suppress ~
意味〜を抑え込む
- The Quirk he'd been suppressing began to rage and take over.
- She suppressed a yawn and kept listening.
💡 sup-(下へ)+ press(押す)——出てこようとするものを、押さえつけるという語です。感情・あくび・情報・反乱と広く組みます。hold back より硬く、意識的な響き。名詞は suppression。
Episode Summary
Two students are found in the dark, one hurt and one whose power has slipped its leash. The explanation is quick and practical: the thing they are facing has a weakness to light, and if it can be led toward a fire it can be contained. A plan is put together on the spot — imperfect, but workable — and the group forms up to escort a classmate back. Elsewhere, a student who has just come round asks herself the only two questions that matter: what is the worst case, and what is the smartest thing to do right now.
これは 上級レベル版。suppress ~ / take risks / the worst-case scenario / correct one's trajectory のような表現に、indignation / frenzy / retrieval / indiscriminate / heroism のような語彙を合わせました。すべて第44話で実際に話されている英語です。もう一方のレベルは〈中級〉版でどうぞ。
〈上級〉第44話の状況の説明・進路の相談・八百万の立て直しから、手応えのある表現を10個。すべて作中で実際に話されている英語です。
suppress ~
意味〜を抑え込む
💡 sup-(下へ)+ press(押す)——出てこようとするものを、押さえつけるという語です。感情・あくび・情報・反乱と広く組みます。hold back より硬く、意識的な響き。名詞は suppression。
righteous indignation
意味義憤
💡 indignation は「不当さへの怒り」——単なる anger とは違い、理由のある怒りです。righteous(正しい)を添えるのが定型で、「もっともな怒り」という評価が入ります。やや皮肉に使われることもあるので、文脈に注意。
contain ~
意味〜を食い止める
💡 中に留めておく——広がらないように封じるという形です。火事・流出・感染・騒ぎに使われ、報道でも頻出。「含む」という意味の contain と同じ語で、「入れ物の中に収める」という発想は共通です。
have a weakness to ~
意味〜に弱い
💡 weakness は「弱点」。to のあとに、効いてしまうものを置きます。be weak against ~ とも言え、a weakness for ~ なら「〜に目がない」——前置詞ひとつで、弱点か好物かが分かれます。
take risks
意味危険を引き受ける
💡 risk は「取りにいくもの」——take a risk / take risks の形で使います。run a risk が「危険にさらされる」のに対し、take は自分から選ぶのが違い。risk ~ing なら「〜する危険を冒す」。
so long as ~
意味〜でありさえすれば
💡 as long as と同じ意味で、条件をひとつだけ立てる形です。時間の「〜する限り」にも使えますが、so long as はほぼ条件専用。節の中は未来でも現在形にします。
serving as ~
意味〜の役を担うこと
💡 本来の姿とは別に、その役を果たすという形。人にも物にも使えます。act as ~ とほぼ同じですが、serve のほうが「務めとして」という響き。肩書きや役割の説明に向きます。
draw the attention of ~
意味〜の注意を引きつける
💡 draw は「引き寄せる」。attract attention とほぼ同じですが、draw のほうが少し硬い言い方です。避けたいときにも、狙うときにも使えて、draw attention to ~ なら「〜に目を向けさせる」。
the worst-case scenario
意味最悪の筋書き
💡 scenario は「想定される筋書き」。worst-case とハイフンでつなぐのが決まりです。best-case / base-case と並べて、三つの見通しを示すのが実務での使い方。落ち着いて考えるための道具になる言い方です。
correct one's trajectory
意味軌道を修正する
💡 trajectory は「飛んでいく道筋」。物理の用語ですが、経歴や事業の「進路」にも比喩で使われます(her career trajectory)。correct は「正しい」ではなく動詞の「直す」です。
〈上級〉見通しを述べる・段取りを決める・引き取る——張りつめた場面で使う言い回しを10個。Must-Know とは別枠の実用表現です。
cut straight across
意味まっすぐ横切る
lose consciousness
意味意識を失う
Measure the distance with your eyes.
意味目測で距離を測って
the smartest thing you can do
意味いちばん賢い手
It's the safest place now.
意味いまはそこがいちばん安全だ
be laid up in bed
意味寝込んでいる
surround ~
意味〜を取り囲む
We'll deal with that later.
意味それはあとで
Don't fight against it.
意味逆らわないで
by chance
意味たまたま
第44話の実際のセリフから、書き言葉でも通用する上級構文を3つ。
I wouldn't be surprised if ~(〜しても驚かない)I wouldn't be surprised if he lost consciousness any moment now.
いつ意識を失ってもおかしくない。
仮定法で、可能性の高さを控えめに言う形です。if 節は過去形にします(if he lost、if he loses ではありません)。断定を避けながら、ほぼ確実だと伝えられるので、見通しを述べる場面で重宝します。心配にも、皮肉にも使えます。
他にも使える例:
no matter what the cost(どんな犠牲を払っても)But you wanna save your friend, no matter what the cost.
どんな犠牲を払っても、友を助けたいんだろう。
no matter + 名詞句で、条件をまとめて退ける形です。whatever the cost と書いても同じ。覚悟を示す言い方なので、軽い場面に使うと大げさに響きます。no matter the outcome / no matter the hour と応用できます。
他にも使える例:
with a group like this, we could ~(この面子なら〜できる)Honestly, with a group like this, we could probably even go up against All Might.
正直、この面子なら、オールマイト相手でもやれるかもしれない。
with + 名詞が条件を表しています(=If we had a group like this)。前置詞句ひとつで if 節のかわりができるのが要点。could が控えめな可能性を作り、even を足すと「〜でさえ」と幅が出ます。短く言い切れるので、会話でも文章でも便利です。
他にも使える例:
take risks
「危険を引き受ける」
⭐ 助けに行くか迷う相手に、障子がかけた言葉から。risk は「取りにいくもの」——take a risk / take risks が基本の形です。run a risk が「危険にさらされる」受け身寄りなのに対し、take は自分から選ぶのが違い。risk ~ing なら「〜する危険を冒す」(risk losing the deal)。覚悟を静かに示せる言い方です。
His Quirk has a weakness to light.
あいつの個性は、光に弱い。
But to save people, you have to take risks.
だが人を助けるには、危険を引き受けるしかない。
Plus, it's longer. We should cut straight across.
それに遠回りだ。まっすぐ突っ切ろう。
What would the worst-case scenario be, Momo?
最悪の筋書きは何か、考えるのよ。
Use your Quirk to correct our trajectory through the air.
個性で、空中の軌道を直してくれ。
第44話の台本には、前の回で扱った表現がまた出てきます。一度で覚えられるものはありません。ここで思い出しておくと定着します。
〈上級版〉第44話は、抑え込む・危険を引き受ける・最悪を想定する回。suppress ~ / take risks / the worst-case scenario / correct one's trajectory のような表現から、indignation / frenzy / retrieval / indiscriminate のような硬い語彙まで扱いました。八百万の自問は、取り乱さずに考え直すときのひな型としてそのまま使えます。
編集部が実際に観て厳選した、第44話の見どころと英語学習ポイント〈上級版〉。
第44話「がなる風雲急」は、暗い森で、仲間がひと組ずつ合流していく回。障子は何が起きたのかを手短に説明し、光に弱いこと、火のそばまで誘導できれば抑えられることを伝えます。出久が出したのは完璧ではないが、やってみる価値のある策。その場でまとまった一行は、まっすぐ突っ切って戻ると決めます。一方、気を失っていた八百万は目を覚まし、最悪の筋書きは何か、いま打てるいちばん賢い手は何かと自分に問い直しました。
この 上級版 では、suppress ~ / take risks / the worst-case scenario / correct one's trajectory を中心に据えました。語彙は indignation / frenzy / retrieval / indiscriminate / heroism で揃えています。いずれも作中に実在する英語です。
この回でとくに実用になるのは、状況を説明して、次の一手を決める英語です。「抑え込んでいたものが暴れ出した」「光に弱い」「まっすぐ突っ切ろう」「そこが今はいちばん安全だ」——原因・弱点・進路・安全が順に並びます。そして倒れた八百万は、最悪の筋書きは何か、いま打てるいちばん賢い手は何かと自分に問い直す。第44話は説明する・引き受ける・想定する回です。
総合難易度:★★★★★/英語学習価値:★★★★★/おすすめ度:★★★★★。第44話は騎馬戦の作戦会議。ルール説明とチーム編成が中心の回です。
いちばん効いたのは、「人を助けるには、危険を引き受けるしかない」という障子の言葉でしたね。
suppress ~ / take risks / the worst-case scenario / correct one's trajectory など、状況を説明し、最悪を想定して動くときに効く表現が揃いました。
気に入ったフレーズは声に出して、自分のものにしていきましょう。次回もお楽しみに!
※ 本記事は 僕のヒーローアカデミア の英語版を視聴した個人の学習メモです。
作品の権利は © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 に帰属します。