beat the clock
意味時間に間に合わせる
- Way to beat the clock.
- We beat the clock by about a minute.
💡 時計そのものを負かすという絵——締切や開始時刻に滑り込むことです。Way to ~ は「よくやった」という褒め言葉で、Way to go! の仲間。race against the clock(時間と競争する)も同じ clock で、対にして覚えると使い分けが早い。
Episode Summary
Competition day, seen from the seats. Before it starts there are the things people say to someone about to go on stage; during the wait, an explanation of how this particular contest is run — what the rules require, what counts as breaking them, and why a favourite may still not place. Afterwards the language turns to appraisal, delivered by people who clearly enjoy having opinions.
これは 上級レベル版。Break a leg. / catch ~'s eye / be a tough act to follow / a total taboo のような表現に、auditorium / contestant / recital / sonata / humbly のような語彙を合わせました。すべて第2話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第2話の本番前のやりとり・審査と規定の説明・終演後の会話から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
beat the clock
意味時間に間に合わせる
💡 時計そのものを負かすという絵——締切や開始時刻に滑り込むことです。Way to ~ は「よくやった」という褒め言葉で、Way to go! の仲間。race against the clock(時間と競争する)も同じ clock で、対にして覚えると使い分けが早い。
get the pre-game jitters
意味本番前にそわそわする
💡 jitters は「小刻みな震え」——必ず複数形です。pre-game は元はスポーツですが、面接・発表・試験にも広く使われます。nervous が形容詞で状態を言うのに対し、the jitters は名詞なので get / have と組むのが要点。
Break a leg.
意味うまくいきますように。
💡 直訳すると「脚を折れ」——芝居の世界の縁起かつぎです。「幸運を」と口にすると裏目に出るという言い伝えから、わざと逆を言うようになりました。舞台・演奏・オーディションに使い、試験や面接には Good luck. のほうが自然です。
catch ~'s eye
意味目に留まる
💡 相手の視線を捕まえるという絵——①注意を引くと②目が合うの両方に使えます。eye は単数が決まり(×catch his eyes)。eye-catching(人目を引く)という形容詞も同根で、広告や商品説明で頻出します。
spring ~ on 人
意味〜を突然持ち出す
💡 ばねのように跳ねて出すという絵——前触れなく突きつけることです。on のあとは必ず人で、相手が身構える暇もなかったという抗議がこもります。news / question / bill / change が目的語になりやすく、たいてい非難の文脈で使われます。
pick up steam
意味勢いづく
💡 蒸気機関が圧を上げるのが由来——だんだん加速することを表します。gain momentum が硬い言い換え。始まりは地味でも伸びてきたという含みがあるので、新しい取り組みの報告にちょうど合います。lose steam(勢いが落ちる)も対で使えます。
be a tough act to follow
意味あの後は やりにくい
💡 act は「出し物」——寄席で前の演者がよすぎると、次が損をするという絵です。人にも催しにも使えます。前任者を褒めつつ自分の不利をこぼすという二重の働きがあるので、挨拶や就任の言葉で重宝します。
be laudable
意味見上げたものだ
💡 laud は「褒めたたえる」——その形容詞です。praiseworthy とほぼ同じですが、laudable のほうがかたく、審査や講評向き。「結果はともかく志は立派」という含みで使われることが多く、やんわり不足を示すのにも効きます。
be in a league of one's own
意味格が違う
💡 league は「同格の集まり」——同じ土俵に並ぶ相手がいないという褒め方です。one's own のところは主語に合わせて変える(his own / their own)。out of one's league は「自分には手が届かない」——まるで意味が違うので混ぜないように。
a total taboo
意味御法度
💡 taboo はトンガ語から入った語——触れてはいけないとされる事柄です。禁止ではなく「暗黙の掟」なのが要点で、破っても罰はないが、白い目で見られるという含み。a taboo subject / taboo words のように形容詞としても使えます。
〈上級〉見込みを語る・断りを入れる・評する——改まった場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
take a dive
意味急に崩れる
a full house
意味満席
doctor the points
意味点数に手を加える
clear the prelims
意味予選を通過する
How about a rain check?
意味またの機会にしない?
barging in on ~
意味〜に押しかけること
an elusive one
意味つかまらない相手
Not too shabby.
意味なかなかのものだ。
ditch practice
意味練習をさぼる
an honorable mention
意味佳作・選外佳作
第2話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
It'd be one thing if ~, but …(〜ならまだしも、…だ)It'd be one thing If this were a recital, but it's a contest.
独奏会ならまだしも、これは競技会だ。
one thing … another の型に仮定法を重ねた形です。if 節は were——事実はそうではないと示しています。It'd は It would の短縮。前半で相手の言い分を一度認めてから、後半でひっくり返す——反論の運びとして完成された形なので、丸ごと覚える値打ちがあります。
他にも使える例:
If you'd known ~, you wouldn't have + 過去分詞(知っていたら〜しなかっただろう)But if you'd known about it, you wouldn't have come.
知っていたら、来なかっただろう。
仮定法過去完了——if 節は had + 過去分詞、主節は would have + 過去分詞。過ぎたことを、事実と逆に言うための形です。you'd は you had の短縮で、主節の you'd(you would)と見分けがつきにくいのが難所——後ろが known か have かで判じます。
他にも使える例:
Whoever ~, …(〜が誰であれ、…)Whoever she is, I'm a big fan.
どこの誰だか知らないが、すっかりファンだ。
whoever は「誰が〜しようとも」——譲歩の節をつくります。no matter who と言い換え可。名詞節の whoever(〜する人は誰でも)と形が同じなので、主節があるかどうかで読み分けます。相手の素性を問わずに評価するという、気持ちのよい使い方ができる語です。
他にも使える例:
Break a leg.
「うまくいきますように」
⭐ 舞台袖へ向かう出場者に、友人が投げた一言です。直訳は「脚を折れ」——芝居の世界の縁起かつぎで、「幸運を」と口にすると裏目に出るという言い伝えから、わざと逆を言うようになりました。舞台・演奏・オーディションが守備範囲で、試験や面接には Good luck. のほうが自然です。場面を選ぶぶん、はまったときの効き目が大きい一言。
Way to beat the clock.
よく間に合わせたね。
It's about time I went backstage. Break a leg.
そろそろ舞台裏へ。——うまくいきますように。
Good chance to catch his eye.
目に留まる好機だ。
She's a tough act to follow.
あの後は やりにくい。
How about a rain check?
またの機会にしない?
第2話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第2話は、本番前を励ます・規定を語る・評する回。Break a leg. / catch ~'s eye / be a tough act to follow / a total taboo のような表現から、auditorium / contestant / recital / sonata のような硬い語彙まで扱いました。審査と規定をめぐる客席の会話は、仕組みを人に説明するときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第2話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第2話「友人A」は、大会当日を客席から見る回。開演前は送り出す言葉——「よく間に合わせたね」「そろそろ舞台裏へ。うまくいきますように」。幕が上がると話題はこの大会の作りに移り、伴奏がつくこと、掟破りとは何か、客席を沸かせても順位には届かない理屈までが語られます。終演後は花とねぎらい、そして屋上での短い助言で閉じます。
この 上級版 では、Break a leg. / catch ~'s eye / be a tough act to follow / a total taboo を中心に据えました。語彙は auditorium / contestant / recital / sonata / humbly で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、本番の場で交わされる英語です。「よく間に合わせたね」「そろそろ舞台裏へ」「目に留まる好機だ」——送り出す側と出る側の言葉が並びます。客席では規定の話になり、a total taboo や clear the prelims がその世界の決まりごとを持ち込む。第2話は励ます・語る・評する回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第2話は大会当日。人を送り出す言葉と、仕組みを説明する英語がまとめて手に入る回です。
いちばん効いたのは、「そろそろ舞台裏へ。うまくいきますように」という送り出しでしたね。
Break a leg. / catch ~'s eye / be a tough act to follow / a total taboo など、人を送り出し、決まりごとを語るときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 四月は君の嘘 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・四月は君の嘘製作委員会 に帰属します。