Episode Summary
The final episode is built around a letter: how the writer first heard him play, the instrument she switched to, the one lie she told, and the apologies she wants passed on. Between its pages, friends try clumsily to help. The language is confession and boundary-setting: it wasn't my place, just passing through, never looked back.
これは 上級レベル版。It's not my place to ~ / be just passing through / come back to haunt ~ / never look back のような表現に、neurotic / bawling / mopey / nuance / pessimistic のような語彙を合わせました。すべて第22話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
🔥 Must-Know Expressions
10 expressions | 各解説つき
〈上級〉最終話の手紙と、友人たちの会話から、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
01
It's not my place to ~
意味〜するのは私の立場ではない
- lt wasn't my place to barge in.
- It's not my place to comment on that.
💡 place は「立ち位置・分」——その役目にない者が口を出すべきでないという言い方です。遠慮を述べるときの定番で、謙遜にも、線引きにもなるのが要点。It's not my place to say, but ~ と続ければ断ったうえで言うという前置きになります。職場でも家庭でも角が立たない便利な形です。
意味〜へ気持ちを移す
- I'm sure he's moved on to some other girl by now.
- She's moved on to a new job.
💡 move on は「先へ進む」——過去を引きずらずに次へ行くことです。恋愛・仕事・話題のどれにも使えて、to ~ で行き先を示します。to を落とした move on だけだと「立ち直る・切り替える」という意味になり、行き先を言わないぶん重みが出ます。
意味後始末を押しつける
- I didn't want to leave a big mess behind
- Don't leave a mess behind when you go.
💡 散らかしたまま去る——物理的にも、人間関係にも使えます。behind が「あとに残して」を担うのが要点で、これがないと「散らかす」だけになります。去る側の責任を問う言い方なので、退職・引っ越し・別れの文脈でよく登場します。
04
be just passing through
意味通りすがりにすぎない
- It turns out I was just passing through.
- We're just passing through on our way north.
💡 通過するだけ——その場に留まらないことです。旅先で使えば文字どおり、人生や関係について使えば比喩——二重の読みが効くのがこの表現の妙。just が「ただ〜だけ」という軽さを足していて、重い内容を淡々と言うのに向きます。
意味あとで〜を苦しめる
- You'd come back to haunt me.
- That decision came back to haunt us.
💡 haunt は「亡霊が取りつく」——過去のものが戻ってきて離れないという絵です。ふつうは後悔や失敗に使う警告の表現ですが、ここでは冗談まじりの愛情表現として使われているのが面白いところ。come back to bite ~ が近い言い換えで、bite のほうが実害、haunt のほうが心理的という差があります。
意味その逆もまた然り
- can be so trivial and vice versa
- Teachers learn from students, and vice versa.
💡 ラテン語がそのまま英語に入った語です。直前に述べた関係を、入れ替えても成り立つと示します。文末にコンマを打って置くのが決まりで、説明をひとことで畳めるのが最大の利点。発音は「ヴァイスヴァーサ」が英語圏で最も一般的。書き言葉でも会話でも使えます。
意味〜に夢中だ
- everyone could tell that Tsubaki was crazy about you
- He's crazy about old cameras.
💡 気が変になるほど好き——人にも物にも使える言い方です。be crazy about ~ が「好き」なのに対し、drive ~ crazy は「いらいらさせる」——前置詞と形で意味が真逆になるので注意。love より軽く、like より強いという位置にあり、照れずに言えるのが便利なところです。
意味そばを離れない
- sticking by your side forever and ever
- She stuck by his side through all of it.
💡 stick は「くっつく」——離れずにいることです。stick by ~ だけだと「〜を見捨てない・味方し続ける」という支持の意味になり、side を足すと物理的な近さまで含みます。苦しいときに離れないという含みが自然に乗るので、友情や家族を語る場面で効きます。
意味振り返らずに進む
- I ran. And I didn't look back.
- She left at twenty and never looked back.
💡 後ろを見ない——決断したら迷わないという姿勢です。and never looked back という形で文の締めに置くのが定番で、その後うまくいったという含みまで伝わります。後悔しなかったという評価が入るのが要点で、単に「振り向かなかった」という描写ではありません。
10
Now's not the time to ~.
意味今はそんな場合じゃない。
- Now's not the time to be heartless.
- Now's not the time to argue.
💡 Now is not the time の縮約で、やっていることを止めさせるときの形です。相手の態度そのものを正すのに向いていて、be + 形容詞を続けられるのが便利なところ。Don't ~ と命令するより角が立たないのは、「今は」と時を限っているから。いつかは許されるという含みが残ります。
📚 Essential Vocabulary
10 words | 英語&日本語の解説つき
neurotic (adj.)ENanxious and obsessiveJP神経質な
quitter (n.)ENone who gives up easilyJPすぐ投げ出す人
bawling (v.)ENcrying loudlyJP泣きじゃくっている
crayons (n.)ENsticks of coloured waxJPクレヨン
mopey (adj.)ENgloomy and listlessJPめそめそした
superglue (n.)ENa very strong adhesiveJP瞬間接着剤
tiptoes (n.)ENthe tips of the toesJPつま先立ち
nuance (n.)ENa subtle shade of expressionJP機微
pessimistic (adj.)ENexpecting the worstJP悲観的な
recital (n.)ENa small public performanceJP発表会
💬 Useful Phrases
10 expressions
〈上級〉少しずつ・割り込む・慣れてもらう——くだけた場面で効く言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
意味少しずつ
- Those hospital stays got longer bit by bit.
- The cost crept up bit by bit.
意味そういう人なんだよ。
- That's just who he Is.
- He forgets everything. That's just who he is.
意味〜のこととなると
- When it comes to friends.
- When it comes to deadlines, she's ruthless.
意味心にぽっかり穴が空いている
- And Kosei is empty inside.
- He's been empty inside since the news.
意味ただそれだけのこと。
- Easy as that, huh?
- Press the button. Easy as that.
意味ありきたりすぎる
- Following my brother's rival would be such a cliche.
- A rainy goodbye? Such a cliche.
意味どういうつもり?
- Oh, what's the big idea?
- Hey — what's the big idea?
意味慣れてもらうよ。
- Get used to It.
- I sing in the morning. Get used to it.
意味ずかずか入り込む
- He barged tn without knocking.
- Don't barge in during the meeting.
意味その場で即座に
- So I switched then and there.
- I signed it then and there.
🎯 Grammar Patterns
3 patterns
第22話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
PATTERN 1
It turns out (that) ~(結局〜だった)
It turns out I was just passing through.
結局わたしは、通りすがりだったみたい。
あとになって分かったことを述べる形です。turn out が「結果として〜と判明する」——予想と違っていたという含みが要点。that は省くのがふつうで、It turned out ~ と過去形にもできます。種明かしの合図として働くので、話の転換点に置かれることが多い形です。
他にも使える例:
- It turns out we'd met before.(実は前に会っていた)
- It turned out to be a mistake.(結局それは誤りだった)
PATTERN 2
I don't think it has to be ~(〜である必要はないと思う)
I don't think it has to be some grand gesture.
そんな大それたことじゃなくていいと思う。
have to be で「〜でなければならない」——それを I don't think で打ち消す形です。直接 It doesn't have to be ~ と言うより柔らかいのが要点で、自分の意見だと断ってから相手の思い込みをほぐせます。some を添えると「なにか大げさな」という軽い皮肉が乗ります。
他にも使える例:
- I don't think it has to be perfect.(完璧でなくていいと思う)
- I don't think it has to be today.(今日でなくてもいいのでは)
PATTERN 3
Do you think you'll ~?(〜すると思う?)
Do you think that you'll remember me a little from time to time?
ときどきでいいから、思い出してくれるかな。
相手の未来の行動を、控えめに尋ねる形です。Will you ~? が依頼に近いのに対し、Do you think you'll ~? は予想を聞く——断られても傷つかない距離が保てます。that は省けるので、会話ではほぼ落とします。頼みごとをためらうときに効く形です。
他にも使える例:
- Do you think you'll come?(来られそう?)
- Do you think you'll stay long?(長くいる予定?)
🎯 Today's Phrase
Native daily-use expression
★ TODAY'S PHRASE
when it comes to ~
「〜のこととなると」
- When it comes to food, he's fussy.
- When it comes to deadlines, nobody's better.
- She's shy, but when it comes to music she's fearless.
⭐ 話題を一つに絞り込むときの、最も便利な前置きです。come to ~ が「〜に話が及ぶ」——その領域に限ればという限定を作ります。後ろは名詞か動名詞——to は前置詞なので、when it comes to cook ではなく cooking になるのが最大の注意点。これは頻出の間違いなので、to のあとは -ing と覚えてしまうと安全です。前半で一般論、後半で例外を言う形と相性がよく、He's calm, but when it comes to ~ のように使うと対比がきれいに決まります。文頭でも文中でも置ける柔軟さがあり、面接・プレゼン・雑談のどこでも出番があります。
🎤 Shadowing Practice
5 sentences to repeat
01
lt wasn't my place to barge in.
割り込むのは、わたしの立場じゃなかった。
02
It turns out I was just passing through.
結局わたしは、通りすがりだったみたい。
03
When it comes to friends.
友だちってことになると。
04
Easy as that, huh?
ただそれだけのこと、ってわけ。
🔁 この回で再会する表現
前に扱ったもの | 4 expressions
第22話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
🗝 EP22 Key Takeaways
most useful for daily English
〈上級版〉第22話は、打ち明ける・線を引く・送り出す回。It's not my place to ~ / be just passing through / come back to haunt ~ / never look back のような表現から、neurotic / bawling / mopey / nuance のような語彙まで扱いました。不器用に支え合う友人たちの会話は、気の利いたことが言えないときにどう寄り添うかのひな型としてそのまま使えます。
It's not my place to ~
move on to ~
leave a mess behind
be just passing through
come back to haunt ~
and vice versa
be crazy about ~
stick by one's side
never look back
Now's not the time to ~.
編集部が実際に観て厳選した、第22話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
★★★★★
5.0 / 5
第22話「春風」は、一通の手紙が読まれていく回です。出会いの記憶、選ばなかった道、ひとつだけついた嘘——それらが宛名の相手に向けて並べられていきます。合間には、友人たちが不器用に支え合う会話が挟まれ、気の利いたことは言えなくていいという助言が置かれる。そして最後、季節がめぐってくるところでシリーズは幕を閉じます。
この 上級版 では、It's not my place to ~ / be just passing through / come back to haunt ~ / never look back を中心に据えました。語彙は neurotic / bawling / mopey / nuance / pessimistic で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、距離をはかりながら打ち明ける英語です。「割り込むのは私の立場じゃなかった」「通りすがりにすぎなかった」「振り返らずに走った」——自分の位置を言葉で決めてから話す言い方が並びます。締めくくりでは and vice versa が逆もまた然りを一語で畳み、come back to haunt ~ が忘れさせないという約束に転じる。第22話は打ち明ける・線を引く・送り出す回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第22話は最終話。打ち明ける言い方と、背中を押す言い方が並ぶ回です。
#突き放す英語
#言い切る型
#理屈の語彙
#評価の言い方
#第22話
#上級向け
第22話〈上級〉、お疲れさまでした 🏁
いちばん効いたのは、「割り込むのは私の立場じゃなかった」という一言でしたね。
It's not my place to ~ / be just passing through / come back to haunt ~ / never look back など、打ち明け、線を引き、送り出すときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 四月は君の嘘 の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・四月は君の嘘製作委員会 に帰属します。