You've got to stay strong.
意味しっかりして。
- You've got to stay strong, Anya.
- You've got to stay strong — it's almost over.
💡 くじけないで持ちこたえて、と支える言い方です。Don't cry. が制止なのに対し、stay strong は継続——いまも耐えているのが前提なのが違い。stay + 形容詞で「その状態のままでいる」。Stay strong. だけでも励ましの決まり文句です。
Episode Summary
Two school buses fail to arrive at the museum, and a school, a police force and a security service that answer to different masters spend the day arguing about who has the authority to act. On board, a girl who can hear what the men at the front are thinking works out where they are headed, and a boy who has spent the whole year being insufferable does the bravest thing anyone does that day.
これは 中級レベル版。第44話は、アーニャとベッキーの手紙作戦、そしてダミアンの陽動が英語の見どころです。have some guts / a fool proof plan / stand up for what's right といった実際に作中で使われている表現に、spies / distract / twitch / buddies / leaks のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈上級〉版でどうぞ。
〈中級〉第44話の、バスのなかの子どもたちの場面から、そのまま使える言い方を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
You've got to stay strong.
意味しっかりして。
💡 くじけないで持ちこたえて、と支える言い方です。Don't cry. が制止なのに対し、stay strong は継続——いまも耐えているのが前提なのが違い。stay + 形容詞で「その状態のままでいる」。Stay strong. だけでも励ましの決まり文句です。
have some guts
意味度胸がある
💡 怖いのに踏み出せる強さがあるという形です。be brave が性質なのに対し、have guts は行動——実際にやってみせたのが違い。guts は「はらわた」で、日本語の「肝が据わる」と発想がそっくり。ふだんは複数形で使います。
Are you out of your mind?
意味正気なの?
💡 その考えは正気とは思えない、と止める形です。Really? が確認なのに対し、Are you out of your mind? は制止——危ないと思っているのが違い。out of one's mind が「心の外」=正気を失った状態。親しい相手にだけ使います。
Never heard of it.
意味聞いたことないな。
💡 その名前に心当たりがない、と短く返す形です。I don't know it. が知識なのに対し、Never heard of it. は初耳——存在すら知らなかったのが違い。頭の I've が落ちている会話形で、現在完了がもとの形です。
a fool proof plan
意味絶対に失敗しない作戦
💡 誰がやっても失敗しようがないという形です。a good plan が評価なのに対し、foolproof は保証——言い切っているのが違い。fool(愚か者)+ proof(〜に耐える)で、waterproof(防水)と同じ作り。ふつうは foolproof と一語で書きます。
It's our only hope!
意味それしか望みがない!
💡 ほかに道がない、と言い切る形です。It's a good idea. が案なのに対し、our only hope は最後の一本——失敗したら終わりなのが違い。only のうしろは単数。last hope なら「最後の望み」で、ほぼ同じ重さです。
stand up for what's right
意味正しいことのために立ち上がる
💡 正しいと思うほうに、自分から立つ形です。do the right thing が行為なのに対し、stand up for ~ は表明——反対する相手がいるのが違い。stand up for + 人なら「その人をかばう」。what's right が「正しいこと」という名詞のかたまりです。
make things happen
意味実際に事を動かす
💡 口だけでなく、実際に動かすという形です。be powerful が状態なのに対し、make things happen は結果——物事が実際に進むのが違い。make + 目的語 + 動詞の原形という並びで、to は入りません(× make things to happen)。
What's wrong with kids these days?
意味近ごろの子はどうなってるんだ。
💡 今どきの若い者は、とぼやく言い方です。Kids are rude. が断定なのに対し、What's wrong with ~? は嘆き——答えを求めていないのが違い。these days が「近ごろ」で、nowadays より会話寄り。年配の人の口ぐせの定番です。
read one's lips
意味唇の動きを読む
💡 声ではなく、口の形から言葉を読む形です。hear が耳なのに対し、read one's lips は目——音が届かないのが前提なのが違い。lip-reading が名詞形。Read my lips. なら「よく聞け」という強い前置きになります。
〈中級〉そんなことできたんだ・強がる・事態が悪い方へ転がる——そのまま丸ごと使える言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
I had no idea you could do that!
意味そんなことできたんだ!
What are you guys up to?
意味みんな何やってるの?
Wait for my signal.
意味合図を待って。
They're going nuts.
意味すごいことになってる。
get ~ out of the way
意味〜を先に片づける
act tough
意味強がる
Leaves me with no choice but to ~
意味〜するほかない
things go south
意味事態が悪い方へ転がる
Our parents are supposed to protect us.
意味親は守ってくれるものだよ。
Even my parents can do some stuff right sometimes.
意味うちの親でも、たまにはちゃんとやるよ。
第44話の実際のセリフから、中級で押さえたい文法を3つ。
There must be some way to + 動詞の原形(何か〜する方法があるはずだ)There must be some way to let people outside know where we're going.
外の人に行き先を知らせる方法が、何かあるはずだ。
まだ見つかっていないだけだ、と粘る形です。How can we ~? が質問なのに対し、There must be some way to ~ は確信——あると信じているのが違い。must は「〜にちがいない」という推量で、義務の must とは別。some が「何かしらの」を足しています。
他にも使える例:
Why in the heck did I + 動詞の原形?(なんでまた〜しちゃったんだ)Why in the heck did I volunteer to take this idiot's place anyway?
なんでまたこいつの身代わりなんて買って出たんだ。
やってしまった自分に、あきれて問い返す形です。Why did I ~? が疑問なのに対し、Why in the heck did I ~? は後悔——答えを求めていないのが違い。in the heck が「いったいぜんたい」という強め。heck は hell の遠回しで、子どもでも使えるやわらかさです。
他にも使える例:
The best thing to do now is to + 動詞の原形(いま一番いいのは〜することだ)The best thing for us to do now is to wait for the grown-ups.
いま僕らにできる一番いいことは、大人を待つことだ。
選択肢を比べたあと、一つを推す形です。Let's wait. が提案なのに対し、The best thing to do is ~ は判断——ほかも考えたうえでなのが違い。for us を挟んで「誰にとって」を足せます。うしろの to は省いても通じます。
他にも使える例:
have some guts
「度胸がある」
⭐ 誰も動けないバスのなかで前に出た子を見て、ダミアンが胸のうちで認めた一言。怖くないのではなく、怖いのに踏み出せる——という形です。be brave が「勇敢だ」という性質なのに対し、have guts は行動——実際にやってみせたあとに言うところが違います。だから、やる前には使いません。guts はもともと「はらわた」。肝が据わる、腹をくくる——日本語もお腹に度胸を置いているので、発想がそっくりそのままです。ふだんは複数形で使い、gut(単数)は「直感」のほうに寄ります(gut feeling=勘)。よく出る形は三つ。have guts(度胸がある)、It takes guts to ~(〜するには度胸がいる)、You've got guts.(見上げた度胸だ)。似た言い方がnerve。こちらは「ずうずうしさ」に寄ることがあり——You've got some nerve. はほめ言葉ではなく非難です。認めるのが guts、あきれるのが nerve と分けると混ざりません。
The big guy's got some guts.
あいつ、なかなか度胸があるな。
You've got to stay strong, Anya.
しっかりするんだ、アーニャ。
I've got a fool proof plan. Leave everything to me.
絶対に失敗しない作戦がある。ぜんぶ任せろ。
We need to tell our rescuers! It's our only hope!
助けに来る人に知らせなきゃ。それしか望みがないの。
I've got to stand up for what's right.
正しいことのために、立ち上がらないといけない。
第44話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈中級版〉第44話は、いざというときの英語が学べる回。have some guts / a fool proof plan / It's our only hope! / stand up for what's right / make things happen のような言い方と、spies / distract / twitch のような語彙で構成しました。上級版は同じ回の大人たちの側を扱っているので、二つの記事で重なりがありません。
編集部が実際に観て厳選した、第44話の見どころと英語学習ポイント〈中級版〉。
第44話は一本立て。そのなかから、バスのなかの子どもたち——アーニャとベッキーの手紙作戦、ダミアンの体を張った陽動、そして誰も動けないなかで前に出た一人——中級版はこちらに絞りました。
見出しはhave some guts / a fool proof plan / It's our only hope! / stand up for what's right / make things happen のように、いざというときに口をつく言い方を中心に据えました。語彙は spies / distract / twitch / buddies / leaks のような作戦と仲間の語で揃えています。
この回でとくに効くのは、あきらめない英語です。There must be some way to + 動詞の原形、Why in the heck did I + 動詞の原形?(なんでまた)、The best thing to do now is to + 動詞の原形——粘る・後悔する・腹を決める型が並んでいます。
上級版は同じ回の大人たちの側——警察と国家保安局のやりとりを扱っているので、二つの記事で重なりがありません。総合難易度:★★★☆☆/おすすめ度:★★★★★。スパイファミリー第44話の中級版です。
いちばん威張っていた子が、いちばん勇気を見せた回でしたね。
have some guts / a fool proof plan / stand up for what's right など、今日からそのまま使える表現ばかりでした。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は SPY×FAMILY の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY 製作委員会 に帰属します。