be past the worst of it
意味峠は越えている
- Seems he's past the worst of it already.
- The team is past the worst of it now.
💡 いちばん苦しいところを、通り過ぎた形です。be better が回復なのに対し、be past the worst of it は通過——まだ終わってはいないのが違い。it が「その苦境」。病気・不況・繁忙期に使い、見通しを伝える一言として便利です。
Episode Summary
A quiet episode: dinner, a balcony at midnight, and a knight who finally asks the question everyone has been avoiding. Most of the English here is apology and disclosure, done carefully.
これは 上級レベル版。第73話は、夜のバルコニーの問答、ユリウスの追及、そして互いの詫びが英語の見どころです。refrain from ~ing / steel one's resolve / weigh on ~ といった実際に作中で使われている表現に、obedient / imposter / miscalculation / dejected / slumbering のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第73話のバルコニーでの問答、ユリウスの追及、ラムの分析、そして謝罪のやりとりから、改まって伝える言い回しを10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be past the worst of it
意味峠は越えている
💡 いちばん苦しいところを、通り過ぎた形です。be better が回復なのに対し、be past the worst of it は通過——まだ終わってはいないのが違い。it が「その苦境」。病気・不況・繁忙期に使い、見通しを伝える一言として便利です。
leave ~ unscathed
意味〜を無傷で帰す
💡 傷一つ負わずに、その場を出る形です。be safe が安全なのに対し、unscathed は無傷——危険を通り抜けたのが違い。scathe が古語の「傷つける」で、いまは un- 付きでしか使いません。評判が無傷という比喩にも使えます。
be out of commission
意味使いものにならない状態だ
💡 本来の働きが、止まっている形です。be broken が故障なのに対し、be out of commission は一時停止——直れば戻るのが違い。もとは軍艦が任務を離れる言い方。人にも機械にも使えます。
steel one's resolve
意味覚悟を固める
💡 ぐらつく決心を、鋼のように固める形です。decide が決定なのに対し、steel one's resolve は補強——すでに決めたが揺れているのが違い。steel が動詞で「鋼にする」。steel oneself for ~ なら「〜に備えて身構える」。
refrain from ~ing
意味〜は控える
💡 したいところを、あえてしない形です。don't ~ が禁止なのに対し、refrain from ~ing は自制の要請——相手の判断に委ねるのが違い。掲示や案内でいちばん見る形で、from のあとは必ず ~ing。
weigh on ~
意味〜の心にのしかかる
💡 気がかりが、重しのように残る形です。worry が心配なのに対し、weigh on ~ は重量——下向きの圧が違い。主語は「知っていること・決断・責任」。weigh on one's mind の形もよく使います。
take one's word for it
意味〜の言葉を鵜呑みにする
💡 証拠なしに、言うとおり信じる形です。believe が信用なのに対し、take one's word for it は保留つき——確かめていないのが違い。Take my word for it. なら「本当だって、信じてよ」——念を押す一言になります。
the best course of action
意味最善の策
💡 取りうる中で、いちばん筋のよい手という形です。a good idea が思いつきなのに対し、the best course of action は選択肢の比較——ほかも検討したのが違い。course が「進路」。報告書や会議の締めでよく使われます。
let ~ slip away
意味〜を取りこぼす
💡 手の中から、するりと逃がす形です。lose が喪失なのに対し、let ~ slip away は不作為——握っていられなかったのが違い。機会・時間・人と組むのが定番で、後悔の文脈で使われます。
be rather fickle
意味気まぐれなところがある
💡 基準や気分が、ころころ変わる形です。be unclear が不明なのに対し、fickle は変わりやすさ——その都度違うのが違い。人・天気・人気・条件に使い、rather を添えると、angle が和らぎます。
〈上級〉〜で足りたはずです・腹を割って話す・話が見えないのですが——改まった場で使える言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
~ would have sufficed.
意味〜で足りたはずです
after all that's transpired
意味これまでの経緯を思えば
mean no harm
意味悪気はない
speak frankly
意味腹を割って話す
I'm not sure I follow.
意味話が見えないのですが
the bare minimum
意味ごく最低限
from a strategic point of view
意味戦略上の判断として
get information out of ~
意味〜から情報を引き出す
be the equivalent of ~
意味〜に等しい
in hearing distance
意味声の届く範囲に
第73話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
I wouldn't dare + 原形(〜するつもりは毛頭ありません)I wouldn't dare shamelessly disobey.
厚かましく背くつもりなど、毛頭ありません。
そんな真似はしない、と強く打ち消す形です。I won't ~ が意思なのに対し、I wouldn't dare ~ は畏れ——する勇気すら無いと言うのが違い。dare のあとは原形で、to は入れません。単独の I wouldn't dare. だけでも「とんでもない」という返事になります。
他にも使える例:
It could have meant ~(〜ということになりかねなかった)It could have meant failure for all of us.
全員の失敗につながりかねなかった。
起きなかった悪い結果を、振り返って言う形です。It was dangerous. が評価なのに対し、It could have meant ~ は仮定——実際には起きていないのが違い。could have + 過去分詞で、過去の可能性を表します。事故報告やふりかえりで、責めずに重さを伝えられる形です。
他にも使える例:
If our positions were reversed, …(立場が逆であれば)If our positions were reversed, perhaps I would have refrained from telling you as well.
立場が逆であれば、私も同じように黙っていたかもしれない。
相手の側に立って、非を引き取る形です。I understand. が理解なのに対し、If our positions were reversed は置き換え——自分ならどうしたかを言うのが違い。were は仮定法過去——実際は逆ではないという含み。謝る側にも、許す側にも使えて、角が立ちません。
他にも使える例:
refrain from ~ing
「〜は控える」
⭐ 無茶はしないでほしい——ユリウスがエキドナに念を押した一言です。したいところを、あえてしない——という形です。don't ~ が「するな」と、正面から止めるのに対し、refrain from ~ing は自制の要請——やるかどうかは相手に委ねているところが違います。だから掲示や案内でいちばんよく見ます——Please refrain from smoking.(喫煙はご遠慮ください)、Please refrain from talking during the performance.(上演中のお話はお控えください)。日本語の「ご遠慮ください」にそのまま当たる形です。文法の要点は二つ。一つめは from のあとが必ず ~ing——refrain to do とは言えません。二つめは自動詞なので、refrain something の形も取りません。一人称で使うと、こらえた感じが出ます。I refrained from commenting. で「口を出すのは控えた」——言いたかったが黙ったという含みまで伝わります。紛らわしいのがrestrain(力ずくで押さえる)。refrain は自分が控える、restrain は相手を押さえる と分けると混ざりません。
Seems he's past the worst of it already.
峠はもう越えたようだ。
I too shall steel my resolve.
わたしも覚悟を決めよう。
Please refrain from acting rashly.
軽はずみな振る舞いは、お控えいただきたい。
I'm a bit afraid to just take your word for it.
その言葉をそのまま鵜呑みにするのは、少し怖い。
I am terrified by the thought of letting even one thing slip away.
ひとつでも取りこぼすことが、恐ろしいのだ。
第73話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第73話は、打ち明ける英語が並ぶ回。refrain from ~ing / steel one's resolve / weigh on ~ / the best course of action のような言い回しから、obedient / imposter / miscalculation / dejected のような語彙まで扱いました。If our positions were reversed, … は、そのまま詫びの場に移せます。
編集部が実際に観て厳選した、第73話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第73話は「コンビニを出ると、そこは不思議の世界でした」。夜のバルコニーで、隠していたことが一つずつ明かされる回です。上級版はその打ち明けと詫びに絞りました。
見出しはrefrain from ~ing / steel one's resolve / weigh on ~ / the best course of action / take one's word for it のように、改まって伝える言い回しを中心に据えました。語彙は obedient / imposter / miscalculation / dejected / slumbering のような秘密と詫びの語で揃えています。
この回でとくに効くのは、非を引き取る英語です。I wouldn't dare + 原形(〜するつもりは毛頭ありません)、It could have meant ~(〜になりかねなかった)、If our positions were reversed, …(立場が逆であれば)——強く打ち消す・重さを伝える・相手の側に立つ型が並んでいます。If our positions were reversed は、謝る側にも許す側にも使えます。
総合難易度:★★★★★(打ち明けと詫びの英語が中心)/英語学習価値:★★★★★(案内文にそのまま使える形が揃っています)/おすすめ度:★★★★★。be out of commission / leave ~ unscathed / in hearing distance まで扱う、リゼロ第73話の上級版です。
隠していたことが明かされた回でしたね。
refrain from ~ing / steel one's resolve / weigh on ~ など、改まって伝える・非を引き取る・重さを示す表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は Re:ゼロから始める異世界生活 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会 に帰属します。