be thwarted
意味阻まれる・頓挫する
- Our plan has been thwarted!
- The merger was thwarted at the last minute.
💡 thwart は「行く手をふさぐ」——発音はソート(th は無声)で、w は読みません。計画・企て・試みが主語になり、受け身で使うのがふつうです。fail が「しくじる」のに対し、thwart は「外から邪魔されて成らない」。
Episode Summary
Safe among the crowds, Izuku and his friends watch All Might, his withered true form now broadcast across the country, reel when All For One reveals that Shigaraki is his late master's grandson. Cheered on by bystanders, Endeavor and the other pros, and remembering his master's advice about his origins, he lands a final punch that spends the last embers of One For All, then points at the camera with a message only Izuku understands.
これは 上級レベル版。第49話は、グラントリノの叱咤激励、エンデヴァーの本音、そして決着後のデクの独白が英語の見どころです。use one's wits / a widening gap / one's admiration knows no bounds といった実際に作中で使われている表現に、thwart / nemesis / personification / rekindle / adoring のような語彙を合わせました。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第49話の恩師の教え・助言者の檄・同業者の告白から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be thwarted
意味阻まれる・頓挫する
💡 thwart は「行く手をふさぐ」——発音はソート(th は無声)で、w は読みません。計画・企て・試みが主語になり、受け身で使うのがふつうです。fail が「しくじる」のに対し、thwart は「外から邪魔されて成らない」。
use one's wits
意味知恵で切り抜ける
💡 wits は複数形で「機転・頭のはたらき」——知識ではなく、その場で回る頭のことです。keep one's wits about one(気を確かに保つ)、be at one's wits' end(万策尽きる)も定番。力任せの反対として使うと、いちばん効きます。
a widening gap
意味開いていく差
💡 widening は「広がりつつある」——gap をただの「差」から「開いていく差」に変えます。separate は他動詞で「隔てる」で、差のほうを主語に置くのが英語らしい形。close the gap(差を詰める)と対にして覚えると使えます。
one's admiration knows no bounds
意味〜の憧れはとどまるところを知らない
💡 bounds は「限界・境目」——know no bounds で「際限がない」という決まり文句です。admiration / joy / gratitude / ambition のような気持ちを表す名詞と相性がいい。out of bounds(立ち入り禁止・範囲外)も同じ語。
aspire with one's whole heart to ~
意味心の底から〜を志す
💡 aspire は「高みを目指す」——後ろは to + 動詞の原形が基本です(aspire to be / aspire to do)。aspire to + 名詞も可。with one's whole heart は「まるごと・全身で」という副詞句で、ほかの動詞にも足せます。
keep one's origin in mind
意味原点を忘れずにいる
💡 keep ~ in mind は「心に留めておく」——remember が「思い出す」なのに対し、こちらは「ずっと置いておく」という継続です。origin は「始まりの地点」——出身にも、動機にも使えます。Bear ~ in mind は同義の硬い形。
the mantle ~ left behind
意味〜が遺した役目
💡 mantle はもともと「マント」——肩に掛けるもの=受け継ぐ役目という比喩です。take up / assume / inherit the mantle が定型。後継者の話でよく出てくる語で、新聞の見出しにも頻出します。
reprimand ~ for ~ing
意味〜を…したことで叱責する
💡 scold より硬く、公式な叱責——記録に残る注意にも使われる語です。for のあとは動名詞。受け身 be reprimanded の形が多い。a formal reprimand と名詞でも使えます。
be on the rise
意味増えつつある
💡 rise は名詞で「上昇」——on をつけて「上昇の途上にある」。increasing とほぼ同じですが、報道や報告書でよく使う言い方です。be on the decline(減りつつある)が対。
be left to ~
意味〜に託される
💡 leave ~ to … の受け身——「あとは〜の手に委ねられた」という形です。主語は仕事・判断・後始末。be left up to ~ と up を挟むと、より「裁量に任せる」寄り。be left with ~ は「〜が手元に残る」で別物です。
〈上級〉務めを言葉にする・奮い立たせる・そっとしておく——改まった場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
fulfill one's duty
意味務めを果たす
drive ~ to + 動詞の原形
意味〜を…に駆り立てる
It's do-or-die.
意味やるしかない。
pray for one's victory
意味〜の勝利を祈る
cry out for ~
意味〜を切実に求める
the scope of the damage
意味被害の広がり
clench one's fist
意味こぶしを握りしめる
go down a long, hard road to ~
意味長く険しい道のりを経て〜する
Let him be.
意味そっとしておこう。
stand victorious
意味勝者として立つ
第49話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
The reason ~ is because …(〜なのは…だからだ)The reason crime is on the rise everywhere is because citizens have no one to believe in.
各地で犯罪が増えているのは、市民に頼れる存在がいないからだ。
本来は The reason ~ is that … が正式——is because は話し言葉で広く使われる形です。書面では that に直すのが無難。理由を文の後半に置けるので、先に話題を立ててから種明かしをする運びができます。短くするなら That's because ~。
他にも使える例:
For + 人 + to + 動詞の原形(〜が…するには)For that to happen, people need a symbol.
それが起きるには、人々に象徴が要る。
to 不定詞の前に for + 名詞を置くと、「誰が/何がそうするのか」を示せます(意味上の主語)。文頭に出すと条件のように働くのがこの用法。It is ~ for 人 to … の形でもおなじみです。for that to happen は決まり文句として丸ごと使えます。
他にも使える例:
did everything 主語 could to + 動詞の原形(できるかぎりのことをして〜した)I did everything I could to get ahead of you.
あんたの前に出ようと、できることは全部やった。
everything I could はeverything (that) I could do の do が落ちた形——これで自然です。後ろに to + 原形を足して目的を言います。結果が伴わなかったときに置かれることが多く、弁明にも、無念の表明にもなる言い方。
他にも使える例:
use one's wits
「知恵で切り抜ける」
⭐ 正面からでは止められない、と告げたあとの一言。wits は複数形で「その場で回る頭」——知識でも力でもなく、機転のことです。use your wits は「頭を使え」よりも「工夫でしのげ」に近い。keep one's wits about one(気を確かに保つ)、be at one's wits' end(万策尽きる)も、あわせて覚えておくと便利です。
Our plan has been thwarted!
こちらの策は潰えた。
Use your wits!
知恵を使え。
It's do-or-die.
やるしかない。
Their united voices cry out for your victory!
人々の声がひとつになって、あなたの勝利を求めている。
Pros and citizens everywhere are praying for your victory.
プロも市民も、みなあなたの勝利を祈っています。
第49話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第49話は、原点に戻る・務めを果たす・次へ渡す回。use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ のような表現から、thwart / nemesis / personification / rekindle のような硬い語彙まで扱いました。後任に引き継ぐときの言い回しとして、そのまま持ち出せます。
編集部が実際に観て厳選した、第49話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第49話「ワン・フォー・オール」は、原点に戻って、次へ渡す回。要所で差しはさまれるのは、恩師との日々の回想です——「なぜこぶしを握るのか、それを思い出せ」「原点を忘れずにいれば、限界の先へ行ける」「本物のヒーローは、命だけでなく心も救う」。路上では市民の声援が重なり、駆けつけた面々が「大したことはできないが」と手を貸す。そして最後に、短い一言で時代が引き継がれました。
この 上級版 では、use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ を中心に据えました。語彙は thwart / nemesis / personification / rekindle / adoring で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、人を奮い立たせる英語です。「原点を忘れずにいれば、限界の先へ行ける」「正面からでは止められない、知恵を使え」——ただ励ますのではなく、やり方を渡す言い方が並びます。そこへ同業者の告白が重なる——「働けば働くほど、差が開いていくのがはっきり見えた」。第49話は戻る・こらえる・渡す回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第49話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、「なぜこぶしを握るのか、それを思い出せ」という恩師の言葉でしたね。
use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ など、人を励まし、務めを言葉にするときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。