Episode Summary
A new year, a classroom full of exam talk, and a walk home in the rain where something long unsaid finally gets said. Meanwhile a teacher makes it plain that the finals leave no room for coasting. The language is pressure and confession: rest on your laurels, bottled up, head over heels, right around the corner.
これは 上級レベル版。rest on one's laurels / keep ~ bottled up / be head over heels / weasel out of ~ のような表現に、junkyard / trudging / beckoning / limping / steamed のような語彙を合わせました。すべて第20話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
🔥 Must-Know Expressions
10 expressions | 各解説つき
〈上級〉第20話の年明けの教室・雨の帰り道・コンクール前の説教から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
意味過去の実績にあぐらをかく
- mean you can rest on your laurels and waste time at the hospital.
- One good year doesn't mean you can rest on your laurels.
💡 laurel は月桂樹の冠——古代の勝者に贈られた栄誉です。その冠に腰かけて何もしないという絵で、過去の手柄に安住することを指します。必ず否定や警告の形で使われ、ほめ言葉にはなりません。複数形 laurels が固定で、単数にはしないのが決まりです。
意味悪だくみの相棒
- We could be roomies. Partners in crime.
- Those two have been partners in crime since school.
💡 直訳は「共犯者」ですが、実際の犯罪とは関係ありません。いつも一緒にいたずらや無茶をする仲を、おおげさに言って笑うのがこの表現の役どころです。親友・きょうだい・同僚に使えて、紹介のときに一言足すと場が和みます。単数の partner in crime でも同じ意味で通じます。
意味本気で取り組む
- See what you can do when you put your mind to it.
- You can learn it if you put your mind to it.
💡 心をそこに置く——気持ちを一点に向ければできるという励ましの形です。if / when 節の中に置くのが定番で、結果をほめる文と組み合わせます。try hard より「集中すれば」という含みが濃く、能力ではなく姿勢の問題だと言いたいときに効きます。it は状況を受けるので、他の語には置き換えません。
意味〜を胸にしまい込む
- You think you can keep it all bottled up?
- Don't keep it all bottled up.
💡 瓶に詰めて栓をする——感情を外に出さずにため込むという絵です。怒り・悲しみ・不満に使い、いつか噴き出すという含みが自然に付いてきます。keep / bottle ~ up のどちらの形もあり、bottle it up と動詞で使うほうが短くて便利。let it out が対になる言い方です。
意味首ったけだ
- Howdy's all head over heels.
- He's been head over heels since they met.
💡 頭がかかとを越える——もとは「宙返りするほど」という慌ただしさの表現でした。そこから恋に落ちた状態に定着し、head over heels in love が完全形です。in love を省いても通じるのが今の使い方。冷静さを失うほどという含みがあるので、静かな愛情には使いません。
06
I wasn't born yesterday.
意味そんな子どもじゃない。
- Come on. I wasn't born yesterday.
- I wasn't born yesterday — what really happened?
💡 昨日生まれたばかりではない——だまされるほど世間知らずではないという切り返しです。ごまかされたと感じたときに放つ形で、怒りというより呆れの色が濃い。過去形で固定されていて、I'm not born yesterday とは言いません。Don't play dumb. より柔らかく、冗談として受け止めてもらえます。
意味〜を…と競わせる
- You'll be pitting your Skills against the top young pianists in Japan.
- The format pits new writers against veterans.
💡 pit はもともと闘技場の「穴」——そこへ二者を放り込んで戦わせるという語源です。against が必ず要るのが形の要点で、受け身の be pitted against ~ のほうがよく見かけます。実力・作品・チームを対戦させる文脈で使い、compete with よりも「仕組まれた対決」という含みが出ます。
意味言い逃れて〜から抜ける
- You'd always weasel out of it.
- He weaseled out of the meeting again.
💡 weasel はイタチ——狭い隙間からするりと抜けるところから来ています。約束・当番・責任から、言い訳を使ってうまく逃れることです。はっきり非難の語なので、本人に向けると角が立ちます。get out of ~ が中立なのに対し、weasel out には「ずるい」という評価が乗ります。
意味話が飲み込める
- at least he gets the picture now that I'm a girl
- No need to explain — I get the picture.
💡 頭の中に絵が結ばれる——説明されなくても状況が分かるということです。I get the picture. と一言で使うのが最も多く、「もう十分、分かった」という打ち切りにもなります。understand より口語的で、込み入った事情を一息で了解するときに便利。Get the picture? と問えば「分かった?」という確認になります。
10
the bottom of the heap
意味最下層
- Bottom of the heap again, man.
- New job, bottom of the heap again.
💡 heap は「積み上がった山」——その一番下という位置の比喩です。組織・順位・階層のどれにも使え、自嘲として言うことが多い。the top of the heap が対になる形で、この二つで一組として覚えられます。pile と入れ替えても通じますが、heap のほうが決まり文句です。
📚 Essential Vocabulary
10 words | 英語&日本語の解説つき
junkyard (n.)ENa yard where scrap is piledJP廃品置き場
lemonade (n.)ENa drink made from lemonsJPレモネード
trudging (v.)ENwalking heavily and slowlyJP重い足どりで歩く
beckoning (v.)ENsignalling someone to comeJP手招きしている
handkerchief (n.)ENa small square of clothJPハンカチ
limping (v.)ENwalking with an uneven stepJP足を引きずっている
steamed (adj.)ENannoyed, in slangJPむっとしている
medic (n.)ENa person who gives medical aidJP衛生兵
roomies (n.)ENroommates, informallyJPルームメイト
mule (n.)ENa pack animalJP荷役用のラバ
💬 Useful Phrases
10 expressions
〈上級〉言い返す・急かす・見くびる——くだけた場面で効く言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
意味何としてでもやる
- That just means I'll have to do whatever it takes to keep her.
- We'll do whatever it takes to finish on time.
意味そっちこそ。
- Right back at you.
- Happy birthday! — Right back at you.
意味〜に目を留める
- As if she'd ever give you a second look.
- Nobody gave the old chair a second look.
意味まったくもう
- The finals are in February, for crying out loud.
- Pick up the phone, for crying out loud.
05at the head of the pack
意味先頭集団にいる
- I'd like to say that he's at the head of the pack
- She finished at the head of the pack.
意味一流の舞台で
- You're playing in the big leagues now.
- This client puts us in the big leagues.
07right around the corner
意味もう目前だ
- The finals are right around the corner.
- Exams are right around the corner.
意味積もれば大きい。
- An hour here, an hour there. It adds up.
- Ten minutes a day — it adds up.
意味代役
- And a stand in and a pack mule.
- She was only a stand-in that night.
10be on someone's bad list
意味嫌われ役になる
- You are officially on my bad list.
- Forget her birthday and you're on her bad list.
🎯 Grammar Patterns
3 patterns
第20話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
PATTERN 1
It'd be different if ~(〜なら話は別だが)
It'd be different if you had the time.
時間があるなら話は別だけど。
仮定法で「条件が違えば結論も違う」と示す形です。if 節は過去形——現実にはそうでないことを含みます。相手の申し出をやんわり断るのに向いていて、「その気持ちは分かるが」という含みを残せる。That would be different. と短く言うこともでき、会話でも文章でもよく使われます。
他にも使える例:
- It'd be different if we had a budget.(予算があれば話は別だ)
- It'd be different if she'd asked first.(先に聞いてくれていたら違った)
PATTERN 2
Even after ~, …(〜したあとも、…)
Even after we find it, I'll stay with you forever and ever.
見つかったあとも、ずっとそばにいるからね。
after だけなら単なる時間の前後ですが、even を足すと「それでもなお」という譲歩が乗ります。目的が達成されても関係は続く——期待を裏切る方向の予告として働くのが要点。後ろは名詞でも節でも置けるので、even after all this time のような形も作れます。
他にも使える例:
- Even after the move, we kept in touch.(引っ越したあとも連絡を取り合った)
- Even after ten years, it still works.(10年たっても動いている)
PATTERN 3
Now that 主語 ~(〜した以上)
Now that you know I'm a girl.
わたしが女の子だって分かった以上は。
now that は「今や〜なので」——時間ではなく理由を導く接続詞です。すでに起きた変化を前提にして次を言うのが役どころで、because より「状況が変わったから」という色が濃い。that は省けるので、Now you know ~ と書かれることもあります。文の途中で言い差すのも口語では自然です。
他にも使える例:
- Now that we're here, let's eat.(せっかく来たのだから食べよう)
- Now that I think about it, he was right.(考えてみれば彼が正しかった)
🎯 Today's Phrase
Native daily-use expression
★ TODAY'S PHRASE
take the bait
「まんまと乗せられる」
- They offered a free trial and I took the bait.
- He didn't take the bait this time.
- Don't take the bait — she's trying to provoke you.
⭐ 釣りの絵がそのまま残っている、使い勝手のよい表現です。bait は「餌」——針の付いた餌に食いついたという絵になっています。商売の勧誘・挑発・罠のどれにも使えて、自分について言えば苦笑い、人に向けて言えば忠告になります。Don't take the bait. は「挑発に乗るな」という定番の助言で、言い争いの場面で非常によく聞きます。餌を出す側は dangle the bait、広告の世界では bait and switch(おとり商法)という語もあります。だまされた自分を責めすぎない軽さがあるのが、この言い方のいいところです。
🎤 Shadowing Practice
5 sentences to repeat
01
Right back at you.
そっちこそ。
02
Come on. I wasn't born yesterday.
よしてよ、そんな子どもじゃない。
03
The finals are right around the corner.
最終予選はもう目前だ。
04
An hour here, an hour there. It adds up.
ここで一時間、あそこで一時間。積もれば大きい。
05
Bottom of the heap again, man.
また一番下からか。
🔁 この回で再会する表現
前に扱ったもの | 4 expressions
第20話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
🗝 EP20 Key Takeaways
most useful for daily English
〈上級版〉第20話は、発破をかける・言い返す・打ち明ける回。rest on one's laurels / keep ~ bottled up / be head over heels / weasel out of ~ のような表現から、junkyard / trudging / beckoning / limping のような語彙まで扱いました。雨の帰り道で交わされるやりとりは、長く言えずにいたことを切り出すときのひな型としてそのまま使えます。
rest on one's laurels
partners in crime
put one's mind to it
keep ~ bottled up
be head over heels
I wasn't born yesterday.
pit ~ against …
weasel out of ~
get the picture
the bottom of the heap
編集部が実際に観て厳選した、第20話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
★★★★★
5.0 / 5
第20話「手と手」は、年が明けた教室から始まります。進路の話、風邪、他愛のない言い合い——いつもの三人のやりとりが続く。場面は雨の帰り道へ移り、ずっと言えずにいたことがこぼれ出します。一方でコンクールの最終予選が迫り、師からの容赦のない発破がかかる。そして病室からの電話——行かなくていいと言いながら呼ぶ声で閉じます。
この 上級版 では、rest on one's laurels / keep ~ bottled up / be head over heels / weasel out of ~ を中心に据えました。語彙は junkyard / trudging / beckoning / limping / steamed で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、発破をかける英語です。「過去の実績にあぐらをかくな」「一流の舞台で戦うんだ」「最終予選はもう目前だ」——尻を叩いて前へ出させる言い方が並びます。打ち明ける側では keep ~ bottled up がため込んできた時間の長さを示し、I wasn't born yesterday. がごまかしは効かないと一息で伝える。第20話は発破をかける・言い返す・打ち明ける回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第20話は年明けの教室と雨の帰り道が舞台。軽口と、言えずにいた気持ちの言い方が並ぶ回です。
#突き放す英語
#言い切る型
#理屈の語彙
#評価の言い方
#第20話
#上級向け
第20話〈上級〉、お疲れさまでした 🏁
いちばん効いたのは、「過去の実績にあぐらをかくな」という一言でしたね。
rest on one's laurels / keep ~ bottled up / be head over heels / weasel out of ~ など、急かし、言い返し、打ち明けるときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 四月は君の嘘 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・四月は君の嘘製作委員会 に帰属します。