care for ~
意味〜が好みだ/〜の世話をする
- I don't care for modern games, honestly.
- While doing my best to care for him, we bonded.
💡 気にかけるが根っこで、二つの意味に分かれます。否定で使うと「好みではない」——don't like よりやわらかい言い方(作中の一つ目)。肯定で人や動物に使うと「世話をする」(作中の二つ目)。同じ回に両方出てくるので、並べて覚えられるのが得です。
Episode Summary
Tanaka tells his own story. In the third grade, a classroom crackdown on inequality turned eraser collecting into a status war, and losing an online auction for a rare one — paid for with his father's credit card — became the defeat he never got over. Years later the same string of letters appears at the top of a gacha game's rankings, and five million yen deep, he decides the boy he used to be is owed something.
これは 中級レベル版。第4話は、教室で始まった消しゴム集め、父のカードを使ったネットオークション、そして届かなかった一個が英語の見どころです。care for ~ / stand a chance / get away with ~ / beg ~ to … といった実際に作中で使われている表現に、stationery / allowance / souvenir / encyclopedia / extinct のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第4話の「子どもの頃」の語りから、そのまま昔話に使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
care for ~
意味〜が好みだ/〜の世話をする
💡 気にかけるが根っこで、二つの意味に分かれます。否定で使うと「好みではない」——don't like よりやわらかい言い方(作中の一つ目)。肯定で人や動物に使うと「世話をする」(作中の二つ目)。同じ回に両方出てくるので、並べて覚えられるのが得です。
stand a chance
意味勝ち目がある
💡 勝ち目という場所に立てるという形です。can't win が結果の断定なのに対し、not stand a chance は「土俵にすら立てない」——差が大きいのが含み。ほとんど否定で使い、against ~ で相手を言います。
get away with ~
意味〜をやってのける/とがめられずに済む
💡 持って逃げおおせるという絵。succeed が成功なのに対し、get away with は「悪いことがバレずに済む」——本来はとがめられるはずが前提です。with のうしろは名詞か ~ing。get away with murder は「何をやっても許されている」という決まり文句。
beg ~ to …
意味〜に…してくれと頼み込む
💡 ひざを折って頼む——いちばん強い頼み方です。ask がふつうの依頼なのに対し、beg は必死さが出ます。beg + 人 + to + 動詞の原形が基本形。beg for + 名詞(beg for help)とも使い分けます。子どもが親にねだる場面にぴったりの語です。
with the understanding that ~
意味〜という約束で
💡 お互いそう分かったうえで——条件つきの合意という形。if が条件なのに対し、with the understanding that ~ は「そう約束したはず」——あとで持ち出せるのが強みです。契約や取り決めにも使え、作中は「見るだけ」という約束が破られるので、皮肉として効いています。
by comparison
意味それに比べて
💡 比べてみるとという形です。than ~ が直接の比較なのに対し、by comparison は「さっき出した話と比べて」——比較の相手を繰り返さずに済むのが利点。文末か文頭のどちらにも置けます。in comparison もほぼ同じ意味です。
wear out
意味すり切れる/使い古す
💡 使い込んで、もたなくなるという形。break が壊れることなのに対し、wear out は「少しずつ限界へ」——時間の蓄積が入ります。過去形は wore、過去分詞は worn。人に使うと「疲れ果てる」(I'm worn out.)になります。
erase the history
意味履歴を消す
💡 使った跡を消すという形です。delete がファイルを消すことなのに対し、erase は「痕跡ごと」——なかったことにするのが含み。the history は閲覧履歴のこと。この回のキーワードで、消しゴム(eraser)と同じ語根なのも効いています。
bump into ~
意味〜にぶつかる/ばったり会う
💡 ぶつかると偶然出会うの二つで使えます。meet が会う約束なのに対し、bump into は「たまたま」——予定していないのが要点。run into ~ もほぼ同じ意味。作中は物理的にぶつかったほうですが、日常では偶然の再会のほうがよく使われます。
make it to the top
意味頂点までのぼりつめる
💡 make it は「たどり着く」——努力の末に届くという含みです。be the best が状態なのに対し、make it to the top は「そこまで行く過程」。to のうしろは到達点で、make it to the meeting(会議に間に合う)のようにも使えます。make it だけで「成功する」の意味にもなります。
〈中級〉ねだる・張り合う・ごまかす——そのまま丸ごと使える短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
an escape from reality
意味現実からの逃げ場
the wealth gap
意味格差
on one's allowance
意味こづかいの範囲で
a souvenir
意味おみやげ
again and again
意味何度も何度も
for another time
意味またの機会に
grow up fast
意味あっという間に大人になる
common sense
意味常識
dumb luck
意味ただの運
Rome wasn't built in a day.
意味ローマは一日にして成らず
第4話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
There was a brief period when ~(一時期〜だった)When I was in the third grade, there was a brief period of time when collecting erasers was all the rage.
小学三年のころ、一時期クラスで消しゴム集めが大流行したことがあった。
There was + 名詞 + when + 主語 + 動詞——「〜という時期があった」と、期間そのものを主語に立てる形です。Once I collected erasers. と言うより、「あの時期は特別だった」と枠をつけられるのが利点。when は period を受ける関係副詞で、that に置き換えても通じます。a brief period / a time / a phase と名詞を替えて応用できます。
他にも使える例:
It's no different than ~(〜と変わらない)Having friends, money and time gives you an advantage. It's no different than reality.
友だちと金と時間があれば有利になる。現実と何も変わらない。
差がないと言い切る形です。厳密には no different from ~ が正式で、than はくだけた言い方——会話では両方よく使われます。書き言葉では from にしておくのが無難。no different と not different の違いも要点で、no のほうが「まったく」と強くなります。失望や皮肉を込めやすい型です。
他にも使える例:
as if / like it was nothing(何でもないことのように)I dropped thousands of yen on a game like it was nothing.
何千円もゲームに落としていた。まるで何でもないことのように。
like + 文で「〜であるかのように」——くだけた as if です。like it was nothing はひとかたまりの決まり文句で、「平然と」「事もなげに」にあたります。ほめるときにも使え(He lifted it like it was nothing.=軽々と持ち上げた)、あきれるときにも使えます——作中は後者。書き言葉では as if it were nothing に直します。
他にも使える例:
get away with ~
「〜をやってのける/とがめられずに済む」
⭐ 父のカードを盗み見た夜、田中が感じた高揚。持って逃げおおせる——まんまと切り抜けるという絵です。succeed がただの成功なのに対し、get away with は「本来ならとがめられるはずのことが、通ってしまった」——後ろめたさがセットになっています。with のうしろは名詞か ~ing(× get away with to do)。get away(逃げる)だけとは別物で、with が「〜を持ったまま」を担っています。You won't get away with this. は「ただでは済まさない」という定番の捨てぜりふ。get away with murder なら「何をやっても許されている」という決まり文句です。
Games are supposed to be an escape from reality.
ゲームは現実からの逃げ場であるべきだ。
The other erasers I could afford on my allowance didn't stand a chance.
こづかいで買える消しゴムでは、まるで歯が立たなかった。
One time I begged my father to buy me a bird as a pet.
一度、父にペットの鳥を買ってくれとせがんだことがある。
I felt like I'd gotten away with it and was stoked.
うまくやり過ごせた気がして、舞い上がっていた。
Third graders sure do grow up fast, don't they?
小学三年生というのは、本当にあっという間に大人になるものだ。
第4話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第4話は、昔話を語る英語が学べる回。care for ~ / stand a chance / get away with ~ / wear out / again and again のような言い方と、stationery / allowance / souvenir / encyclopedia のような語彙で構成しました。上級版は同じ回の大人になってからの独白を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第4話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第4話はほぼ全編が田中の独り語りという異色の回。中級版は子どもの頃の話に絞りました——消しゴム集め、ネットオークション、父のクレジットカードと、出てくるものがすべて具体的で、言葉が追いやすい場面です。
この 中級版 では、care for ~ / stand a chance / get away with ~ / beg ~ to … / wear out のような子ども時代をそのまま語れる言い回しを中心に据えました。語彙は stationery / allowance / souvenir / encyclopedia / extinct のような手に取れる物の名前で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、昔話を語る英語です。There was a brief period when ~(一時期〜だった)、again and again(何度も)、That's a story for another time.(それはまた別の機会に)——思い出を順序立てて話す型が並んでいます。
総合難易度:★★★☆☆(子ども時代の具体的な話が中心)/英語学習価値:★★★★★(昔話を語る型が一度に手に入る)/おすすめ度:★★★★★。There was a period when ~ / It's no different than ~ / like it was nothing まで扱う、中級者向けの第4話です。
消しゴム一個の勝ち負けが、その後をずっと決めてしまう——そんな回でしたね。
care for ~ / stand a chance / get away with ~ / beg ~ to … など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!