be thwarted
意味阻まれる・頓挫する
- Our plan has been thwarted!
- The merger was thwarted at the last minute.
💡 thwart は「行く手をふさぐ」——発音はソート(th は無声)で、w は読みません。計画・企て・試みが主語になり、受け身で使うのがふつうです。fail が「しくじる」のに対し、thwart は「外から邪魔されて成らない」。
Episode Summary
Between exchanges, the fight keeps cutting back to a classroom years earlier, where a teacher tells her student that remembering where he started is what carries anyone past their limit, and that saving a life is only half the job. On the ground an adviser shouts tactics rather than encouragement, and a rival admits that the harder he worked the clearer the widening gap became. By the end the work is handed on.
これは 上級レベル版。use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ のような表現に、thwart / nemesis / personification / rekindle / adoring のような語彙を合わせました。すべて第49話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第49話の恩師の教え・助言者の檄・同業者の告白から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
be thwarted
意味阻まれる・頓挫する
💡 thwart は「行く手をふさぐ」——発音はソート(th は無声)で、w は読みません。計画・企て・試みが主語になり、受け身で使うのがふつうです。fail が「しくじる」のに対し、thwart は「外から邪魔されて成らない」。
use one's wits
意味知恵で切り抜ける
💡 wits は複数形で「機転・頭のはたらき」——知識ではなく、その場で回る頭のことです。keep one's wits about one(気を確かに保つ)、be at one's wits' end(万策尽きる)も定番。力任せの反対として使うと、いちばん効きます。
a widening gap
意味開いていく差
💡 widening は「広がりつつある」——gap をただの「差」から「開いていく差」に変えます。separate は他動詞で「隔てる」で、差のほうを主語に置くのが英語らしい形。close the gap(差を詰める)と対にして覚えると使えます。
one's admiration knows no bounds
意味〜の憧れはとどまるところを知らない
💡 bounds は「限界・境目」——know no bounds で「際限がない」という決まり文句です。admiration / joy / gratitude / ambition のような気持ちを表す名詞と相性がいい。out of bounds(立ち入り禁止・範囲外)も同じ語。
aspire with one's whole heart to ~
意味心の底から〜を志す
💡 aspire は「高みを目指す」——後ろは to + 動詞の原形が基本です(aspire to be / aspire to do)。aspire to + 名詞も可。with one's whole heart は「まるごと・全身で」という副詞句で、ほかの動詞にも足せます。
keep one's origin in mind
意味原点を忘れずにいる
💡 keep ~ in mind は「心に留めておく」——remember が「思い出す」なのに対し、こちらは「ずっと置いておく」という継続です。origin は「始まりの地点」——出身にも、動機にも使えます。Bear ~ in mind は同義の硬い形。
the mantle ~ left behind
意味〜が遺した役目
💡 mantle はもともと「マント」——肩に掛けるもの=受け継ぐ役目という比喩です。take up / assume / inherit the mantle が定型。後継者の話でよく出てくる語で、新聞の見出しにも頻出します。
reprimand ~ for ~ing
意味〜を…したことで叱責する
💡 scold より硬く、公式な叱責——記録に残る注意にも使われる語です。for のあとは動名詞。受け身 be reprimanded の形が多い。a formal reprimand と名詞でも使えます。
be on the rise
意味増えつつある
💡 rise は名詞で「上昇」——on をつけて「上昇の途上にある」。increasing とほぼ同じですが、報道や報告書でよく使う言い方です。be on the decline(減りつつある)が対。
be left to ~
意味〜に託される
💡 leave ~ to … の受け身——「あとは〜の手に委ねられた」という形です。主語は仕事・判断・後始末。be left up to ~ と up を挟むと、より「裁量に任せる」寄り。be left with ~ は「〜が手元に残る」で別物です。
〈上級〉務めを言葉にする・奮い立たせる・そっとしておく——改まった場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
fulfill one's duty
意味務めを果たす
drive ~ to + 動詞の原形
意味〜を…に駆り立てる
It's do-or-die.
意味やるしかない。
pray for one's victory
意味〜の勝利を祈る
cry out for ~
意味〜を切実に求める
the scope of the damage
意味被害の広がり
clench one's fist
意味こぶしを握りしめる
go down a long, hard road to ~
意味長く険しい道のりを経て〜する
Let him be.
意味そっとしておこう。
stand victorious
意味勝者として立つ
第49話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
The reason ~ is because …(〜なのは…だからだ)The reason crime is on the rise everywhere is because citizens have no one to believe in.
各地で犯罪が増えているのは、市民に頼れる存在がいないからだ。
本来は The reason ~ is that … が正式——is because は話し言葉で広く使われる形です。書面では that に直すのが無難。理由を文の後半に置けるので、先に話題を立ててから種明かしをする運びができます。短くするなら That's because ~。
他にも使える例:
For + 人 + to + 動詞の原形(〜が…するには)For that to happen, people need a symbol.
それが起きるには、人々に象徴が要る。
to 不定詞の前に for + 名詞を置くと、「誰が/何がそうするのか」を示せます(意味上の主語)。文頭に出すと条件のように働くのがこの用法。It is ~ for 人 to … の形でもおなじみです。for that to happen は決まり文句として丸ごと使えます。
他にも使える例:
did everything 主語 could to + 動詞の原形(できるかぎりのことをして〜した)I did everything I could to get ahead of you.
あんたの前に出ようと、できることは全部やった。
everything I could はeverything (that) I could do の do が落ちた形——これで自然です。後ろに to + 原形を足して目的を言います。結果が伴わなかったときに置かれることが多く、弁明にも、無念の表明にもなる言い方。
他にも使える例:
use one's wits
「知恵で切り抜ける」
⭐ 正面からでは止められない、と告げたあとの一言。wits は複数形で「その場で回る頭」——知識でも力でもなく、機転のことです。use your wits は「頭を使え」よりも「工夫でしのげ」に近い。keep one's wits about one(気を確かに保つ)、be at one's wits' end(万策尽きる)も、あわせて覚えておくと便利です。
Our plan has been thwarted!
こちらの策は潰えた。
Use your wits!
知恵を使え。
It's do-or-die.
やるしかない。
Their united voices cry out for your victory!
人々の声がひとつになって、あなたの勝利を求めている。
Pros and citizens everywhere are praying for your victory.
プロも市民も、みなあなたの勝利を祈っています。
第49話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第49話は、原点に戻る・務めを果たす・次へ渡す回。use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ のような表現から、thwart / nemesis / personification / rekindle のような硬い語彙まで扱いました。後任に引き継ぐときの言い回しとして、そのまま持ち出せます。
編集部が実際に観て厳選した、第49話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第49話「ワン・フォー・オール」は、原点に戻って、次へ渡す回。要所で差しはさまれるのは、恩師との日々の回想です——「なぜこぶしを握るのか、それを思い出せ」「原点を忘れずにいれば、限界の先へ行ける」「本物のヒーローは、命だけでなく心も救う」。路上では市民の声援が重なり、駆けつけた面々が「大したことはできないが」と手を貸す。そして最後に、短い一言で時代が引き継がれました。
この 上級版 では、use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ を中心に据えました。語彙は thwart / nemesis / personification / rekindle / adoring で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、人を奮い立たせる英語です。「原点を忘れずにいれば、限界の先へ行ける」「正面からでは止められない、知恵を使え」——ただ励ますのではなく、やり方を渡す言い方が並びます。そこへ同業者の告白が重なる——「働けば働くほど、差が開いていくのがはっきり見えた」。第49話は戻る・こらえる・渡す回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第49話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、「なぜこぶしを握るのか、それを思い出せ」という恩師の言葉でしたね。
use one's wits / keep one's origin in mind / the mantle ~ left behind / be left to ~ など、人を励まし、務めを言葉にするときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。