pick up the pace
意味速度を上げる
- We gotta pick up the pace!
- We'll have to pick up the pace to finish today.
💡 いまの速さでは足りないので、上げる形です。hurry が急ぐのに対し、pick up the pace は歩調を上げる——すでに動いているのが違い。pace が「歩幅・進み具合」。走るときにも、仕事の進みにも使えます。
Episode Summary
Everyone who matters in the city ends up in one room, arguing about a relic that cannot be moved and a demand that cannot be met. Then they split into teams and walk out into a square that is already full of enemies.
これは 中級レベル版。第54話は、ガーフィールとミミの奇襲、リカルドの励まし、そして突入前の段取りが英語の見どころです。pick up the pace / bail / give them hell といった実際に作中で使われている表現に、bravery / hostage / bandages / raiders / sore のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第54話のガーフィールとミミの奇襲、リカルドの励まし、突入前の段取り、そして昴の軽口から、そのまま使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
pick up the pace
意味速度を上げる
💡 いまの速さでは足りないので、上げる形です。hurry が急ぐのに対し、pick up the pace は歩調を上げる——すでに動いているのが違い。pace が「歩幅・進み具合」。走るときにも、仕事の進みにも使えます。
bail
意味逃げる・降りる
💡 その場から抜ける——という軽い言い方です。escape が脱出なのに対し、bail は自分から降りる——危険とはかぎらないのが違い。もとは沈む船から水をかき出すこと。bail on ~ なら「〜との約束をすっぽかす」になります。
don't move a muscle
意味身じろぎひとつするな
💡 筋ひとつ動かすな——という強い静止です。Don't move. がふつうの制止なのに対し、don't move a muscle は完全静止——ほんの少しも許さないのが違い。脅すときにも、危険を避けさせるときにも使えて、写真を撮るときの冗談にもなります。
feel sorry for oneself
意味自分を哀れむ
💡 自分は可哀そうだ、と思い続ける形です。be sad が悲しみなのに対し、feel sorry for oneself は自己憐憫——先へ進むのを止めているのが違い。feel sorry for ~(人を気の毒に思う)と形は同じで、目的語が自分になるだけ。叱咤の文句としてよく使われます。
that's not on you
意味それはお前のせいじゃない
💡 責任の所在は、あなたではないと告げる形です。It's not your fault. が定番なのに対し、that's not on you は責任の割り当て——誰の持ち分かを言っているのが違い。on ~ が「〜の負担で」。That one's on me. なら「それは自分の責任だ」と引き受ける形です。
give them hell
意味思いきりやってやれ
💡 相手に手加減せずぶつかれ——と送り出す形です。Do your best. が健闘祈願なのに対し、give them hell は闘志をあおる——相手がいるのが違い。試合前・面接前・交渉前の掛け声としてよく使われます。
chicken out
意味怖気づいてやめる
💡 怖くなって、直前で引き返す形です。refuse が拒否なのに対し、chicken out は土壇場の撤退——一度はやる気だったのが違い。chicken が「臆病者」。自分について言えば、照れ隠しの告白になります。
don't take it personally
意味悪く思わないでくれ
💡 あなた個人への当てつけではないと断る形です。Sorry. が謝罪なのに対し、don't take it personally は受け取り方の指定——謝ってはいないのが違い。指摘・断り・規則の適用に添えると角が立ちにくくなります。
run for it
意味一目散に逃げる
💡 とにかく走って、その場を離れる形です。run away が逃走なのに対し、run for it は一瞬の判断——いま走るしかないという切迫があるのが違い。it に意味はありません。Run for it! と号令としても使えます。
circle the wagons
意味守りを固める
💡 身内で輪をつくって、外に備える形です。defend が防御なのに対し、circle the wagons は内向きの結束——外を敵と見なしているのが違い。開拓時代、幌馬車を円形に並べたことから来ていて、組織が批判を受けたときの報道でよく出ます。
〈中級〉それでいいよ・まあ落ち着けって・話を進めると——そのまま丸ごと使える短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
That works for me!
意味それでいいよ
What gives?
意味どういうこと?
Slow your roll.
意味まあ落ち着けって
I'm being serious.
意味本気で言ってるんだ
Is everyone all right?
意味みんな無事か
Give yourself a little credit.
意味もう少し自分を認めなよ
Take care of yourself.
意味気をつけてな
Let's do this.
意味よし、やろう
Moving on, ~
意味話を進めると
Sorry to interrupt, but ~
意味話の途中ですみませんが
第54話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
Just because ~ doesn't mean …(〜だからといって…とはかぎらない)Just because they say “the witch's remains” doesn't mean they're referring to the Witch of Envy.
「魔女の遺骸」と言っているからといって、嫉妬の魔女のこととはかぎらない。
前提はいったん認めて、そこから出る結論だけを断つ形です。That's wrong. と否定するのに対し、Just because ~ doesn't mean … は飛躍だけを突く——前半は事実として残すのが違い。主語は doesn't mean のほうに揃えます。相手の言い分を否定せずに反論できるので、話し合いでとても使い勝手のよい型です。
他にも使える例:
the 比較級 ~, the 比較級 …(〜すればするほど…)The longer you think about something, the more you find yourself obsessing over it.
長く考えれば考えるほど、そのことばかり気になってくる。
片方が増えると、もう片方も増えると並べる形です。If you think longer, you obsess more. と二文にするのに対し、the ~, the … は一息で言える——連動しているという感じが出るのが違い。両方に the を付けるのが要点で、The sooner, the better.(早いほどよい)のように主語と動詞を落とした短い形もよく使われます。
他にも使える例:
I wish I could say ~(〜と言えたらいいのだが)Thanks, although I wish I could say I felt as good as I look.
ありがとう。見た目ほど調子がいいと言えたらよかったんだけどね。
実際はそうではないと、遠回しに認める形です。I'm not fine. と言い切るのに対し、I wish I could say ~ は含みを持たせる——本当は違うと分かるのが違い。wish のあとは could + 動詞の原形。悪い知らせをやわらかく伝えるときにも効きます——I wish I could say it's finished.
他にも使える例:
pick up the pace
「速度を上げる」
⭐ 負傷した昴を担いで走るリカルドが、揺れを詫びながら言った一言です。いまの速さでは足りないから、上げる——という形です。hurry up が「急げ」と、止まっている人にも言えるのに対し、pick up the pace はすでに動いている前提——歩調そのものを上げるところが違います。pace は「歩幅・進み具合」。pick up が「拾い上げる」から「上げる」へ広がった形です。体の動きにも、仕事の進みにも、物語の展開にも使えます。We'll have to pick up the pace to finish today.(今日中に終えるには、ペースを上げないと)、The second half picked up the pace.(後半から展開が速くなった)。主語が人でなくてもよいのが、使い道の広いところです。逆もそのまま言えます——slow the pace(ペースを落とす)、keep the pace(このペースを保つ)、set the pace(ペースを決める=先導する)。紛らわしいのがstep it up。こちらは速さだけでなく、質や量も含めた「もっとやれ」——速さの話なら pick up the pace、頑張り全体なら step it up と分けると混ざりません。
We'll hit them hard and fast, and then we bail.
一発強くぶち込んで、それから逃げる。
It was Mimi's choice, that's not on you.
ミミが自分で選んだことだ。お前のせいじゃない。
Get back in there and give them hell.
戻って、思いきりやってこい。
We gotta pick up the pace, don't take it personally!
ペースを上げるぞ。悪く思わんでくれ。
Give yourself a little credit.
もう少し自分を認めろよ。
第54話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第54話は、送り出す英語が学べる回。pick up the pace / bail / give them hell / chicken out のような言い方と、bravery / hostage / bandages / raiders のような語彙で構成しました。上級版は同じ回の作戦会議とキリタカの説明を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第54話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第54話は作戦会議と、その前後が舞台。ガーフィールとミミの奇襲から、突入前の段取りまでが中級版の範囲です。中級版はその「送り出す英語」に絞りました。
見出しはpick up the pace / bail / give them hell / chicken out / that's not on you のように、仲間に声をかける言い回しを中心に据えました。語彙は bravery / hostage / bandages / raiders / sore のような戦いの前後の語で揃えています。
この回でとくに効くのは、言い分を認めてから返す英語です。Just because ~ doesn't mean …(〜だからといって…とはかぎらない)、the 比較級 ~, the 比較級 …(〜すればするほど)、I wish I could say ~(〜と言えたらいいのだが)——飛躍だけを断つ・連動を言う・含みを残す型が並んでいます。Just because ~ doesn't mean … は、否定せずに反論できます。
総合難易度:★★★☆☆(会話の言い回しが中心)/英語学習価値:★★★★★(今日そのまま言える形が揃っています)/おすすめ度:★★★★★。circle the wagons / feel sorry for oneself / run for it まで扱う、リゼロ第54話「都市庁舎奪還作戦」の中級版です。
誰かの背中を押す言葉ばかりの回でしたね。
pick up the pace / bail / give them hell など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は Re:ゼロから始める異世界生活 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会 に帰属します。