger, boy.
君にはまだ、強くなる余地がたっぷりある。
Some of us found our weaknesses, and learned to move past them.
弱さを見つけ、それを乗り越えることを覚えた者もいた。
第37話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第37話は、論外だと切る・即席で組み立てる・伸びしろを語る回。be out of the question / an impromptu strategy / all things considered / room to grow のような表現から、impromptu / prerequisite / reluctantly / novice のような硬い語彙まで扱いました。オールマイトの講評は、まだ届いていない相手をそれでも認めるときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第37話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第37話「爆豪勝己:オリジン」は、実技試験の最後の一組を描く回。出久は「正面からの戦闘は論外だ」と言い、爆豪は誰からも逃げないと譲らない——話し合いにならないまま試験が始まります。二人がどうにか形にしたのは、至近距離で一撃を入れ、すぐ間合いを取るという折衷案。オールマイトはそれを即席にしては悪くないと評し、協力は選択肢ではなく前提だったと告げます。
この 上級版 では、be out of the question / an impromptu strategy / all things considered / room to grow を中心に据えました。語彙は impromptu / prerequisite / reluctantly / novice / getaway で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、案を評価するときの英語です。出久は「正面からの戦闘は論外だ」と切り、二人は走りながら間合いを取って一撃を入れる策を組む——オールマイトはそれを「即席にしては悪くない」と評します。そして勝ちを焦る爆豪には、まだ伸びしろがあると言葉をかける。第37話は切る・組み立てる・見立てる言い方が並ぶ回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第37話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、「まだ伸びしろがある」というオールマイトの一言でしたね。
be out of the question / an impromptu strategy / all things considered / room to grow など、案を評し、人を評するときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。