The tables have turned.
意味形勢が逆転した。
- Looks like the tables have turned.
- A year ago they were begging us. The tables have turned.
💡 turn the tables は盤面をひっくり返す=立場を逆転させる。ボードゲームで盤ごと回して有利不利を入れ替えた、という故事から来ています。劣勢だった側が優位に立ったときに使うのが正しく、もともと強い側が勝っても使いません。
Episode Summary
The mansion's owner admits how the book came to be written, and is told plainly what that cost the writer. Later the client explains why he wanted it burned: a last argument with his father, years of regret afterwards, and no way left to apologize. The language is accusation and remorse: the audacity to refuse, couldn't bring himself to read it, deciding to make amends.
これは 上級レベル版。The tables have turned. / have the audacity to ~ / bring oneself to ~ / make amends のような表現に、amends / audacity / remorse / heartache / inexcusable のような語彙を合わせました。すべて第4話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第4話の言い争い・打ち明け話・報酬を断る場面から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
The tables have turned.
意味形勢が逆転した。
💡 turn the tables は盤面をひっくり返す=立場を逆転させる。ボードゲームで盤ごと回して有利不利を入れ替えた、という故事から来ています。劣勢だった側が優位に立ったときに使うのが正しく、もともと強い側が勝っても使いません。
be tempted to ~
意味〜したい誘惑に駆られる
💡 tempt は心を誘う。受け身でしたい気持ちになっていることを表しますが、実際にはしていないのが含みです。だから I'm tempted to quit. は辞表ではなく、ぼやきとして受け取られます。
not know squat about ~
意味〜のことを何ひとつ分かっていない
💡 squat はゼロ・何もを表すくだけた語。don't know anything よりも刺があり、相手を見下す調子がはっきり出ます。仕事の場には持ち込まないほうがよい、口げんかの語彙です。
have the audacity to ~
意味ずうずうしくも〜する
💡 audacity は大胆さですが、この形では厚かましさという非難になります。面白いのは、言っている側が理不尽な場合も多いこと。自分の要求を断られて怒っている人の口から出てくることがよくあります。
make amends
意味埋め合わせをする
💡 amends は必ず複数形で使います。apologize が言葉で謝るのに対し、こちらは行いで償う。make amends for ~ で「〜の償いをする」、make amends with ~ で「〜と和解する」。
bring oneself to ~
意味どうしても〜する気になれない
💡 ほぼ否定形でしか使いません。能力の問題ではなく、気持ちが動かずにできないことを表します。I can't do it. が単なる不可なのに対し、こちらは抵抗感そのものを言い表します。
would kill for ~
意味〜のためなら何でもする
💡 物騒な見た目ですが、心底うらやましい・ほしいという誇張表現です。仮定法なので実際には何もしません。I'd kill for a coffee. のようにごく日常的な望みにも使われます。
one's goose is cooked
意味もうおしまいだ
💡 万事休すという古い言い回し。goose は自分のガチョウで、焼かれてしまえば取り返しがつかない、という絵柄です。軽口として使われることが多く、本当に深刻な場面では浮きます。
get wind of ~
意味〜を嗅ぎつける
💡 get wind of ~ は噂として伝わってくる。獲物のにおいを風が運ぶ、という狩りの言い回しが元です。知られたくないことが漏れる文脈で使うのが定型で、良い知らせにはまず使いません。
a sad excuse for ~
意味〜としては情けない代物
💡 excuse は「言い訳」ではなく名ばかりのもの。a poor excuse for ~ も同じ形で、名乗る資格がないという強い否定になります。人に向ければ相当きつく、物に向ければ軽口になります。
〈上級〉読み解く・突き放す・言い直す——くだけた場面で効く言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
sell oneself out to ~
意味〜に魂を売る
from cover to cover
意味最初から最後まで
Who in their right minds would ~?
意味まともな人間なら誰が〜するものか
be lost in the clouds
意味うわの空である
It's too late to ~
意味いまさら〜することはできない
I've got you figured out.
意味あなたのこと、読めてきた。
You gotta think about ~
意味〜のことも考えないと
How exactly do you ~?
意味いったいどうやって〜するのか
Grow up.
意味いいかげん大人になれ。
I don't know that I'd call ~ …
意味〜を…と呼ぶかどうかは分からないが
第4話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
could never bring oneself to ~No, I-- I could never bring myself to do it.
どうしてもそうする気になれなかった。
気持ちの上でできなかったことを表す型。能力や機会の問題ではないのが要点で、couldn't より could never のほうがずっとそうだったという持続を示します。ほぼ否定でしか使わない、決まった形です。
他にも使える例:
Who in their right minds would ~?Who in their right minds would turn down two million jewel?
まともな人間なら誰が二百万を断るものか。
修辞疑問——答えを求めない問いかけです。in one's right mind(正気で)を挟むことで、そんなことをするのは正気ではないという強い否定になります。怒りやあきれを含んだ言い方です。
他にも使える例:
If ~ got wind of …If the Magic Council got wind of how I actually made my fortune
もし評議会に嗅ぎつけられたら。
仮定法過去で、まだ起きていないが起きたら困ることを述べる型。got と過去形にすることで「実際にはまだ知られていない」ことが示されます。帰結節には would が来ます。
他にも使える例:
make amends
埋め合わせをする
言葉ではなく行いで償うという言い方です。apologize が口で謝ることなら、make amends は実際に何かをして埋め合わせること。amends は必ず複数形で、単数では使いません。for のあとには償う対象の出来事が、with のあとには和解する相手が来ます。すでに取り返しがつかない場面で出てくることが多い、重みのある表現です。
Looks like the tables have turned.
形勢が逆転したようだ。
But he had the audacity to say no.
だが彼は厚かましくも断った。
It's too late for me to ask for his forgiveness.
いまさら許しを請うことはできない。
Some of us would kill for that kind of memory.
そういう思い出のためなら何でもする人もいる。
I've got you figured out.
あなたのこと、読めてきた。
第4話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第4話は、責める・悔いる・償う回。The tables have turned. / have the audacity to ~ / bring oneself to ~ / make amends のような表現から、amends / audacity / remorse / heartache のような語彙まで扱いました。過ぎたことを悔やむ場面の言い方は、謝りきれないことを言葉にするときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第4話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第4話「親愛なるカービィへ」は、本に隠された秘密が明かされる回。前半は屋敷の主との言い争いで、その本がどう書かされたかが語られます。後半は依頼人の打ち明け話。父と子が最後に交わした言い争いと、それを悔やみ続けた歳月が語られ、本当の宛名が分かるところで第4話は閉じます。
この 上級版 では、The tables have turned. / have the audacity to ~ / bring oneself to ~ / make amends を中心に据えました。語彙は amends / audacity / remorse / heartache / inexcusable で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、過ぎたことについて語る英語です。「厚かましくも断った」「どうしてもできなかった」「いまさら許しは請えない」——取り返しのつかなさを言い表す型が並びます。締めくくりでは make amends が言葉ではなく行いで償うことを示し、the tables have turned が立場の逆転を一言で畳む。第4話は責める・悔いる・償う回です。
総合難易度:★★★★☆/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第4話は言い争いと打ち明け話が中心。責める・悔いる・断るときの型がまとめて手に入る回です。
いちばん効いたのは、「どうしてもその気になれなかった」という打ち明け方でしたね。
The tables have turned. / have the audacity to ~ / bring oneself to ~ / make amends など、責め、悔い、償うときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は フェアリーテイル の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・フェアリーテイル製作委員会 に帰属します。