suck up to ~
意味〜にこびへつらう
- Just a bunch of annoying little pests trying to suck up to us.
- He's always sucking up to the boss.
💡 気に入られようとして、へつらうという形です。be nice to ~ が親切なのに対し、suck up to ~ は見返り目当て——見ている側の悪口なのが違い。a suck-up なら名詞で「ごますり」。本人には言わない言葉です。
Episode Summary
A hospital director who cannot bear how quickly the new psychiatrist has been taken to starts moving meeting times, spiking coffee and finally reporting him to the state as a spy — which goes about as well for him as one would expect. Meanwhile a class outing to the museum sets off in three buses, and only two of them make the last turn.
これは 中級レベル版。第43話は、教室での言い合い、そして博物館へ向かう遠足バスが英語の見どころです。simmer down / Use your inside voices. / free of charge といった実際に作中で使われている表現に、convoy / dinosaurs / cooperate / paperwork / medications のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第43話の、教室と遠足バスの場面から、そのまま使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
suck up to ~
意味〜にこびへつらう
💡 気に入られようとして、へつらうという形です。be nice to ~ が親切なのに対し、suck up to ~ は見返り目当て——見ている側の悪口なのが違い。a suck-up なら名詞で「ごますり」。本人には言わない言葉です。
juicy gossip
意味とっておきの噂話
💡 聞きごたえのある、きわどい噂という形です。news が情報なのに対し、juicy gossip は娯楽——人に話したくてたまらないのが違い。juicy は「汁気が多い」で、おいしそうという比喩。juicy detail / juicy story も同じ。
Use your inside voices.
意味室内の声で話しなさい。
💡 建物のなかにふさわしい声量にしなさいという形です。Be quiet! が命令なのに対し、Use your inside voices. は基準を示す——叱っていないのが違い。inside voice / outside voice は英語圏の子育ての決まり文句で、大人にも冗談で使えます。
simmer down
意味落ち着きなさい
💡 沸き立っているものを、静めるという形です。Be quiet が音量なのに対し、simmer down は興奮——気持ちのほうを鎮めるのが違い。simmer は「ぐつぐつ煮る」。沸騰から弱火へ落とすのが絵です。
free of charge
意味無料で
💡 お代はいただきません、という形です。free だけでも通じますが、free of charge は改まった言い方——案内や表示に使うのが違い。charge が「請求」。at no charge もほぼ同じ意味です。
dream on
意味夢でも見てなさい
💡 そんなことは起きない、と突き放す言い方です。No. が拒否なのに対し、Dream on. はからかい——相手の期待をあざ笑うのが違い。命令形なのに命令ではない、皮肉の定型です。
I consider ~ our rivals
意味〜はライバルだと思っている
💡 自分はそう位置づけている、と言う形です。They are our rivals. が事実なのに対し、I consider ~ our rivals は見方——ほかの見方もあると含むのが違い。consider + 目的語 + 名詞で、あいだに as は入れません(× consider them as rivals)。
expect a handout
意味施しを当てにする
💡 ただでもらえると思っているという形です。ask for ~ が要求なのに対し、expect a handout は当て込み——頼んでもいないのに待っているのが違い。handout は「配り物」で、授業の配布資料も同じ語です。
Just like always, huh?
意味いつもどおりだね。
💡 変わりばえしないね、と軽く突く言い方です。Again? が指摘なのに対し、Just like always, huh? は納得ずみ——もう驚いていないのが違い。うしろの huh? が「だよね」という同意を求める形。
What is her deal?
意味あの子、どうしたんだ?
💡 相手の様子が読めない、と首をひねる形です。What's wrong? が心配なのに対し、What is her deal? は困惑——少し苛立っているのが違い。deal が「事情・魂胆」。What's the deal? なら「どういうこと?」。
〈中級〉見て、これ!・失礼なことを言わないの・そろそろ戻ろう——そのまま丸ごと使える短い言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
You owe him for ~
意味〜の借りがある
It's purely educational.
意味あくまで勉強です。
Don't be rude.
意味失礼なことを言わないの。
Look what I've got!
意味見て、これ!
a more balanced diet
意味もっとバランスのとれた食事
a teensy bit lost
意味ほんのちょっと道に迷って
Let's start heading back.
意味そろそろ戻ろう。
I'm really nothing special.
意味たいした者ではありませんよ。
Isn't the tin just precious?
意味この缶、素敵じゃない?
New experiences are valuable.
意味新しい経験には価値がある。
第43話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
You realize (that) ~, right?(〜だって分かってるよね)You realize we just passed by the museum, right?
いま博物館を通りすぎたの、分かってますよね。
気づいているはずだ、と念のため確かめる形です。Did you notice ~? が質問なのに対し、You realize ~, right? は確認——相手が気づいていないと疑っているのが違い。文末の right? が同意を求める合図で、やわらかい抗議にもなります。
他にも使える例:
There's no way + 主語 + could ever + 動詞の原形(〜できるはずがない)There's no way a filthy commoner like you could ever dream of waltzing into his place.
お前のような平民が、あの家に上がりこめるはずがないだろ。
可能性そのものを、頭から否定する形です。You can't ~ が不可なのに対し、There's no way ~ could ever ~ は全否定——ever が「いつであっても」を足すのが違い。There's no way (that) + 文が骨組みで、会話では that を落とします。
他にも使える例:
You didn't ~, did you?(〜してないよね?)You didn't hear anything about me, did you?
僕のこと、何も聞いてないよな。
していないと思いたい、と確かめる形です。Did you hear ~? が質問なのに対し、You didn't ~, did you? は願望まじり——していないでほしいのが違い。否定文には肯定の付加疑問を付けます。答え方に注意——聞いていなければ Noです。
他にも使える例:
simmer down
「落ち着きなさい」
⭐ 遠足のバスで騒ぐ3年3組に、引率の先生がかけた一言。沸き立っているものを、火を弱めて静める——という形です。Be quiet が音量の話なのに対し、simmer down は興奮そのもの——気持ちのほうを鎮めているところが違います。だから、静かにしていても腹を立てている人にも使えます。鍵は simmer という料理の言葉。boil が「ぐらぐら沸騰する」のに対し、simmer は「ふつふつと弱火で煮る」状態です。沸騰から弱火へ落とす——それがそのまま「頭を冷やす」になっているわけで、怒りを表す英語が料理と地続きなのがおもしろいところ。He's simmering. なら「まだ腹の底で煮えている」という意味になります。紛らわしいのがsettle down。こちらは「落ち着く」全般で、騒がしさにも、暮らしぶりにも使えます(settle down and have kids=身を固める)。熱を冷ますのが simmer down、動きを止めて落ち着くのが settle down と分けると混ざりません。
All right, children, simmer down.
はいはい、みんな落ち着いて。
Use your inside voices, please.
室内の声で話してくださいね。
Just a bunch of annoying little pests trying to suck up to us.
こびへつらってくる、うっとうしい連中ばかりさ。
You want a piece of doggie kibble? It's free of charge!
ドッグフード食べる? ただであげるよ。
New experiences are valuable, even for a chairman's son.
新しい経験には価値があるんですよ、たとえ会長の御子息でもね。
第43話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第43話は、教室で飛びかう英語が学べる回。suck up to ~ / juicy gossip / Use your inside voices. / simmer down / free of charge のような言い方と、convoy / dinosaurs / cooperate のような語彙で構成しました。上級版は同じ回の前半「白い嫉妬」を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第43話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第43話は二本立て。そのうち、教室のやりとりと博物館へ向かう遠足バス——アーニャの「うちに呼んで」攻勢、そしてお菓子の見せ合い——中級版はこちらに絞りました。
見出しはsuck up to ~ / juicy gossip / Use your inside voices. / simmer down / free of charge のように、子どもと大人のあいだで飛びかう言い方を中心に据えました。語彙は convoy / dinosaurs / cooperate / paperwork / medications のような遠足と学校の語で揃えています。
この回でとくに効くのは、相手に確かめる英語です。You realize (that) ~, right?(分かってるよね)、There's no way + 主語 + could ever + 動詞の原形、You didn't ~, did you?——念を押す・頭から否定する・願いをこめて聞く型が並んでいます。
上級版は同じ回の前半「白い嫉妬」を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。総合難易度:★★★☆☆/おすすめ度:★★★★★。スパイファミリー第43話の中級版です。
お菓子の見せ合いで終わるはずのバスが、とんでもない方向へ曲がった回でしたね。
simmer down / Use your inside voices. / free of charge など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は SPY×FAMILY の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY 製作委員会 に帰属します。