give ~ a break
意味勘弁してくれ・大目に見てくれ
- Seriously, give me a break.
- Give him a break — it's only his second day.
💡 それ以上は勘弁してくれ——と手を上げる形です。stop it が制止なのに対し、give ~ a break は息継ぎの要求——少しゆるめてくれと頼んでいるのが違い。自分に向ければ「もうやめてくれ」、他人に向ければ「あの人を責めるな」と、目的語で意味が変わります。
Episode Summary
A father walks in and says the cruelest thing he can think of to his own family, and everyone in the room has to decide whether to answer him. Later, in a crowded square, a stranger asks for a moment of everyone's time — very politely.
これは 中級レベル版。第51話(後編)は、昴とユリウスの言い合い、リリアナとの再会、そして広場の人だかりが英語の見どころです。give ~ a break / take it out on ~ / do whatever it takes といった実際に作中で使われている表現に、hectic / stubborn / rash / compliment / sincerity のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第51話(後編)の昴とユリウスの言い合い、エミリアとベアトリスのやりとり、リリアナとの再会、そしてラチンスとのからみから、そのまま使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
give ~ a break
意味勘弁してくれ・大目に見てくれ
💡 それ以上は勘弁してくれ——と手を上げる形です。stop it が制止なのに対し、give ~ a break は息継ぎの要求——少しゆるめてくれと頼んでいるのが違い。自分に向ければ「もうやめてくれ」、他人に向ければ「あの人を責めるな」と、目的語で意味が変わります。
take it out on ~
意味関係のない相手に苛立ちをぶつける
💡 関係のない相手に、苛立ちをぶつける形です。be angry が怒りなのに対し、take it out on ~ は矛先違い——相手に非が無いのが違い。it は「その苛立ち」を指していて、言い換えません。謝るときの定番の言い回しです。
lose one's temper
意味かっとなる
💡 抑えていた怒りが、外に出てしまう形です。get angry がただ怒るのに対し、lose one's temper は自制の喪失——抑えようとしていた前提があるのが違い。temper は「気性」。keep one's temper なら「怒りをこらえる」と、そのまま裏返せます。
get worked up
意味気が立つ・熱くなる
💡 気持ちが高ぶって、冷静でいられなくなる形です。get angry が怒り一色なのに対し、get worked up は興奮全般——不安や焦りでもそうなるのが違い。work up が「かき立てる」。about ~ / over ~ で何に高ぶったかを足せます。
do more harm than good
意味かえって害になる
💡 よかれと思ったことが、差し引きで裏目に出る形です。be bad がただ悪いのに対し、do more harm than good は差し引きの評価——良い面もあると認めたうえなのが違い。harm と good を天秤にかける形で、語順は固定です。
see it through
意味最後までやり通す
💡 途中で降りずに、終わりまで付き合う形です。finish が完了なのに対し、see it through は踏みとどまる——やめたくなる場面があるのが違い。see ~ through は「見届ける」。see it through to the end と伸ばす形もよく使われます。
do whatever it takes
意味何としてでもやる
💡 手段を選ばず、そこまで行くと宣言する形です。try hard が努力なのに対し、do whatever it takes は上限を外している——何が必要になっても引かないのが違い。it takes が「それに要するもの」。覚悟を示す言い方なので、軽い場面で使うと大げさに響きます。
hear ~ out
意味最後まで話を聞く
💡 途中で遮らず、終わりまで聞く形です。listen が聞くのに対し、hear ~ out は最後まで——out が「終わりまで」を足しているのが違い。目的語は必ず間に入れます——hear out me とは言いません。反対されそうなときの前置きに効きます。
look out for ~
意味〜に気を配る・警戒する
💡 何かが来ないか、目を配り続ける形です。see が見えるのに対し、look out for ~ は待ち構えて探す——まだ現れていないのが違い。人を目的語にすると「気にかける」——She looks out for the new staff.(新人に目をかけている)と、意味がやわらぎます。
know better than to ~
意味〜するほど分別がないわけではない
💡 それくらいの分別はあるはずだ——という形です。shouldn't ~ が単なる禁止なのに対し、know better than to ~ は分別の話——分かっていたはずだと責めているのが違い。than のあとは to + 動詞の原形。should have known better なら自分の失敗を悔やむ形になります。
〈中級〉で、何が言いたいの・見間違いかな・それで構わない——そのまま丸ごと使える短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
What's your point?
意味で、何が言いたいの
No kidding.
意味まったくだ
Am I seeing things?
意味見間違いかな
Where was I?
意味どこまで話したっけ
Quit it!
意味やめろ
Don't get defensive.
意味そう構えるなよ
That's fine by me.
意味それで構わない
Sure thing!
意味もちろん
I don't recall.
意味覚えがない
Don't make me laugh.
意味よく言うよ
第51話(後編)の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
Why don't you ~?(〜したらどうだ)So, why don't you do us all a favor and tell us why you really came here today.
だったら、みんなのために、本当は何しに来たのか話してくれない?
命令ではなく、問いの形で相手に促す言い方です。You should ~ が助言なのに対し、Why don't you ~? は提案——断る余地を残しているのが違い。「なぜしないのか」と理由を聞いているわけではありません。Why don't we ~? なら「一緒に〜しよう」と誘いになります。
他にも使える例:
I feel like + 主語 + 動詞(〜な気がする)I feel like that makes you two friends.
それって、二人は友だちってことじゃない?
断定を避けて、自分の受け取り方として置く形です。I think ~ が意見なのに対し、I feel like ~ は感触——根拠が薄くても言えるのが違い。あとは主語+動詞の文がまるごと入ります。I feel like + 名詞だと「〜が食べたい・したい気分」と別の意味になるので、直後が文か名詞かで見分けます。
他にも使える例:
not unless ~(〜でないかぎり…しない)I'm not really one to dance, not unless I feel compelled to.
妾は踊る性質ではない。そうせずにいられぬときを除いてはな。
前の否定文に、たったひとつの例外を足す形です。unless ~ が条件そのものなのに対し、not unless ~ はあとから付け足す——いったん言い切ってから条件を置くのが違い。コンマで区切って後ろに置くのがふつうで、「基本はしない、ただし〜のときだけ」という含みがきれいに出ます。
他にも使える例:
give ~ a break
「勘弁してくれ・大目に見てくれ」
⭐ プリシラの気まぐれに振り回されたアルが、思わずこぼした一言です。それ以上は勘弁してくれ——と手を上げる形です。break は「休憩」ではなく「猶予」。締めつけをひと呼吸ゆるめてくれ、という絵から来ています。目的語で意味がはっきり変わるのが、この表現の要点です。自分に向ければ「もうやめてくれ」——Give me a break. はうんざりした気持ちの定番で、「またそれかよ」「無茶を言うな」まで含みます。他人に向ければ「あの人を責めるな」——Give him a break, it's only his second day.(勘弁してやれよ、まだ二日目なんだから)のように、かばう言い方になります。言い方でも色が変わります——強く言えば抗議、軽く言えば冗談。親しい相手のあいだで、いちばんよく聞く形です。紛らわしいのがcut ~ some slack。「大目に見る」の意味では重なりますが、give me a break は自分が音を上げるときにも使えて、cut ~ some slack は人をかばうとき専用——自分のことなら give me a break と覚えると混ざりません。
There's no need to take it out on the floor.
床に八つ当たりする必要はないだろう。
I was the only one that was losing my temper in there!
あの場でかっとなってたの、俺だけじゃねえか。
Seriously, give me a break.
頼むから、勘弁してくれ。
Come on, just hear me out.
なあ、最後まで聞いてくれって。
I'm gonna do whatever it takes to make that old man concede the estate.
何としてでも、あのオヤジに家督を譲らせてやる。
第51話(後編)の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第51話(後編)は、感情の英語が学べる回。give ~ a break / take it out on ~ / do whatever it takes / hear ~ out のような言い方と、hectic / stubborn / rash / compliment のような語彙で構成しました。上級版は同じ回のハインケルの乱入と広場での口上を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第51話(後編)の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第51話は90分の拡大版なので前編・中編・後編の3本に分けています。この後編は、昴とユリウスの言い合いから、広場の人だかりまで——中級版はその「感情の英語」に絞りました。
見出しはgive ~ a break / take it out on ~ / do whatever it takes / get worked up / hear ~ out のように、怒りとその収め方を言う言い回しを中心に据えました。語彙は hectic / stubborn / rash / compliment / sincerity のような人となりを言う手近な語で揃えています。
この回でとくに効くのは、言い切らない英語です。Why don't you ~?(〜したらどうだ)、I feel like + 主語 + 動詞(〜な気がする)、not unless ~(〜でないかぎり…しない)——促す・感触で言う・例外を足す型が並んでいます。I feel like ~ は、根拠が薄いときでも言えます。
総合難易度:★★★☆☆(会話の言い回しが中心)/英語学習価値:★★★★★(今日そのまま言える形が揃っています)/おすすめ度:★★★★★。know better than to ~ / do more harm than good / see it through まで扱う、リゼロ第51話(後編)「劇場型悪意」の中級版です。
かっとなって、謝って、また歩き出した後編でしたね。
give ~ a break / take it out on ~ / do whatever it takes など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は Re:ゼロから始める異世界生活 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会 に帰属します。