Suit yourself.
意味好きにすれば
- Nah, I'm not in the mood right now. — Suit yourself, then.
- Suit yourself — I'm ordering the big one.
💡 自分に合わせればいい、と突き放す形です。Okay が承諾なのに対し、Suit yourself. は放任——こちらはもう関わらないと示しているのが違い。suit は「〜に合う」。言い方ひとつで、軽い冗談にも、冷たい一言にもなります。
Episode Summary
The trial sends him home: a mountain of peas at breakfast, a father who wrestles him awake, a mother who hates the same foods he does. Nobody asks why he stopped going to school until he asks them to. What he gets back is not a lecture but a walk by the river, a joke, and two people telling him to do his best in his own way — and then it is time to say the goodbye he never got to say.
これは 中級レベル版。第29話は、朝の食卓、父を連れ出すまで、そして別れぎわのやりとりが英語の見どころです。Suit yourself. / Dig in. / What's the occasion? といった実際に作中で使われている表現に、adventurous / mound / sticky / hooky / vow のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第29話の朝の食卓、父を連れ出すまで、そして別れぎわのやりとりから、そのまま使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
Suit yourself.
意味好きにすれば
💡 自分に合わせればいい、と突き放す形です。Okay が承諾なのに対し、Suit yourself. は放任——こちらはもう関わらないと示しているのが違い。suit は「〜に合う」。言い方ひとつで、軽い冗談にも、冷たい一言にもなります。
get carried away
意味調子に乗る
💡 流れに運び去られてしまう——という形です。go too far がやりすぎなのに対し、get carried away は自制の喪失——楽しくて止まらなかったのが違い。受け身の形なのが要点で、自分の意志ではなかったという言い分になります。買い物・話・熱中、何にでも使えます。
wrap ~ up
意味〜を切り上げる
💡 包んで、ひとまとまりにして終える形です。finish が完了なのに対し、wrap ~ up は締めくくり——途中でも区切っていいのが違い。会議・撮影・話し合いでとてもよく使い、That's a wrap!(はい、終了!) は撮影現場の掛け声です。
be picky about ~
意味〜の好き嫌いが激しい
💡 いちいち選り好みするという形です。not like ~ が嫌いなのに対し、be picky about ~ は選び方の癖——条件が細かいのが違い。pick(選ぶ)から来た語。a picky eater(好き嫌いの多い人) の形も定番で、軽い非難と、自嘲の両方に使えます。
Dig in.
意味さあ食べて
💡 掘るように、勢いよく食べ始める形です。Please eat. が丁寧な勧めなのに対し、Dig in. はくだけた合図——遠慮するなという気持ちが入っているのが違い。家庭や仲間内の食卓で使う言い方。Let's dig in. と自分たちごと誘うこともできます。
say uncle
意味参ったと言う
💡 降参の合図として「uncle」と言う——という形です。give up が放棄なのに対し、say uncle は降参の宣言——言葉にして認めるのが違い。アメリカの子どものじゃれ合いで使う言い方で、取っ組み合いの場面が思い浮かぶ表現。イギリスではあまり通じません。
It's a done deal.
意味もう決まったことだ
💡 話がすでに済んでいるという形です。It's decided. が決定の報告なのに対し、It's a done deal. は交渉の終了——もう動かせないと言っているのが違い。deal は「取り決め」で、done が「済んだ」。商談でも、あきらめの言い訳にも使えます。
not be in the mood
意味その気になれない
💡 気分がそこに向いていないという形です。don't want to ~ が拒否なのに対し、not be in the mood は一時的な状態——いつもは平気だと言外に含むのが違い。for + 名詞、for -ing と続けて中身を足せます。角の立たない断り方です。
What's the occasion?
意味今日は何かあるの?
💡 いつもと違う理由を尋ねる形です。Why? が理由の質問なのに対し、What's the occasion? は祝い事の推定——何かいいことがあったと見ているのが違い。occasion は「特別な機会」。ごちそう・花・きれいな服を見たときの決まり文句です。
Mind if I join you?
意味ご一緒してもいい?
💡 相手の気に障らないかを尋ねる形です。Can I sit here? が可否なのに対し、Mind if I join you? は迷惑の確認——断りやすくしているのが違い。Do you mind の Do you が落ちた形。答えは No.(構いません)が承諾なので、Yes と言うと断りになります。
〈中級〉遠回りして帰る・乗って・整理する——そのまま丸ごと使える短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Why do today what you can put off until tomorrow?
意味今日やらなくても明日でいいでしょ
take the long way home
意味遠回りして帰る
Hop on.
意味乗って
be too hard on ~
意味〜に厳しすぎる
Don't ruin it!
意味台無しにしないで
sort ~ out
意味〜を整理する
relive the past
意味昔を思い返す
can't stand the sight of ~
意味〜は見るのも嫌だ
be a handful
意味手がかかる
Don't worry me so much.
意味そんなに心配させないで
第29話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
Bet you weren't expecting ~(〜は予想してなかったでしょう)Well, would you look at that? Bet you weren't expecting a mountain of peas.
ほら見て。豆の山なんて予想してなかったでしょう。
相手の意表を突けたことを、自分で言ってしまう形です。Surprised? が質問なのに対し、Bet you weren't expecting ~ は当て込み——驚いたに決まっている、と決めてかかっているのが違い。I bet の I が落ちた形で、くだけた会話でよく落ちます。うしろは名詞でも文でも置けます。
他にも使える例:
It's not like this is ~ or anything(別に〜というわけでもない)It's not like this is a special day or anything.
別に今日が特別な日ってわけでもないし。
大げさに受け取られないよう、先に打ち消す形です。This isn't special. が否定なのに対し、It's not like ~ or anything は照れ隠し——気にしていないふりをしているのが違い。or anything がぼかしの要で、「とか、そういうのじゃない」にあたります。好意や心配を隠したいときによく出ます。
他にも使える例:
Why should I + 動詞の原形 ~ when …?(…なのに、どうして〜しなきゃ)But why should I do that when the whole family could sit down together?
家族そろって座れるのに、どうして先に始めなきゃいけないの。
やらない理由を、条件とセットで返す形です。I don't want to ~ が意向なのに対し、Why should I ~ when …? は筋の提示——より良い選択肢がある、と示しているのが違い。when が「〜なのに」にあたります。should が「〜すべき」を担うので、義務そのものを疑う形になります。
他にも使える例:
Suit yourself.
「好きにすれば」
⭐ マヨネーズを断った昴に、母がさらりと返した一言です。自分に合うようにすればいい——という形です。Okay. が「わかった」と受け入れるのに対し、Suit yourself. はもう関わらないと示す——受け入れているのではなく、手を引いているところが違います。この suit は「〜に合う・都合がいい」。Does Friday suit you?(金曜はご都合いかがですか)の suit と同じ語です。言い方ひとつで幅が大きく変わるのがこの表現のくせ者なところ——笑いながらなら「じゃあ好きにして」と軽く、真顔で短く言うと「勝手にしろ」と冷たく響きます。親しい相手に、笑顔とセットで使うのが安全です。紛らわしいのがUp to you.。こちらは「お任せします」で、こちらに希望が無いだけ——手を引くのが Suit yourself.、どちらでもいいのが Up to you. と分けると混ざりません。
Sorry about that. Got a little carried away with my one-on-one time with Subaru.
悪い悪い。昴とのサシの時間で、ちょっと調子に乗った。
It's not good to be picky about your food.
食べ物の好き嫌いはよくないでしょ。
What's the occasion? Today's not a special day or anything.
今日は何かあるの? 別に特別な日でもないよね。
Just give it your all, son, and do the best you can.
全力でやれ。できるかぎりのことをやれ。それだけだ。
No matter how much time passes, you're still such a handful, son.
いくつになっても、お前は本当に手がかかるな。
第29話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第29話は、家のなかの英語が学べる回。Suit yourself. / get carried away / be picky about ~ / Dig in. / What's the occasion? のような言い方と、adventurous / mound / sticky / hooky のような語彙で構成しました。上級版は同じ回の父との対話と母との会話を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第29話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第29話は試練の中の一日。山盛りの豆が出てくる朝の食卓、父を連れ出すまで、そして別れぎわのやりとり——中級版はその「家のなかの英語」に絞りました。
見出しはSuit yourself. / get carried away / be picky about ~ / Dig in. / Mind if I join you? のように、食卓と家族のあいだで交わす言い回しを中心に据えました。語彙は adventurous / mound / sticky / hooky / vow のような朝の場面の語で揃えています。
この回でとくに効くのは、照れを含んだ英語です。Bet you weren't expecting ~(〜は予想してなかったでしょう)、It's not like this is ~ or anything(別に〜というわけでもない)、Why should I + 動詞の原形 ~ when …?(…なのに、どうして〜しなきゃ)——意表を突く・打ち消す・筋を返す型が並んでいます。
総合難易度:★★★☆☆(家庭の場面が中心)/英語学習価値:★★★★★(食卓の英語はそのまま使えます)/おすすめ度:★★★★★。say uncle / It's a done deal. / Mind if I join you? まで扱う、リゼロ第29話「親子」の中級版です。
豆の山から始まった、ふつうの一日の回でしたね。
Suit yourself. / Dig in. / What's the occasion? など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は Re:ゼロから始める異世界生活 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会 に帰属します。