a pushover
意味押しに弱い人
- Papa's a pushover.
- Don't ask him — he's a pushover.
💡 頼まれると断れない人という言い方です。kind が優しいのに対し、a pushover は押せば倒れる——からかいが入るのが違い。push over(押し倒す)がそのまま名詞に。相手チームが弱いときにも使えます——They were no pushover.
Episode Summary
The cruise ends with one ordinary day at a resort — snorkelling, a surfing lesson that goes badly, and a mother who falls asleep on the walk back. Then the debrief: passengers missing, forged papers, an incident that will quietly be buried. At school a six-year-old's holiday boasting collapses under cross-examination, and at home her father accidentally delivers a professional lecture on how to lie properly.
これは 中級レベル版。第35話は、リゾートの一日、職場へのおみやげ、そして学校での休暇自慢が英語の見どころです。a pushover / No wonder I'm exhausted. / get off work といった実際に作中で使われている表現に、surfing / snacks / gossip / pirates / orchestra のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第35話のリゾートの一日、職場へのおみやげ、そして学校での休暇自慢から、そのまま使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
a pushover
意味押しに弱い人
💡 頼まれると断れない人という言い方です。kind が優しいのに対し、a pushover は押せば倒れる——からかいが入るのが違い。push over(押し倒す)がそのまま名詞に。相手チームが弱いときにも使えます——They were no pushover.
we did everything we could
意味できることは全部やった
💡 結果はともかく、手は尽くしたという形です。we tried が努力なのに対し、we did everything we could は全部やり切った——やり残しがないのが違い。everything (that) we could (do) のthat と do が落ちた形です。報告でも慰めでも使えます。
So it's not all bad.
意味悪いことばかりでもない。
💡 全部が駄目というわけではない、と拾う形です。It's good. が肯定なのに対し、not all bad は控えめ——悪い面も認めているのが違い。not all ~ は部分否定で、「全部が〜なわけではない」。not at all bad だと「なかなかいい」で別物です。
No wonder I'm exhausted.
意味どうりで疲れるはずだ。
💡 理由が分かって納得する言い方です。That's why ~ が説明なのに対し、No wonder ~ は驚きが消える——腑に落ちたのが違い。It's no wonder (that) ~ の頭が落ちた形。No wonder! だけでも通じます。
take a lot out of ~
意味〜をひどく消耗させる
💡 体力や気力を、大きく持っていかれるという形です。be tiring が疲れるのに対し、take a lot out of 人 は差し引かれる——残りが減っているのが違い。out of のうしろは人(× take a lot out of the work)。病気・介護・引っ越しとよく組みます。
go around
意味全員に行き渡る
💡 人数分そろっているという形です。be enough が量なのに対し、go around は配り切れるか——人数が前提なのが違い。enough to go around がひとかたまり。「回る」イメージそのままで、席・資料・料理に使えます。
get off work
意味仕事が終わる
💡 その日の勤務から離れるという形です。finish work が作業の終わりなのに対し、get off work は職場を出る——時刻を言うのが違い。get off が「降りる・離れる」。be off work だと「休みを取っている」で別の意味になります。
be made fun of
意味からかわれる
💡 笑いものにされるという形です。be teased が軽いからかいなのに対し、make fun of ~ は見下しが入る——笑う側と笑われる側が分かれるのが違い。受け身では of が残る(× be made fun)。for のうしろに理由を続けます。
sound made up
意味作り話っぽく聞こえる
💡 でっち上げに聞こえるという形です。sound false が嘘っぽいのに対し、sound made up は誰かが作った——存在しないと疑うのが違い。make up が「でっち上げる」で、make-up(化粧)とは別の使い方。名前・言い訳・話に付きます。
before ~ expire
意味〜の期限が切れる前に
💡 有効な期間のうちに、と念を押す形です。before it's too late が漠然なのに対し、before ~ expire は期限が決まっている——日付があるのが違い。expire は自動詞なので受け身にしません(× be expired は口語のみ)。食品・切符・契約に使えます。
〈中級〉うまくいかなかった・早かったね・まあ予想どおり——そのまま丸ごと使える短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
Your face looks a bit swollen.
意味顔、少し腫れてる?
it didn't work out
意味うまくいかなかった
a bright side
意味いい面
last forever
意味いつまでも続く
I think we're done.
意味もうやめておこうか。
We sure did, didn't we?
意味ほんとにね。
That didn't take long, did it?
意味早かったね。
Be nice.
意味そんな言い方しないの。
this is about what I expected
意味まあ予想どおり
look kinda tacky
意味ちょっと安っぽく見える
第35話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
If only ~ could've + 過去分詞(〜だったらよかったのに)If only the entire cruise could've been like this.
船旅がぜんぶこんなふうだったらよかったのに。
そうならなかったことを、静かに惜しむ形です。I wish ~ が願いなのに対し、If only ~ は嘆き——もう手遅れだと分かっているのが違い。あとに主節を続けなくていいのが特徴で、言いさしのまま置けます。過去のことなら could've / had + 過去分詞。
他にも使える例:
Part of being human is + 動詞ing(人間なんだから〜するものだ)Part of being human is exaggerating every once in a while in order to make yourself look good.
たまには話を盛って自分をよく見せる——それも人間のうちよ。
それも人としてふつうのこと、と包む形です。Everyone does it. が事実なのに対し、Part of being human is ~ing は位置づけ——責めずに受け止めているのが違い。Part of ~ is … は「〜の一部が…だ」という骨組みで、うしろは動詞ing か名詞。
他にも使える例:
Are you sure you wish to know ~?(本当に知りたいのですか)Are you sure you wish to know the answer to that, milady?
その答え、本当にお知りになりたいので?
もったいぶって、念を押す言い方です。Do you want to know? が普通の質問なのに対し、Are you sure you wish to ~? は改まっている——芝居がかるのが違い。wish to + 動詞の原形はwant to のとても丁寧な形で、案内文や書き言葉に出てきます——If you wish to cancel, …
他にも使える例:
No wonder I'm exhausted.
「どうりで疲れるはずだ。」
⭐ 船旅のあいだほとんど眠っていなかったと気づいた、ヨルのひとりごと。理由が分かって、ようやく腑に落ちる——という形です。That's why I'm tired. が理屈の説明なのに対し、No wonder ~ は驚きが消えていく——納得の気持ちが乗っているところが違います。もとは It's no wonder that ~。「不思議ではない」が縮んだ形で、頭の It's と that が落ちています。だから、原因を聞いた直後にぽろっと出ます——No wonder it's cold. The window was open.No wonder! だけでも通じるので、相づちとしても使えます。紛らわしいのがI wonder ~。こちらは「〜かなあ」という疑問で、まだ分かっていないほう——腑に落ちたのが No wonder ~、まだ分からないのが I wonder ~ と分けると混ざりません。
But at least I know we did everything we could.
でも、できることは全部やったって分かってる。
Perhaps this last job just took a lot out of her.
今回の仕事で、ずいぶん消耗したのかもしれない。
There wouldn't be enough to go around for everyone.
全員に行き渡るぶんは足りないだろうな。
I'm going to stop by her place after I get off work!
仕事が終わったら、姉さんの家に寄るんだ!
Just make sure you eat them before they expire.
期限が切れる前に、ちゃんと食べてね。
第35話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第35話は、その場で言う英語が学べる回。a pushover / we did everything we could / No wonder I'm exhausted. / go around / get off work のような言い方と、surfing / gossip / pirates のような語彙で構成しました。上級版は同じ回のハンドラーの報告と嘘の作法の講義を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第35話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第35話は二本立て。リゾートで遊びたおす一日、職場へのおみやげ選び、そして学校での休暇自慢——中級版はその日常のやりとりに絞りました。
見出しはa pushover / we did everything we could / No wonder I'm exhausted. / go around / get off work のように、家族と同僚のあいだで口をつく言い方を中心に据えました。語彙は surfing / snacks / gossip / pirates / orchestra のような休暇と学校の語で揃えています。
この回でとくに効くのは、惜しむ・包む英語です。If only ~ could've + 過去分詞(〜だったらよかったのに)、Part of being human is + 動詞ing(人間なんだから〜するものだ)、Are you sure you wish to know ~?(本当に知りたいのですか)——嘆く・受け止める・もったいぶる型が並んでいます。
上級版は同じ回のハンドラーの報告と、嘘の作法の講義を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。総合難易度:★★★☆☆/おすすめ度:★★★★★。スパイファミリー第35話の中級版です。
おみやげが骸骨のキーホルダーだった回でしたね。
a pushover / No wonder I'm exhausted. / get off work など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は SPY×FAMILY の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY 製作委員会 に帰属します。